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「最大の既得権益と戦っている」小泉氏は河野氏支持

2021-09-15 18:30:17 | 日記

「最大の既得権益と戦っている」小泉氏は河野氏支持

 
自民党総裁選の告示まで、あと2日です。小泉進次郎環境大臣は14日、「新しいタイプのリーダー」だとして、河野太郎行政改革担当大臣の支持を表明しました。
 
■小泉氏 河野氏支持「新タイプのリーダー」 小泉進次郎環境大臣:
「河野さんが総理総裁になれば、日本も自民党も変わりますよ。そういう新しいタイプです。
これだけコロナで、日本も世界も変わる時に、自民党も変わらなければいけない。
その時に、誰が“党風一新”できるか、答えは明らかだと思います」
 
14日、小泉大臣は、「党風一新」という言葉を使い、自民党を改革するには、古い派閥主導の総裁選びを変える必要があると力説しました。
 
それを実現するため、自民党総裁選で河野大臣を支持すると表明したのです。
 
小泉進次郎環境大臣:「きょうも最大派閥(細田派)から、高市氏と岸田氏を支持する発言があったと聞いている。
 
言い換えれば、『河野太郎は絶対にダメだ』ということ。
 
その一点をもってしても、誰が自民党、日本を変えられる、新しいタイプのリーダーか明らかだ」
 
■小泉氏「最大の既得権益と戦っている」
 
小泉氏の会見の前、最大派閥の細田派は、河野氏を除く、岸田氏と高市氏の2人の候補を支持することを明らかにしました。
 
発言は、この動きを牽制(けんせい)した形です。
 
小泉進次郎環境大臣:
 
「なぜ、河野さんがこれだけ攻撃されるかというと、最大の既得権益と戦っているからなんです。
 
今までのやり方でやりたい、最大の抵抗勢力や既得権益と戦っているから、攻撃される。
 
そこに負けないようにするためには、党内の力学ではなくて、国民・党員の支持を基盤にした、改革に対する挑戦を続けなければいけない」
 
■「派閥横断」中堅・若手19人 河野氏支持 河野氏への支援表明は他にも…。
 
中堅・若手議員が立ち上げた「派閥横断の会」です。
 
石破派・平将明衆院議員:「派閥横断なので、ここは。石破会長にも仁義を切って、ご了解は頂いています」
 
14日の会合には、石破派の平将明議員や、細田派の柴山昌彦議員ら19人が参加し、河野氏の支持を明らかにしました。
 
河野太郎行革担当大臣:「皆さまのご推挙を頂いて、立候補させて頂くことになりました」
 
■石破氏も河野氏支援へ 「力を貸して」 さらに、動向が注目されている石破茂元幹事長も、河野氏の支援に回ることが分かりました。
 
15日、立候補の見送りを表明する見通しです。
 
節目となったのが、13日の河野氏との会談です。その席で河野氏は、石破氏に対し、直接支援を要請していたことを明らかにしました。
 
河野太郎行革担当大臣:「万が一、出馬されない時のご支援のお願い。もし河野太郎総理総裁が誕生することになった時には、挙党体制で取り組んでいかなければいけないことになりますので、ぜひその際はお力をお貸し下さい、というようなことをお願いした」
 
■岸田派「石破・河野連合は脅威だけど…」 河野氏と石破氏の連携に、岸田氏の陣営は警戒感を強めています。
 
岸田派・中堅議員:「石破・河野連合は、脅威は脅威だけどね。2人が連携したら、岸田が終わるって言われているかもしれないけど、どういう化学反応が起こるかは分からないよ」
 
(「グッド!モーニング」2021年9月15日放送分より)