ヒストリー・オブ・バイオレンスを観た。タイトル通り、バイオレンス映画。主人公が本性を現して淡々と人を殺めていくその描き方が本当にうまい。決して派手ではない。本当に淡々と。そしてアゴをぶち抜かれ、掌底で顔面を叩き潰され、ショットガンで腹をぶち抜かれた人間たちが次々と描かれる。それと同時に主人公の家族も次第に変化してゆくのだが、これの描き方もお見事。ラストはすこしびっくり。
正義であれ、悪であれ、暴力がもたらす結果は同じとデビッド・クローネンバーグ監督自身がインタビューで答えていた。まさにそれがこの映画のテーマ。クローネンバーグ監督は何事も惜しげもなくやる。人の死に様が実にリアル。セックスシーンも大胆。だからこそ、映画が現実味を帯び、物凄い印象でこの映画のテーマが観客の脳裏に焼き付けられるのだ。実に分かっていらっしゃるお方。久々に脱帽です。
レンタル屋で借りたDVDに特典がついていなかったのが残念。メイキングがみたい。あと、カットされたエド・ハリス肋骨むきだしシーンもみたかったなあ。まあ、とにかく、久々にいいもん観たな。おすすめです。
正義であれ、悪であれ、暴力がもたらす結果は同じとデビッド・クローネンバーグ監督自身がインタビューで答えていた。まさにそれがこの映画のテーマ。クローネンバーグ監督は何事も惜しげもなくやる。人の死に様が実にリアル。セックスシーンも大胆。だからこそ、映画が現実味を帯び、物凄い印象でこの映画のテーマが観客の脳裏に焼き付けられるのだ。実に分かっていらっしゃるお方。久々に脱帽です。
レンタル屋で借りたDVDに特典がついていなかったのが残念。メイキングがみたい。あと、カットされたエド・ハリス肋骨むきだしシーンもみたかったなあ。まあ、とにかく、久々にいいもん観たな。おすすめです。
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