横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

“左ヒラメに右カレイ!”

2009年02月21日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

今日は地域イベントでした!
“魚マイスター”による魚教室では、ヒラメとカレイについてのお話がありました!
“左ヒラメ、右カレイ”という言葉があるように、顔のある面を上にして、
おなかを手前側に見たとき、左側に顔が来るのがヒラメなのだそうです
(実は私も今日までよく分かっていませんでしたが、今日で完全に覚えました

“魚マイスター”こと、株式会社 伊勢三 の岩本社長です

さて、持っているのはカレイとヒラメ、どちらでしょうか
   →→→答えは「ヒラメ」です
  みなさまも、これでもうお分かりですね

他に特徴があるのは、口の部分。それは餌による違いによります
ヒラメはイワシやアジなど、比較的大きめな魚を食べるために、
口が裂けているような少し怖い顔をしています
それに対してカレイはおちょぼ口。
というのも、釣り餌としてもお馴染みのイワムシやゴカイといった
小さなムシを餌にしているからなんです。
よーく見ると、結構違う点があるんですね勉強になります

さあて、このヒラメを下ろしてみましょうということで・・・

岩本社長のお兄様登場

ヒラメを5枚下ろしにしています

この写真の手前に映っているのは、ヒラメの裏側(顔ではなく背面)なのですが、
シロと茶色がまだら模様になっているのがお分かりになりますか

実はこれ、天然のヒラメと養殖のヒラメの違うのひとつなんです
カレイに比べてヒラメは養殖がよく行なわれている魚なのですが、
天然のヒラメの背面は真っ白で、養殖のヒラメは白と茶色が斑になっています。
今日卸したのは養殖のもので、他にも、尾っぽの部分が傷つきやすい
(泳いでいる時に他の魚と触れ合うため)などの特徴があります

お刺身にしたヒラメをみんなで試食タイム

お醤油につけて、皆で順番にいただきました

(お箸で配っているのは、ガイド役・我らが八清の社長です


女性には嬉しい「エンガワ」サービスもありました
(エンガワにはコラーゲンが豊富ですからね
天然もののエンガワは柔らかいですが、養殖のエンガワはコリコリとした食感が特徴です
もちろん天然物は美味しいですが、私はこのコリコリしたエンガワの
お寿司がなかなか好きですね・・・同じような方多いのでは


さて、今日のお魚教室のお話は以上です
子どもたちも大人も、へぇ~と真剣な眼差し、時には笑いありで楽しい魚教室となりました
皆さんにとって、少しでも市場や魚が親しみあるものになればよいなと思っております
またのお越しを心からお待ちしています


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幸せの鮪
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