平沢進インタラクティブライブ「点呼する惑星」最終日。
会場に着くと既に物販は長蛇の列。あっという間に点呼する惑星グッズは売り切れ。しかし噂に違わず客層が濃かった。コスプレしてくる人や、着物姿の女性。そして日本のSP-2まで。まあ、そんな自分も普段あまり着ないふざけたシャツを着ていったのだが…。兎に角、全てが独特の雰囲気である。
ホールに入るとうっすらとスモークが炊かれている。ひとまずPA卓周辺を見に行ってみる。カメラとVJ機材が複数セットされている。ネット中継用の固定カメラはおそらくここにあったもののうちの一つなのだろう。気になったのはmicroKONTROLとnanoKONTROLがノートPCと一緒にセットされていた。一体何に使うのか?推測の域を出ないがテスラコイルの操作用だろうか…??
さて、インタラ初心者の私は2階席。チケットをやっとこ取った時には席が悪いのでいささか落ち込んでいたのだが、いざ座ってみると全体が見渡せてなかなか悪くない。気分が盛り上がってくると開演のブザー。そして毎度お馴染み棒読みの女性ガイドアナウンス。
さあ、曲が始まる。例に違わず、細かいセットリストは今回公式にアップされることもあるので省略。宇宙船が不時着するCGと「Hard Landing」で背筋がゾワゾワ!いよいよおっぱじまるのね!
まず「論理空軍」と「ENOLA」でおしっこ1cc漏らす。そしてやってくる最初のHot Point。前回までずっと「R」を選んでいたが、さすがに私を含め周辺の人たちもほとんど一致して「L」を叫んでいた。で、結果は「L」に。最終日にして初の左ルートはいかに?
はじめは「王道楽土」から。断っておくが焼酎じゃないぞ。この時点で、前2日間とは進行が変わっている。そして次の曲は…?高まる期待!そして…。
「エーイヤィー!」
しょえー!これが本当の王道とばかりに「庭師KING」!会場も騒然!大好きな曲なのでまたまたおしっこ1cc漏らす。力強い三拍子で聴いてるほうも力がみなぎってくるよな。今回は「休まずに~」のところコーラス被せてあっな。
さて、お次はSP-2とともに送る「Siren*セイレーン*」。在宅では分らなかったが、恐らくこれはあらかじめ録音された声か?彼女たちの口元が動いていたかどうかは距離的に確認不可であったがね…。これまた推測だがボーカロイド系アプリケーションによるものかもしれない??まあ、ガセばかりじゃ仕方がないのでこのへんにしておこう…。
2回目のHot Point。絶叫した後に皆が咳き込むのが堪らなくおかしい。2回目も「L」コースを選択。
初っ端はこれまた大好きな「Mirror Gate」!またまたおしっこ…うわなにすrくぁwせdrfgtふじこlp…。えー…、師匠は例のビームの出る機材でバックコーラスをコントロールしているように見えた。またまた推測だが…。第二Hot Pointの最終曲、「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」なんかもそうだけど、ギターソロはいちいち盛り上がるよなあ。弾き終わるたびに大歓声で、本当に良い雰囲気だ。しかしクンジェーが合わないとな!?不安だ…。
3回目のHot Pointは「R」。空気読まずに「L」で絶叫してごめんなさい。お次の曲は…。
「でーん!(あの音)」
なんと「Sign」!ぎゃふん!これまた会場は騒然。頭の中で空耳「(`Д´)ワージッ! 」の顔文字が再生されて思わずニヤニヤしてしまう。もうおしっこは漏らさない。
お次はお気に入りの「Phonon Belt」。脱出用エネルギーチャージ完了!これはついにGOOD ENDの予感!
そして「夢見る機械」!オーバーチャージのエネルギーをテスラコイルで放出だ!目の前で放電!そしてギターはデストロイ!迫力満点!駄目だ、おしっこが!駄目なのはお前だ!サビでは師匠と一緒に右手を挙げて会場は最高の盛り上がりに!
さあ、エネルギーはチャージしたがストーリー展開はどうなるか?ハイムン人の皆さんの頑張りは?AAROMを破壊できるのか?そんな、モヤモヤした雰囲気をぶち破るように「達人」が登場!会場はもう大騒ぎ!「達人」とテスラコイルの見事な働きによりAAROMを2つ破壊!空中の構造体トゥジャリットも崩壊する!そして、その中からは…。
「幼児Lonia…」
「王は幼児のLonia」。会場も思わずどよめいていたな。なかなかグロテスクな仕上がりじゃないか。
見事、ヒューさんはヒラサワとプロペラ機で脱出。めでたしめでたし。と、思いきや、惑星を再び見たくなったヒューさん。それをヒラサワが撃墜。「ちょ!何すんの!」は名台詞だな。そして次々と墜落する宇宙船。で、「論理空軍」で振り出しに戻りBAD ENDなGOOD END。「ヒラサワ:誰か、私のトゥジャリットを壊してくれないか?」会場は大爆笑に包まれる。本当に良い雰囲気だなあ。
アンコールはお馴染みヒューさんのダンスから。しかも今回は観客席まで降りてハイタッチだと!?くそー、一階席が羨ましい!皆総立ちになってやがる!で、待ってました「Nurse Cafe」!伸びやかな声だな。もう感無量だ。
全曲目が終わり平沢師匠のMC。前2日と同様SP-2とヒューさん、通訳の方の紹介。あと、「最終日にGOOD ENDでよかった。無事DVDが出せる。」的な話をしていたな。これは期待できる。出たら速攻買いでしょう。そして、毎度お馴染み、皆が舞台を去っていくと、会場から「えーーーーーーーー!」そして師匠が「えー!じゃない。」待ってました!追い討ちをかけるように「とっとと帰りなさい」とな。師匠が去っても全員で粘る。しかしその頑張りも虚しく、会場アナウンスが…。嗚呼、最終日くらいもっとサービスして欲しかったのだがなあ…。
まあ、ともあれ大満足だった。「達人」登場には痺れたな。ここで思わず「達人の山」でもくるのかと少し期待しちまった。「達人」に感謝。そして、駄目なハイムン人でごめんなさい。最終日の今日、現場に立ち会えて本当に生きていて良かった。
初インタラ参加の教訓は「仕事は休めるなら休むべし」ということだな。次回は絶対に初日にも参加したいな。もう、ファンクラブ入っちまおうかね…。
さあ、点呼の時間だ…。