文在寅が“自爆”へ…韓国経済「第2のIMF危機」急浮上で、北朝鮮からも「見捨て」られる文政権の悲
文在寅、万事休すへ
# 韓国
文在寅が“自爆”へ…韓国経済「第2のIMF危機」急浮上で、北朝鮮からも「見捨て」られる文政権の悲劇!
韓国「国の債務」がヤバいことに…!
9月1日、文在寅(ムン・ジェイン)政権下で韓国の負債が約38兆円以上増加する見込みだと韓国の各メディアが報道した。
8月31日の企画財政部が公表した資料によれば、来年の国家債務は約101兆円と、100兆円を始めて突破する見通しだという。
国内総生産(GDP)に対する国家債務比率は50.2%で初めて50%を越え、2017年に約62兆円であった国家債務は文在寅政権発足後5年間で約39兆円も増加した。
加えて、2017年に約2兆6000億円の赤字だった管理財政収支は、来年には約9兆円にまで増加する見通しで、文在寅政権初期(2018年)に試算された2022年管理財政支出が約6兆円であったから、当初の計画より大幅に増加していることになる。
文在寅で韓国経済はボロボロに…
文在寅大統領は過去の演説などで、韓国経済について下記のように“自信満々”に述べていた。
2019年 8月「韓国経済の基礎体力は堅固だ」
2019年 9月「韓国経済が困難な中でも正しい方向に進んでいる」
2020年 8月「韓国経済は奇跡のように持ちこたえた」
2020年11月「来年の上半期には正常軌道に戻ることができる」
2021年 1月「(実績を列挙したあと)今後の韓国経済の明るい見通しが示されている」
2021年 5月「韓国ニューディールは正しい方向だったことが証明されている」
韓国経済の悪さを肌で感じている韓国民が、文在寅大統領のこれら発言を信じているとは到底思えない。信じている者は文在寅大統領支持者くらいであろう。
文在寅の「空しい叫び」
コロナ禍であっても経済が持ち堪えているのであれば一定の評価はできるが、現在の国家財政状況は新型コロナウイルスだけを言い訳にするには悲惨な状態だ。
韓国の管理財政収支は2017年に約2兆6000億円の赤字であった。
文在寅政権初期に試算された2022年の管理財政収支は約6兆円の赤字だったが、今回の企画財政部の発表により約9兆円であることが明らかとなったのだから話にならない。
経済無策に批判が高まる
現状、韓国では国の負債を抑えるための議論がまともに行われていない。
昨年12月には企画財政部が財政準則の内容を盛り込んだ国家財政法の改正案を国会に提出したようだが、与党の反対などにより8ヵ月もの間保留されている状態だという。
文在寅大統領は直近の国務会議で
「韓国が主要先進国の中で最も早く、力強い経済回復を成し遂げた」
「政府は任期満了する最後の瞬間まで危機の克服、政府としての役割を果たさなければならない運命だ」
と予算案通過を呼び掛けた。
この期に及んでも韓国経済が回復傾向にあると信じて止まないようだ。
ズバリ「文災害」だ
この報道を見た韓国人からは、
「文在寅大統領は経済を知らなさすぎる。そのせいで下げると公言していた住宅価格まで上昇したんだ」
「コロナを言い訳にするな。コロナの感染が爆発する前から韓国経済は垂直落下していた」といった声や、
「“文災害”は韓半島5000年の歴史上最も無能で汚れた政権として記憶されることだろう」
「北朝鮮から指令されてわざと韓国を滅ぼしているのではないか」などという声すらあがっている。
なかには、
「第2の国際通貨基金(IMF)危機がやってくるかもしれない…」と1997年12月に韓国が通過危機を経験し、IMFからの資金支援の覚書を締結した件を持ち出す声もあった。
これに関しては、「IMFはドル不足で起きたことだから、今回は流石にその心配はないだろう」
「いまの韓国の大手企業は経営不振にもなっていない」と反論する者もいるが、それほど危機感が高まっているということは間違いないだろう。
文在寅の経済無策に批判が高まる
先月のハンギョレ新聞は、韓国銀行の発表した「2021年7月末の外貨準備高」という資料をもとに、外貨準備高が4586億8000万ドル(約50兆4500億円)で史上最大となったことがわかったと報道した。
この数字だけを見ると
韓国の世界8位(6月末時点)という順位に納得もいくが、韓国の外貨準備高は有価証券が4149億ドル(90.5%)、預金308億1000万ドル(6.7%)、金47億9000万ドル(1.0%)、IMFポジション46億7000万ドル(1.0%)、IMF特別引出権35億ドル(0.8%)という構成になっている。
文在寅が“自爆”へ…韓国経済「第2のIMF危機」急浮上で、北朝鮮からも「見捨て」られる文政権の悲劇!
有価証券などが大半を占めた外貨準備高に即効性があるとは到底考えられず、韓国経済の危機は依然として変わりないようにうかがえる。
でなければ、少し前まで金融危機で大騒ぎしていたトルコと通貨交換(スワップ)協定など締結しないだろう。
北朝鮮にも見捨てられる…
そういえば、文在寅大統領は2019年8月の演説で「南北が統一すれば8千万人の単一市場が誕生し、経済規模で世界トップ6入りすることも可能だ」と述べていたが、年々増加する負債は統一構想の足を引っ張っていないのだろうか…。
文在寅大統領は遅くとも2045年までの統一を目指している。
経済破綻寸前の北朝鮮を統一するには、韓国側に十分な資金がなくてはならないのだが、目の前の経済にすら手が回らない文在寅大統領が四半世紀先のことなど到底考えてもいないだろう。
現時点でも北朝鮮は韓国に対してそれほど良い反応を示してないが、経済が悪化する一方の韓国に完全に見切りをつける可能性だってある。
韓国に頼らなくとも北朝鮮の周辺には彼らに手を差し伸べる強国が存在するからだ。
文在寅大統領は北朝鮮という“憧れの国”と手を取り合う時のためにも、まずは自国の財政状態を早急に立て直す必要があるだろう。
あと半年の任期で成し遂げられるかはまた別の話だ