本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
ロイター通信の報道によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は15日の定例記者会見で、南シナ海問題についてフィリピンが中国の脅威を誇張し、米国との連携を強化しているとして批判した。
南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島では、中国が人工島の造成を急速に進めていることが3月の衛星画像で確認されている。中国と領有権を争っているフィリピンは、米軍と合同で軍事演習を開始している。
華報道官は、「中国に対するいかなる挑発にも断固として対応する」と主張した。:Record China 2015年5月16日
フィリピン大統領「自衛隊に基地利用を認める用意ある」中国政府は反発―中国メディア
日本・フィリピンのこれらの動きに対して、アナリストからは「南シナ海の問題をより複雑にし、地域の安定を損なうものだ」との指摘が出ている。また、中国政府・外交部の華春瑩報道官は記者会見で「フィリピンの一部の人に対して、幻想を捨てて挑発を辞め、2国間協議による紛争解決という正しい軌道に戻るよう、再度厳しく申し渡す」と強い反発を示した。(編集翻訳 城山俊樹):FOCUS-ASIA.COM 2015年6月7日
中国共産党に特有の日本語が「挑発」で、中国語では「挑起」なんでしょうか、間違っているかも知れませんが。
いつも
「自分が挑発」していることを「理解できない」で「相手が挑発」していると考えます。このやっかいなジャリを、沖縄・韓国以外の誰も信頼していません(笑)。
中国が誰かに向かって発する言葉は
いつもそのまま「自分の事を語って」いるようです。つまり国外向けに「堂々と言ったつもり」でしたが、実は自分の欠点をそのまま述べただけのことだったのです。
- 「外国がこうあってはいけない」と述べたのに、自分の欠点を述べただけなのですね(笑)。
- 自分自身が見えないと、こんな悲惨な結果になるのです!
楽ですね、「自分の欠点を率直に述べることが、相手への批判になる」とは。これだから共産党は、やめられません(笑)。
このおもしろい特徴のことを私は前から「自分を他者に投影する姿勢」と言ってきました!
どんなことであれ
自分の責任なのに、いつも相手に責任を転嫁しようとする悪い癖がみられる中国共産党に、幸あれ
と祈らずにはいられません!「幸あれ」と祈るだけで、私は決して賛同しませんが(笑)。
この「挑発」連呼の口調、どこか北朝鮮に似ていませんか。そう、瀬戸際外交を進める点で、中国共産党は、北朝鮮そっくりなのでした。いや逆ですね、北朝鮮が中国そっくりなんでしょう。
もちろん
韓国もまた「♪自らは、小野小町と・・・♪」いや失礼、「自らは瀬戸際外交」を自画自賛しております。
まぁ誰も自分を誉めてくれないときには、「自分で自分をほめる」のが常道かも知れませんね。
おなじ「自分をほめる」のでも、「初めて」の有森に対して、「いつも」の中国・朝鮮半島という違いがある、ただそれだけのことです(笑)。
次に「2国間協議による紛争解決という正しい軌道」について。
これを信じてはいけません。
- 独裁国は多くの場合、多国間協議になじまず、高圧的な2国間協議に持ち込もうとするものです。中国の一方的な傲慢さに気づいている人ならば、納得されるでしょう。
- また「正しい軌道」としていますが、この「正しい」こそ、中国の「独善性」を示す言葉で、自分だけが正しくいつも相手が間違っている、などという言葉は未熟な人間でないと使えません。
- つまり中国共産党は、未熟あるいは幼稚、なんです(笑)。←そんなこと、わざわざ言わなくても、みんなわかってます、沖縄や韓国の人でも(笑)。←はい、すみません!
ケント・ギルバートが警鐘 「中国“膨張国家”の野心を直視せよ」
それどころか、今やPRC〔中華人民共和国:People's Republic of China〕の魔の手は、尖閣諸島から沖縄本島にも伸びようとしています。この報告書からも危機感が伝わります。
しかし、ネットで検索して も、この報告書に関するマスコミ報道の形跡は見当たりませんでした。どうして中共に関してマイナスとなるような報道は、滅多に行われないのでしょうか。・・・・
確証はありませんが、動員をかけなければ、あれほどの人数が長野に集まるわけがありません。パリやサンフランシスコなど、世界中の複数の都市で、中共の国旗である「五星紅旗」が長野と同じように打ち振られたのですが、この件についても、日本国内の報道はなかった。
尖閣諸島における示威行為も中共にとっては実験のひとつで、あの国は時々そうした実験めいたことを行うのです。
オリンピックの聖火リレーであれだけの動員が出来たのだとしたら、有事の際はどうなるのか。中共国籍の在日中国人は70万人近くいる上、爆買いの観光客もいます。
中国人全員を敵として見ろとは言いません。ただし中共政府については、日本の安定及びアジアの安定を脅かす可能性を持った存在であることは絶対に忘れないほうがいい。
そういう国が隣にあって、日本国内でも様々な工作活動を行っている現実を、日本人はもっと脅威として感じるべきではないでしょうか。:BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 2015年9月29日
ギルバートが
「日本ではなぜ中国に対してはっきりものが言えないのか」、と問うています。
たしかにおっしゃる通りで私も賛成しますが、同時に私も問いましょう。「欧米ではなぜ問題が多いキリスト教に対してはっきりものが言えないのか」、と(笑)。
えっ、その問題点に気づいていない、とおっしゃるのですか。そりゃまた、失礼しました。かなり重症ですね。
まぁ公平に言うならば
中国にはっきり言う日本人もいますし、キリスト教にはっきり言う欧米人もいることでしょう。
- 今のヨーロッパの大混乱は、難民問題にもみられますが、キリスト教とイスラム教の無法ぶりへの対応方法の問題なんでしょう。
- そして日本に見られる混乱は、中国の無法ぶりへの対応方法の問題なんでしょう。
おもしろいことに、このキリスト教・イスラム教・中国共産党もちゃんとした一神教であり、他の宗教を邪教とみなしていて、中国でも非共産党系を邪教と見なしている、ようです。
米中の緊張高まる 衝突回避策が焦点…米軍艦派遣
オバマ米大統領は9月下旬の米中首脳会談で、習近平・中国国家主席に直接、南シナ海の軍事拠点化を中止するよう要求したが、習氏は「主権の範囲内」と拒否していた。今回の「航行の自由」作戦はいわば米国による「実力行使」であり、当然、現場海域に展開する中国海軍の対抗措置を予想したものだ。・・・・
米国防総省によると、今年9月には黄海上空の国際空域で中国軍戦闘機が米軍の偵察機RC135に近づき前方約150メートルを通過する「安全でない飛行」をした。昨年8月には南シナ海の国際空域でも偵察活動中のP8哨戒機にわずか6メートルまで異常接近したり、ミサイルを搭載した機体腹部を見せながら前を横切ったりするなど「明白な挑発」(米政府高官)行為をした。:毎日新聞 2015年10月27日
毎日新聞は
アメリカの行動を「実力行使」としますが、中国の不法な行動を「実力行使」とはしないようで、残念ながら、「表現する言葉」にその下心が現われてしまいました(笑)。
いや中国の行動は「実力行使」以前の野蛮行為だとしますか、それとも中国を刺激するような表現はできませんか(笑)。
それは別として
中国が「挑発」していることに私は賛成します。日本やアメリカが対応しようとしていることは「挑発」ではなく、「挑発」への最善の「対抗」なのでしょうが、その「対抗」のことを中国共産党が「挑発」としています。余人(よじん)にはマネのできない「みごとなうぬぼれ」ですね(笑)。
自分の姿が見えない中国が、自分の「挑発」に反発する姿勢を「挑発」と称しているだけのことです。
どうやら中国語の「語彙」に問題があるのではないか、と思われます。いや「語彙」ではなく「使い方」の問題ですか(笑)。
最後にこんな「挑発」もあります。
敵が怒り狂っているときは、わざと挑発して敵の態勢をかき乱す。:孫子の兵法
2000年以上前の人が
言ったらしいことを、今でも「常識」のごとく自然に守っている中国人は、文字通り鼻持ちならない人たちですね。
この「わざと挑発」がくせもの。
今の中国共産党や北朝鮮を見ていると、様々な「ちょっかい」が「わざと挑発」に該当し、これが繰り返されて周辺国が身構えるようになると、「本人たちが、わざと、ではなく、本気になる」のでした。
こうして人や組織や国は、滅びていくのでしょう。
教科書問題に見るように、その内容の一部をクローズアップしてセンセーショナルに報道し、挑発的な取材を通じてこれを大きなニュースにし、外国を含めた多くの人々の過剰反応をうながすというメカニズムがある。
中国や韓国の政府も、「教科書偏向=軍国主義の復活」と大々的に報じられれば、立場上「拳」を振り上げざるをえないのであろうし、また拳が振り上げられれば、日本側にも身構えるものがでてくる。:安倍基雄(民社党代議士) 中曽根流ゴメンナサイ外交 文芸春秋11月号 P.151
古い記事で
日付がありませんが、藤尾の文部大臣在任期間が第3次中曽根内閣の1986年7月22日-1986年9月9日の短期間だったことから、1986年のことだろうと思われます。
この記事は、藤尾文部大臣が、発売前の文芸春秋で「韓国併合には韓国にも責任がある」と発言し、その発売前に罷免された事件を扱ったものです。
おっしゃる通りですが、当時の雰囲気を理解できずに言ってしまった結果、中曽根に罷免されたようです。
これは、日本のマスメディア全体が反日に傾いていた時代のことで、とにかく反政府の立場が「立派な姿勢」だとされていた時代でした。まぁそれほど与党自民党が腐っていたとも言え、ひどかったようですね。
そういう時代では、日本の反日派が大声で叫ぶのを、これまた日本の反日マスメディアが「正しいことだ」と信じてこれを大々的に取りあげ、こうすることで中国や朝鮮半島での支持を得ようとし、相対的に外圧を利用して自分の地位を上げようとしていたフシが見られます。
この挑発行動が、相互に跳ね返り過剰反応に至ったとする筆者の意見に、私は賛同します。
30年経過し、こういうのを利用してきた中国・朝鮮半島が、それ以上に反日になっているのを見れば、舞い上がらせた責任が日本のマスメディアにも大いにあったと考えていいようです。いくらひどい与党であっても、同じレベルに堕してしまってはいけません。その低レベルを上回る論調を作らねばならなかったのに、いたずらに野党に与(くみ)するだけでは、まずいのでした。
またフランスで
女性イスラム教徒の全身を覆う伝統衣装ブルカをめぐって議論が沸騰し、当時のサルコジ大統領が「ブルカを歓迎しない」と発言し、フランス議会もブルカが宗教色を薄めたフランス憲法に合致するか違反するかを検討するとしたところ、アルカイダが「われわれはこうした挑発や不当な処置を容認しない。復讐する」としました。
これは、「ブルカ着用」が一番正しくそれ以外はすべて間違っているというイスラム過激派特有のとらえ方で、こういう方向へ向かってはいけません。
問題なのは
イスラム教徒がイスラム国内でイスラム法に従うのはやむを得ないとしても
イスラム教徒は、イスラム国外においてもイスラム法に従うべきで、滞在している国の法に反してもイスラム法を守らねばならない
と考えているらしいことです。これは危ない。イスラム教徒がイスラム教徒であることをやめられないとしながらこんなことを言っていると、テロを誘発するのは間違いのないところです。
今の時代に、そんな普遍性がイスラム法にはないのですから。
イスラム過激派が、イスラム教徒がイスラム国から脱出するのを逆手に取り
- イスラム教徒として生まれたからには、イスラム教徒をやめることができない
- よって渡航先のどんな国であれ、そこの法律を無視して、イスラム法を守らねばならない
こういう尊大さが今の時代で見られるのは
- イスラム過激派
- 中国共産党
- 北朝鮮
だけで極めて危険ですが、貴重な絶滅危惧種であるとも言えます(笑)。
自分が「挑発」しているのに、その「挑発」を警戒することを「相手の挑発」ととらえる思考、これは一体何なのでしょう。