横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

烏賊は如何?

2009年10月03日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

今日は地域イベントでした
今回は150円セールも終わり前回よりは人の多さは目立ちませんでしたが、
それでもいつも来てくださる常連の方や、お子様連れの方々、老夫婦の方など、
一般の方が多数来てくださいました。ありがとうございます。

八清ではパックの商品やインドカマ、社長の本マグロサク等が
売れていました。皆さまお買い上げありがとうございます

私もマイスターのお話を聞きに行きました。今日は“イカ”です

私は個人的にイカを卸すのが大好き(→変わってます笑)なんですが、
中でも手を入れてプチッと肝を引き出してくるのがたまりません(笑)
と、そんな話は置いておいて、マイスターの手捌きをどうぞ。↓

  
イカの皮を剥く時は、乾いたタオルを使うと綺麗に素早く剥けるそうですよ


皆さまお待ちかねの試食タイム


イカを「烏賊」と書くようになった由来について、こんな話がありました。

”イカが水面に浮かんでいると、そこにカラスが飛んできて、
 てっきり死んでいると思って食べようとする。
 そこでイカは足でしっかり捕まえて、水中に引き入れて、反対にカラスを食べてしまう。
 つまり、カラス「烏」を賊害するので「烏賊」という名がついたのだ”

このお話は、中国の古書「南越志」に載っているそうです。
ちなみにこの「南越」とは、前207年頃の古代中国の国名で、由来辞典には
『都は番禺(ばんぐう)(現在の広州)。現在の福建・広東省からベトナム北部を
支配して南海貿易の利を独占したが、前111年、漢の武帝に滅ぼされた。』とあります。

古代中国の時代から、『烏賊』と呼ばれているんですね。
(ちなみに「乌贼」は <wūzéi> と発音します。)
私はそういったイカの獰猛な姿を実際目にしたことはありませんが、
タコがその吸盤で獲物を捕らえるように、イカも逞しいのでしょうか?

和名に関しては、「和訓の栞(しおり):江戸後期の国語辞書」によると、
「形がいかめしく、骨も異様なれば名づくるなるべし」とあります。
しかしこれには他説もあり、定かではありません。

さて、今日はイカを頂いたのでさっそく卸して「プチッ」をやります(笑)
横で雷が鳴っていますが、風邪にお気をつけて楽しい休日を

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幸せの鮪
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