ICUROK!!

/^o^\/^o^\/^o^\/^o^\

ひと夏のハピネス

2010年08月09日 23時18分35秒 | 音楽

去る8月8日(日)はウィキおじさんによるとデブの日だそうだが、ワールドハピネス2010の日でもあった。
そしてこの日、私は生涯で初めてイエロー・マジック・オーケストラ御本尊を拝むことと相成ったのである。

以下、いつも通りなるべく簡単にライブレポ的なものを記すこととする。ただし内容的にかなりYMO贔屓するかもしれないのでご理解願いたい。
その他のバンドについて、他意はありませんから、なんだよもっと詳細に書け薄らハゲ!などと過激にならぬよう、宜しくお願いします。てか、詳細に知らんものはどう書けと言っても書けんがなという。まあ、そんなこんなで、みんな仲良く始めましょ。


当日雨雲が近づいているというニュースにビビリながら新木場に到着。当たり前だが人、人、人、人だらけ。列がなかなか進まず私が会場に入って席を確保するやいなやライブがスタートする。もっと早く行けばよかった…とはいわないもん…。


01.にほんのうた楽団

高田蓮氏が挨拶。バンド名の通り日本の童謡を歌うなど。まったりとした開始である。こっちは漸くレジャーシートを敷いて落ち着いたところで、雰囲気になじむべく辺りをキョロキョロ。


02.LOVE PSYCHEDELICO

いやはや、序盤の盛り上げ役を見事に務めていらっしゃったと思う。やはり生演奏は素晴らしいと思わせてくれた。安定感も凄い。pupaでお馴染み堀江氏と権藤氏もサポートで大活躍。こうして聴くとよい物でんな。


03.清 竜人

わいえむおーのシャツがほしいよー、おにいちゃん、わいえむおーのシャツがほしいよー。妹がうるさいので買い物だ。屋台村も物色して燃料を投入。ん…?これ以上何を言わせたいの?フェスってそんなもんだろ…?


04.MONGOL800

ビールうめえw


05.大橋トリオ

ジョンバトラーなんとか的な?バンジョーなんかも弾いてたっけ。なかなか技ありな。


06.Cocco

細っ!もう一度、細っ!登場の瞬間周りから「大丈夫…?」などと囁きが出てたしなあ…。でも、歌は凄くパワフルでね、いやいや、この歳になるとだんだんウルッとしちゃったりね。会場総立ち鳥肌総立ちイエァ。サポートメンバーも良くて、はたまた堀江氏が活躍。すごい何でも屋さん。


07.カヒミ・カリィ

カヒミ姐さん、カリィ姐さん、なんかエロイっす…。馬鹿なこといってないで、サポートにジム・オルーク氏という豪華さ。


08.RHYMESTER

ただでさえ暑いってのに、思いっきり会場を熱くしてくれた。さすが盛り上げるの上手いわ。お手の物といったところか。なんか妙に感心してしまった。そして、次に登場する日本語ラップの大先輩となるせいこう氏に見事な煽りをかまして終了。


09.□□□

四角いの三つ。せいこう氏がいっぱいいるぞー、という風貌。勿論本人もおりますがな。ラップやりつつ「なう!」とシャウト。曲中にプラスチックスのCOPYのあのフレーズを隠し味で持ち込むというサービスも。最後の曲はiPhoneから送られる時報の音を取り入れていた。かっこいいなーと思いつつ脳裏にP-MODELという逆らえない馬骨の血。


10.pupa

はいはい、来ましたプロ集団。ワールドハピネスの緩い空気に大変マッチしているわけでまったりタイムでございやす。安定した演奏に良質な電子音が流れ出す。
野郎ども(笑)は青シャツに黒パンツ。で、大地に咲く一輪の花こと知世ちゃんは可愛かったな。七分袖で袖の折り返しが左右黒と赤になってるシャツ。いいなー、あれ着たいなーぶっ裂けるけど。つーか、当日はしゃぎすぎて下ろしたてのシャツのボタンが吹っ飛んだのはここだけの話にしようぜ。あ、Twitterでも言ったか…。


11.安藤裕子

なんか感極まって泣いていたみたい。歌い方が凄く怖かった…。


12.ムーンライダーズ guest 小島麻由美

燃える人は燃えるんだよな。鈴木慶一氏といえば日本ロック界じゃ超凄い人なのよ!って、実はこの近辺の人々は攻めていたりするけど全く以ってよく分からないという…本当にごめんなさい…。ゲゲゲの女房映画版の歌もやってた。
ここから言うことはまじでファンの人いたらごめんなさいなんだけど、ってか言わなきゃいいんだけど、いつかどこかで言おうと思ってたから言っちゃうけど、鈴木氏が手がけたアウトレイジの曲、個人的にホントにダメダメだったよなあ、と…。ああ、日本語ムチャクチャだな。


13.サカナクション

いやー、これね、正直、後で登場する大御所プラスチックスを差し置いて、レフトステージ最大の盛り上がりだったと思う。
冒頭でアルクアラウンドの例のリードシンセの音使ってライディーンやってしまうと。で、そのまま曲に突入と。お見事すぎまっせ、いきまっせ。
MCで山口氏が「中学生の頃の自分に、YMOさんと同じステージに立てるんだから音楽頑張れと言ってやりたい」的な発言したのは粋だったなあ。
ううむ、タワレコで聴いただけで済ませてしまってすみませんでした。もっとちゃんと聴きます。


14.東京スカパラダイスオーケストラ

もう完全に流れがやばいわけです。もうこのあとはプラスチックス→YMOでしょ。それだけで相当熱いのに、いやはや、これまた盛り上げ上手。全部が全部アップテンポな曲。会場皆踊ってる異様な光景。いや、これでいいんだ!お約束通りアブソリュートエゴダンスもやってくれた。今更なんだという感じだが、演奏技術高すぎだわ。恐れ入りました。


15.プラスチックス

レフトステージに戻っていよいよ登場プラスチックス!で、肝心の私は遅めに会場入りしてしまったのでステージ右寄りに…。で、もっと肝心なのが、右寄りの人たちがあまり盛り上がっていないという…。こらーっ、駄目でしょ座っちゃあーwwwいくらまったりフェスとはいえ次で最後なんだからー!www
来年の布陣がどうなるかは知らんが、行くのであれば当たり前だがもっと早く会場入りせんとくんだな…。
しかしまあ、人力テクノはやはり風情があるわねえ。ヘッポコっぽいのが逆に良い味を出すのだよ、ふふ。屋敷豪太氏のオクタパッドさばきがすごすぎるわ。リズム隊命よのう。COPYにはじまりTOP SECRET MANで締め。衣装はこの前UST見たときとほぼ同じだったかな。


16.Yellow Magic Orchestra with 小山田圭吾・高田漣・権藤知彦

あー、あー、あー…。本当に生きてて良かった…。

まだまだ私が可愛い中学生くらいの頃に聴き始め、初めて自分で買ったCDがグリークシアターのライブ盤で、東芝のDVDシリーズが田舎で売ってなくてわざわざ東京まで買いに行って、高校時代にCDの再発があったときには授業終了と同時に悪友たちとママチャリすっ飛ばして買いに行って、なんだかんだでスケッチショウがあって、HASYMOがあって、幾度となく本格的な再結成活動があって…、それでも三人揃った生のYMOは見たことが無かったのだよ、お母さん!でも今日見れたんだよ!生んでくれてありがとう!おちんちんついてきちゃったけどお股にはさめばいいよねっ!って、何言ってるんだっ!

テンションがおかしな方向へ進んでしまったな。黙って読んでなさい、ちゃんとやるんだから(某写楽祭風に)。

M-01.LOTUS LOVE

いやー、いきなりこれだもの、良い意味で期待を裏切ってくれたというか。当然細野御大がボーカルを。で、教授の手元にはアープオデッセイが。はあああ!いかん、天に召される!
しかし教授のメガネがNHKのどてらYMOの時の瓶底っぽくてちょっと笑ってしまったなあ。幸宏氏は某海賊漫画の帽子トナカイみたいな感じで蝶ネクタイがやたらでかいのでコメディアンっぽい。

M-02.Day Tripper

まじっすかー。昨年はハローグッバイで始まったけど、今回はYMOアレンジのこいつを序盤に置いて一気に助走をつけてきた。もうね、リズム隊が神過ぎるのを何千回目かの再確認。たしか昔みたいな変拍子入れなかったかな…うろ覚え。

M-03.音楽

これまでも何回かやっているアレンジにて。いずれにせよ、生で聴いているわけね。おしっこ漏らしそうなのよね。ぼ~く~は~おっしk…やめよう。

M-04.体操

うはー!NHKのスコラで予言された通り、やって下さいました!会場は大歓声&ケイレンしてる。妙に切れの良いダンサーが登場し(orangesっていうユニットらしい)、教授は当然メガホンで指示出し。またもや輝くリズム隊。なんか、夏なのにWinter Liveに来たかのような、勝手にそんな気持ちに浸っていた。
欲を言えば、ダンサーの切れが良すぎたから、第一関節の力を抜いたショボいダンスもみたかったかも、なんて。

M-05.千のナイフ

BGMバージョンのドラムで始まった瞬間全身の毛が総立ち状態。昨年初めて披露して、スコラでもやってたあのバージョンだ。なもんだから、サプライズは無いけど、絶対に生で聴きたかった大好きな曲だから、もう、感無量でやんす。あーらーらーこーらーらーの部分といえば分かるだろうか、思わずあそこは手を振ってしまった。
もう一回欲を言えば、教授がアープでソロやってくれればなあ…。そのアープの位置ってワールドツアーのデジャブなわけで…。あの小山田氏のギターも若干食傷気味というか…。うむ、個人的に何かと思い入れの多い曲であるのは確かだ。

M-06.BEHIND THE MASK

うへぇ、時代がなんだか巻き戻っていないか。ちゃんと教授はボコーダーでやってくれているし、幸宏氏のフィルインがお馴染みのパターンでニヤニヤが止まらない。しかしまあ、どんどん生演奏率が高くなっている。こういうときに余計それぞれの技術が光ってくる。さすがプロ集団。

M-07.Tibetan Dance

これはけっこう前からやってたっけ?公式にサーヴィスってあるけど音楽図鑑だと思うんだぜ。教授の腰がクネクネしちゃう曲だよな。

M-08.Thank You For Talkin' To Me Africa

ゲストにクリスタル・ケイとスカパラが。スコラでも演奏されてたけど、これでもかとリズム隊命っぷりを魅せつける。歌をメインとしたらかなり豪華なバックバンドよね。

M-09.Rydeen

いつも通り79/07バージョンかなと身構えていたら見事に裏切られた!スカパラの吹き物部隊と一緒にガチンコ生演奏!すんげええぇ!ドラムがタイトでやはりライブのYMOはロックだなと思わせてくれる。間奏のSE攻撃がこれまたやばくってね、あれって良く見えなかったけど教授もSE出してたかな?もう防御し切れなかった。
いずれにせよ、初めて生で聴く雷電がこれとは、かなり強烈だった。カウントなしで始まったから余計にびっくりしたんだけど幸宏氏が「ごめん、カウント出すの忘れちゃった」的なこといってたから、予定では合図出してたのかな。そんなこと言いつつそつなくこなすのが、語彙力の無さも手伝って、本当に凄いとしか言いようが無いわ。

M-10.Fire Cracker

昨年同様のアレンジだった。電子音のカウント部分からニヤニヤ。教授もバリバリ弾いてまっせ、いきまっせ。細野御大はベースから木琴に持ち替え。サポートメンバーの音の割り当ても上手く馴染んでいた。最後はお約束の花火ドカーン!私の魂もドカーン!

M-11.Hello Goodbye

魂ドカーンした後、アンコールでドカーン。例のアレンジにて。最後の最後も安定感のある演奏で非常に良かった。
しかし、もう一回欲を言ってよいかしら…。あともう一曲欲しかったなあ、なんて。やはりカバーじゃなくて自分たちの曲で終わらせて欲しかったかも…。テーマに沿った曲だからまあいいけどね。


というわけで、怒涛のライブレポらしき文章をだらだら書いてきたわけだが、一日経った今でもなんかホワーとしちまって、つーか、小躍りしすぎて足腰痛いっす…。
でも、ワールドハピネスって全体的にレジャーシート敷いてまったりな雰囲気で良かった。やれいけそれいけアソパソマソなライブだったらYMOの頃にゃ既に死体だったかもしれんからの。

なんか思い起こせば思い起こすほど、書きたいこともいろいろ出てくるんだけど、夜が明けそうだからこのくらいにしておこうか。

今回の演奏が公になるのはWOWOWの放送みたいだけど地上波でも見れることを祈りつつ。来年のワールドハピネスも楽しみにしつつ。では。


30,000枚の踏み絵

2010年08月01日 22時27分58秒 | 戯言

さあ、八月ですよ奥様。

結局先月も2回しか戯言書いてないわけね。まあ、それはさておき、なんか知らないけど30,000ページビューを超えちゃってるのはどういうことなの。

振り返れば2006年からチンタラ戯言を綴ってるわけだから少ないほうなのかな?でも、30,000だよ?1円が30,000枚あったら30,000円なんだよ?30,000ルーブルじゃないんだよ?分かってる?

まあ、いつも言ってるけど、これでも案外来訪者様のことは気にしてんの。普段は阿呆みたいなこと言ってるが、本当は心優しくていつも回りのことを気にかけている紳士のような人間なんだから。紳士って言ってもあっち方面の紳士じゃないんだよ?分かってる?

「ちょっと待てよ!」

ん?なんだ?キムタクか?(微妙にネタが古いのは目を潰れ)

「30,000のうちオマエが幾つ踏んだかは考えたことあるか?」

はっ…!?

なるほど、「3分の2以上私です説」が存在するらしい。ガリレオ・ガリレイが心折れそうなくらい濃厚な説じゃあないか。

さてはて、ここまで書いて思う。毎度、自分語りにも程がある。

よくあるアレ、「異性に嫌われる行動パターン」とかに絶対書いてあるやつ。じゃあ、視点を変えて同性には好かれるのかな?結局同じなんじゃねえの説。同性にもフラれてしまうなんて本当に心折れそうなんだけどガリレオさん。


ええい、前置きが長すぎた!30,000ページビュー突破記念として、一肌脱ぎます!ぴろ~ん!

「ええーーーーーっ!」

あー、めんどくさい、止めだ、止め。かくしかくし…。

「ええーーーーーっ!」

なんだ、期待してたのか!?


ハイ、こういうのをれっきとした戯言というのね。先般自重するとか言っておきながらこのザマだ。次からはちゃんとやるからな。

今後も宜しく。