ICUROK!!

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メタボリック旅団まとめ:その2

2009年09月25日 23時17分07秒 | 戯言

では、「山とトンネルそして巨大構造物」な休日の続きを。前置き等は省略。


■ 9月22日

6:00起床。ブヨの大群に襲われながらも、これでもかと飯を食い、奥只見ダムへ向かう。天候は不安定で、時たま小雨がぱらつく。

奥只見ダムへ行くには「奥只見シルバーライン」なる道を抜ける必要がある。なんと全長22.6kmのうち18.1kmがトンネルという、まさに今回の旅のクライマックスともいえる、驚異的な道路なのである。よくぞこんなものを造ったとひたすら感心するばかり。片側一車線で、コンクリと岩肌で構成された内壁からは清水が滴り、路面は到る所が湿っている。照明はオレンジで薄暗く、延々と続く先のカーブには大きな矢印が電飾されていた。前日の関越トンネルなど比にならぬほどの大迫力。
まるでバットマンの秘密基地かなんかに向かっているようなワクワク感と、もしもここで車がエンコしたら…などという数多の不安や恐怖やらがチャンプルーされ、終始興奮しっぱなし。お蔭様で写真など撮る余裕は無かった。

で、トンネルくぐればさよなら駅だよ♪じゃなくて、いよいよダムに到着。

これは!またまた迫力あるぜい!

しかし、ダムってのは、どうも007ゴールデンアイの冒頭を思い出していけねえな!ちなみに、この写真はスタッフなんか写りこんでいないからな!

日本一の高さを誇る重力式コンクリートダムとのこと。ジェームズ・ボンドがここから飛び降りたらアーチ式じゃないから顔面強打して即死だな!

裏側。

テキトーなまとめ。
送電線、奥只見湖、工事銘板、エレベーター棟、水車ランナ。

電源開発㈱殿と鹿島建設㈱殿ですか。トンネルといい見事な仕事だ…。


さて、ダムを一通り見終わったところで売店周辺を散策。我々の到着は早すぎたようで、店中が開店準備に追われている。
そんな中、これまた興味深いモノを発見。ここらの店では岩魚が食べられるらしいのだが、開店準備のドタバタのさなか、仕込みの状態で放置してある。串刺しの状態でだ。

しかも…



ホイ!マイケルホイ!生きてやがる!口をパクパク!ゾンビーノ!
画太郎先生に是非描いていただきたいワンシーンではなかろうか。

奥只見ダムの最後は、お決まりの配管萌え。

分りやすいK社の仕切弁。口径は150A。一見すると、凄い取付け方だなあ。その他K社以外の仕切弁もあり、主に、岩魚の水槽周辺で使用されていた。

「すべります、ちゅいしてネ。」チョトダケネ!(日本語を覚えたてのドルフ・ラングレン風)


さて、メタボリック旅団一行は奥只見湖沿いの沈黙の断崖を攻略し、尾瀬に向かう。久しぶりの遥かな尾瀬、遠い空。

燧ケ岳に登る予定が時間と昼食の問題で、尾瀬沼周辺に変更。長蔵小屋で少ない食料を持ち寄り昼食タイムを取るも物足りず、結局裁ち蕎麦を注文。これが意外とイケるのだった…。
帰りは「食った分だけ消化」をする為、超早歩きで攻略。のぼりで太ももが、下りで膝が痛めつけられる。至福の一人SMタイム。

その後、更に「食った分だけ消化」をする為、「アルザ尾瀬の郷」という温泉へ向かう。実はこの温泉、今回が初めてではなく9~10歳頃に一度入ったことがある懐かしい場所だった。当時泊まっていた民宿も改築されていたものの現役だったので少し嬉しかった。

さあ、メタボリック旅団もいよいよ帰路に就く。前日、動く帝国ホテル内での仮眠だったためいよいよ睡魔が。
ところが「山とトンネルそして巨大構造物」は終わらない!最後の最後にやって来た五十里ダム!

これまた、デデーン♪と大迫力で…。五十里湖周辺も素晴らしい景色が広がっていた。
ただね、もうね、正直ダム疲れだよ。ここまで規模で見せ付けられるとね、僕ちゃんお腹一杯。そんで調子に乗って道の駅でアイスに餅に焼き鳥まで食って、またまた僕ちゃんお腹一杯。これじゃあ、痩せる気配一向に無し!
で、無事帰宅後もガッツリおいしいご飯をいただきましたとさ!めでたしめでたし!


じゃっくはうああぁ、疲れた!どんだけ書けば気が済むのよ。以上で勝手に大型連休特集は終了です。その後の日は何をしていた?などと聞いてはいけない。
そうそう(珍しく孟徳は…あ、言っちゃった!)、賢明な読者諸君はお気づきのことだろう。今回は「山とトンネルそして巨大構造物」な休日だと言ったな。あれは嘘だ(メイトリクス風)。すみません!「あれは嘘だ」って言ってみたかっただけです!ああ、もう、つまらないこと書くから話がややこしくなる!申し訳ない!
ハイ、話を戻して、つまり、「山とトンネルそして巨大構造物」の"山"の部分。"山"だらけの場所に行ったけれども、結局"山"には登っておりません!気づいてしまったね!僕ちゃんがサボっていたことを!ちょっと動いても食った分でプラマイゼロどころか相当なプラスに!だからメタボリック旅団!何やっても無駄!無駄!無駄!

はうー、眠い、眠くてテンションがおかしいぞ!孟寝る!あ、変換が!!ダラダラとつまらない文書いちゃいかん!!!おやすみなさい!!!1!!11


メタボリック旅団まとめ:その1

2009年09月23日 23時03分21秒 | 戯言
ハッピーマンディなる大解釈によってもたらされた大型連休も本日で終了を迎える。総括すれば「山とトンネルそして巨大構造物」な休日であった。
毎度お馴染みの前置きだが、以下は記録的な内容かつ長文になるので、読むならそのつもりで。

まったく、どうして気は小さいのに態度がでかいのだ…。

皆様、ここは一つ、宜しくお願い致します。今回の記録は2回に分けることにします。


■ 9月21日

谷川岳一ノ倉沢へ。その前の日は何をしていた?などと聞いてはいけない。

非常に天気が良く、逆光で眩しいよママン。大迫力の岩場である。道中には慰霊碑が。ふと、臼井先生がお亡くなりになったことを思い出してしまう。前が見えねェ…。合掌。

資料館では熊に乗って三国無双ごっこに興じる。どうも、徐晃で~す。今年いくつになるんだっけ?まったく、妖怪大戦争エキストラの黒歴史Tシャツまで着て!出すぎだぞ、自重せよ!

お次はいきなりメインのようだが、「日本一のモグラ駅」こと土合駅へ。

素敵な無人駅よ。上りホームは地上なのだが、下りホームは見ての通り、486段の階段を下らねばならない。

では、下りホームへ。

一見すると廃墟のような通路を抜ける。ドーム状の少し寂しげな通路の先には、地下世界への扉があんぐりと口を開けている。

そして…。

延々と下る階段。思わず感嘆を漏らす。ある程度補正の掛かった下手糞な写真の為、迫力が今ひとつだが、実際はもっと薄暗く吸い込まれるような無限階段を思わせる光景が広がっている。

さて、いよいよホームへ。

黄色く「出口」の掲示。わくわくさんの瞬間だ。さあ、一緒に参りますよ…。

フーア…


スタンツ…


スファー…


πどあああああぃぃぃ!


はい、言ってみたかっただけです。ごめんなさい。元ネタ知らない人は、もっとごめんなさい。核P-MODELでググレカス(没年不明云々)。
当日も心の中で何度叫んでいたことか。本当に駄洒落が好きなんだ、俺は。しかもこの手の最高につまらないやつ。

よし、地上に出るゾ。オラしんのすけだゾ。嗚呼、臼井先生…。

これを上るのかと思うと、行きはよいよい、帰りはファックトアップである。調子に乗って一段飛ばしで上るが、半分くらいでふくらはぎが悲鳴を上げる。

で、なんとか地上に出たゾ。オラし…もういいか…。

お疲れ様でした、18ドルになります。ツケだポンコツめ!
元ネタはトータルリコールでググレカス(没年不明云々)。言いたいだけはもう止めよう…。出口までの気遣いが大変素晴らしい。

ここからはおまけのπ土合。

上り線の地上は至って普通。何処にでも参上する落書き。地下便所。時刻表。休憩所「土合ハウス」。工事銘板。まとめたら小さくて見えねェ?

土合駅を去り、長い関越トンネルをくぐり抜ける。東洋のマッターホルンやら大源太キャニオンなる命名に騙され、大源太山近辺を観光。

言われてみれば確かにマッターホルンのようだが、期待を裏切られた形に。まあ、美しい景色だから許してやるよ…。

その後、メタボリック旅団は小出ICを降り、名物へぎ蕎麦を食べ、温泉に入り1キロ減ったと歓喜し、道の駅で一泊を過ごしたのだった…。


さてはて、ここまで書いて、正直疲れたよ。まったく大した内容じゃないのに参ったね。てなわけで、翌9月22日以降の分は近々「メタボリック旅団まとめ:その2」として、誰も楽しみにしていなくても、UPする予定だ…。

ごめん、俺、ツンデレなんだわ。痛い奴。

では、明日から2日間、素晴らしい平日がやってくるのでお休みなさい。はうあ、胃が痛い…。


What's the plan?

2009年09月16日 21時21分39秒 | 音楽


髪型が変わるのは仕様です。途中でお祈りするのを忘れないように。

最近なんとなくYMO御三方とは距離を置きがちだったこともあり、「POSTYMO」を買ってみました。昨年のロンドン公演の演奏がメインとなっております。

さて、ここから、神に向かって唾するがごとく、とても恐れ多いことを述べますよ…。

エコ本教授よ、カーボンオフセット仕様のパッケージ扱いにくいよ。危うくDVDを落下させるところだった。あと、エコだのエゴだのはもう分ったから、コードワークによるバッキングばかりじゃなくてちゃんと弾いてくれ。HDDに頼るのも結構だが、やれば出来る人なんだから…。
セットリストも「Riot in Lagos」と「CUE」はもういいだろ。毎回似たようなアレンジでやられると、有り難味も薄れてしまう。
映像全般に関してはアングルが物足りなかった。もう少しだけ手元を映してくれればなあ。

うぅ…心が痛いよ…。本当はこんなこと言いたくなかったはずなのに…。

でも、演奏は素晴らしかったんだ。リズム隊が輝いている。マッシブアタックの人もインタビューでリズム隊の凄さに触れていたな。見所(聴き所)は細野御大のみ、なんて言い切れるくらいベースが良かったのよ。幸宏も相変わらず上手いし。だから、教授、ちゃんと弾いてくれ…もういいか…。

ここまで言いたくなってしまうのは、やっぱり好きだからなんですかね。嗚呼、もう嫌だ、イエローマジックの呪縛よ。認めるよ、大好きだよ!

うぅ…胃が痛いよ…。本当はこんなこと言いたくなかったはずなのに…。

昔は良かった、って…。


はじまりの日

2009年09月13日 21時03分40秒 | 映画
特捜刑事マイアミバイス全シーズン鑑賞終了。また私の生きがいも一つ終了。

ファンの力で実現させた最終話における約20年ぶりの吹き替え版は、出だしでクロケットとタブスが語り合うシーンで鳥肌立った。一方、仕方の無いことだけど、やはり時間が経つと声優さんの声質は変わるよな。大好きな青野武のキャステロ主任は出だしから笑いそうになった。スワイテクも結構変わってる。一方、尾藤イサオはあまり変わっていないように感じた。まあ、ここまで実現したファンの力や、夢をかなえたスタッフの皆様のパワーは凄いし感謝するしかない。

最終話はクロケットとタブスが自国の策略で政治情勢の不安定な国へ派遣され、捨て駒のように扱われるという、相変わらず問題意識の高い内容。最初から最後まで死亡フラグ立ちっぱなしで緊張感もばっちり。そして、ラストだよ、あの厚い二人の友情を魅せつけるシーン。思わずグッときちまったよ。
スタッフロールではこれまでの内容を振り返るように、さまざまなシーンが挿入される。「こんなことあったなー、あんなことあったなー、ううぅ…ジート…」などと部屋で悶える馬鹿一人。そして全てが終わりユニバーサルのロゴが出て放心状態に。「終わった…終わった…」などと部屋で呟く馬鹿一人。

てなわけで、今日は一日脱力感に付きまとわれている。もう一度第1シーズンから見直そうかな…。ナッシュ・ブリッジスのDVD化はまだか…。

2009年09月11日 15時49分28秒 | 戯言

秋刀魚の季節である。

しかし今年はまだ一匹も食っていないじゃないか!ということで秋刀魚定食を食いに行くことを決意。丁度、昼時に丸の内へ行く予定があったので、周辺で良い店を探した。

見つけた店は新東京ビルにある「やんも」という高級感たっぷりの店。夜は居酒屋らしいのだが昼は得意の魚定食を出している。さすがに評判が良いのか店内に入ると大繁盛だ。
さて、前置きはこのくらいにして、肝心の秋刀魚定食は…


なんと立派な秋刀魚だ!炭火でふんわり焼き上げてあり、最高に美味い!しかも、ご飯はおかわり自由でデブにも優しい!1,050-の価値ありだ!皮もわたも全部平らげたぜ!

他のお客さんも秋刀魚率高かったな。13:00を回る頃になるとラスト三本の掛け声が(秋刀魚だけに、とつまらないことを言ってはいけない、絶対に)。

店員さんによると今年は秋刀魚の当たり年だとか。この時期を逃しては勿体無い。丸の内のほか、南青山にも出店しているそうなので、界隈に立ち寄る方にはお勧めする。

久々に充実した昼になった。これで今年の秋は乗りきれそうだ。


地震・雷・火事・親父

2009年09月09日 21時29分41秒 | 映画
何かとついつい更新をサボってしまうのは良くない癖だ。

先日「96時間」を観てきた。

本作は、あの悪名高いリュック・ベッソン様が製作だ。個人的な感情と好みの問題だが、この名前がある作品はなるべく避けて通りたいと思っている。しかし、本作は「旅行中に人身売買組織にさらわれた娘を、元腕利き諜報員の父ちゃんが単身敵地へ乗り込み救出に向かう」というあまりにも潔い設定と、そのライバックな父ちゃん役にクワイ・ガン・ジンじゃなくて、リーアム・ニーソンが充てられている点に着目せねばなるまい。これは、観に行くしかないじゃないか。

さて、内容だが毎度お馴染み、なるべく…、あ、もうネタバレしちゃったな!え?分らなかった?

よし、忘れてしまった人にもう一度だけ言うぞ。「旅行中に人身売買組織にさらわれた娘を、元腕利き諜報員の父ちゃんが単身敵地へ乗り込み救出に向かう」ストーリー。つまり、「コマンドー」または「暴走特急」もしくは「ICHIGEKI/一撃」ということだ。(接続詞について法律の知識があるからといってとやかく言わないように。)

さあさあ、この流れは断ち切ろう。この作品は思わぬ拾い物になった。普通に面白いじゃないか!もう予想通りの王道を行くアクション映画だよ。

とにかく主演のメイトリクスを演じるリーアム・ニーソンが格好良い。リーアム・ニーソンといえばダークマンやクワイ・ガン・ジンのイメージだったのだが、最近「マイアミ・バイス」第3シーズンの悪役を演じる彼を観てから再び痺れてしまったのよ。それで本作のケイシー・ライバック並みの活躍を目の前にしちゃ、映画館から出た瞬間、自分まで強くなったような錯覚を覚えるわな。
リーアム父ちゃんは本当に容赦が無い。笑えるほどに一騎当千。冒頭のコンサートで警備のバイトをするシーンから元コマンドーっぷりを発揮。そして、愛する娘がさらわれる瞬間になると、携帯電話で「一瞬で敵の特徴を判断して叫べ」とか、プロフェッショナルに魅せる演出が堪らない。「必要ならばエッフェル塔も倒す」などという、本当にこいつならやりかねない感じの台詞もグッド。
そして、無駄の無いコンバットシューティングで確実に獲物を仕留め、敵にナメられ怒り爆発しようものなら、即席拷問セットを使用し、死んでる相手にも全弾打ち尽くす。素手でも怖いものなし。地味に痛い箇所を握りこぶしで突きまくり、喉を手刀で極めて、ナイフ戦術だってお手の物。まったくタフすぎるぜ!
初めは強すぎて笑えるのだが、最後は敵が哀れになってくるという、セガール映画にお馴染みの逆転現象が、この映画にも起きるのだ。

曹操、じゃなくて、孟徳、じゃなくて、そうそう、…クドい!離婚した妻の役で、オナトップことファムケ・ヤンセンが出ていたな。初めは地味すぎて気が付かなかったよ。幅広い役が出来るんだなと、素直に感心した。あと、再婚した夫を「T2」でT-1000に牛乳を飲んでいるところを殺され、今や「24-TWENTY FOUR-」の良い人じゃねーか枠でブレイクしたザンダー・バークレイが演じている点も見逃せない。

全体的なアクションだが、カット割がやや細かく見難い点もあったが、そこそこ良く出来ていた。可もなく不可もなく、とても王道な撮り方をしていたと思う。ストーリーがお約束だけに、初っ端から電話越しに敵を威嚇するシーンや、狭い室内での多人数相手の格闘、車が壊れるほどのカーチェイスでも平気だったり、捕らわれたリーアム父ちゃんを手錠で括り付けていた配管が異常に脆かったりなど、思わずニンマリしてしまう場面が多々あって好感が持てた。
一方で、難を言えば、あまりにも王道過ぎたのが仇となり、やや面白味に欠けたことだろうか。先述したが、類似の映画は山ほどあるわけで、人身売買設定では実の娘ではないが、セガール先生の「ICHIGEKI/一撃」なんかが該当する。とはいえ、こうした内容を望んで観に行くわけだから、これ以上あれこれ言うのは止めようぜ。

総括すると、無難に楽しめる作品なのではないかと思う。頭の中をカラッポにしてスカッとしたい方、思い切り笑って最後に悪役を哀れみたい方などにお勧めする。

そういえば、今回もレイトショーだったのだが、以前も書いたけど、やっぱりあの映画が終わった後の雰囲気はいいよな。劇場に住んでいるような気分になる。その後、一瞬で現実に引き戻されるのが最高に鬱になるのだが…。