本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
民主主義許せば低所得層が選挙支配、香港長官が発言:afp 2014年10月21日
もしも、2年前の「香港に関する記事」の題名をそのまま受け取るならば・・・・
中国では民主主義はあり得ない
- 「中国に民主主義はなじまない」は、中国共産党が少し前から言い始めたことで、平気で「弾圧」が「アジア」のやり方だ、などと豪語する始末。
- 「アジア」にとってこれほど迷惑な話はありません。中国共産党が自らを「アジア」の代表と考えているらしいのは、ど厚かましいにも程(ほど)があり、愚の骨頂ですね。
- この上なく哀れで「中国共産党は滅びるしかない」と私は今まで固く信じていましたし、今でもそう思っています。
- 中国の船は2016/06/17までに、鹿児島県の日本領海に黙って侵入したり尖閣諸島に接近したり、南沙諸島の埋め立てを続行しています。目にあまる不作法には、怒りというより「崩壊寸前のあがき」がみられることから、「もののあわれ」を感じます。
- この他国に対するちょっかいは、中国(日本やフィリピンの領土への侵入)のみならず北朝鮮(韓国領土への侵入)にもしばしば見られます。何が両国に共通しているのでしょう。
- 香港長官〔中国本土の手下に過ぎません〕がみごとに「ほんの一握りの「富裕層」が国を運営している中国の現状」を代弁しています。中国の富裕層が、香港の庶民を極度に恐れていることがわかり、貧乏人には意見を言わせないのが中国共産党の方針であることが、図らずもわかってしまいました。
- レベルの低い富裕層が、レベルの高い庶民を支配するなんてことは、よく見かける光景です。
- 中国では、中国共産党と異なる意見をもつことを禁じており、これに反抗する「自分よりレベルの高い」無数の人たちを拘束・逮捕・投獄・処刑してきました。つまり現在の中国共産党幹部は、その「レベルの低い」人たちの末裔という残りカスばかりになってしまったのでしょうか。
- そう考えると中国共産党幹部による日常の「レベルが低い不可解な言動」がよく理解できると思います。
- 「別の国ではないかと思われるほどの国内経済格差を減らし、中国を少しでもマトモな国にしよう」と考えるような中国共産党幹部が仮にいたとすれば(そんなのは、まずいないでしょうが)、ある日とつぜん失脚することを覚悟しておきましょう。
- 「中国庶民に、中国共産党を利すること以外の関心をもたせない」方針が続く限り、国全体の幸せや発展を考える人が出て来ないのは、当然です。中国社会には、そんなまともな人が出てこないような仕組み、が巧妙に仕組まれている、のでした。
- 香港の中でも深刻な経済格差があり、これに不満をいだく人がいて、香港デモ(2014年の年末)のため香港社会がマヒ状態に陥りました。
- かれらが声を上げて非難した対象は、①北京の中国共産党そして、②香港で中国共産党にヨイショする香港人、でした。ちょうど韓国で北朝鮮にヨイショする人がいたり、日本で韓国にヨイショする人たちがいるように・・・・。
- これが愚民政策の真骨頂。のぼせ上がっていますが、これも「自分の考えだけが正しく、それ以外は間違っている」としなければ存立できない「残りカス」の宿命でした。
- この中国の論調にヨイショし同調してきたのが、1000年以上にわたって中国の支配下にあった朝鮮半島人たちで、今の韓国為政者たち・メディアや韓国一般庶民の声を聞いていますと、それがしみじみと伝わってくるのです。韓国では、沖縄と同じで、どんな場合でも中国をおとしめるような言動をしてはならない、らしい(笑)。
- (香港では)自由選挙は不可能と梁長官。
- 香港では、民主派デモ隊が3週間以上にわたって座り込みや道路占拠を続け・・・・中国政府は、2017年の行政長官で香港市民に1人1票の直接選挙を認める選挙改革を発表した。だが、指名委員会の選定により立候補者は中国政府寄りの人物に限られる見込みで、民主派デモの参加者たちは「偽物の民主主義」だと非難している。
台湾総統府は12日、馬英九前総統(写真)が申請した講演を目的とした15日の香港訪問を認めないと発表した。5月20日の総統退任から1カ月に満たず、機密保全の観点から問題があると判断した=3月撮影、台北:時事通信 2016年6月12日
退任の馬氏、人気失墜=中国寄りに批判-台湾
【台北時事】2008年から2期8年にわたって台湾総統の座にあった馬英九氏(65)が20日、退任した。就任時は6割を超える高い支持率を誇った馬氏だが、中国寄りの姿勢や物価上昇、格差拡大といった経済失政が住民の反発を招き、2期目以降は支持率が10%前後に低迷して人気失墜のまま総統府を去った。馬氏は香港生まれの外省人(中国本土出身者)。(時事:2016/05/20-15:16)
大きく揺れるのが
台湾や朝鮮半島の実情で、選ばれる時の首脳によって、親中(親北)だったり嫌中(嫌北)だったりします。
台湾では
2016年5月から新しく蔡英文(さい えいぶん)が総統になり、がらりと雰囲気が変り、大きく中国寄りだった旧総統馬英九とは一線を画すとみられています。
台湾色を出しながら中国とは距離をおく姿勢になると思われますが、具体的にどうなるかは、蔡英文の力量次第でしょう。
香港議会、選挙改革案を否決
【AFP=時事】(一部更新)香港(Hong Kong)の立法会(議会)は18日、中国政府が支持する香港行政長官選挙の制度改革案を否決した。
中国寄りの議員は多くが退席し、賛成票を投じたのはわずか8人だった。反対票を投じたのは、民主派議員27人全員を含む28人。改革案の可決には、定数70の議会の3分の2以上の賛成を得る必要があった。:AFP=時事 2015年6月18日
1年前の報道ですが、虚虚実実のかけひきが香港で行なわれているようです。中国共産党にとっては「言う通りに従わない」やっかいな香港ですが、香港としては、中国共産党の影響を何とか阻止して香港らしさを表に出そうと奮闘しています。
香港の屈服が先か、中国共産党の崩壊が先か、興味あるところです。
時事通信 【香港18日時事】18日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、中国四川省の大地震被災地に赴こうとした欧米の民間救助蔵2チームが香港で中国本土に入るビザ発給を拒否された。 この救助隊は英国とカナダのチーム。中国政府から要請を受けたわけではないが、旅行会社から「香港でビザを取得できる可能性がある」と聞いて、香港入りしたという。
:2008年05月18日 5月18日16時0分配信
やや古い8年前の記事ですが、「スパイ」活動を恐れて入国を拒否し鎖国状態にある中国を示していますね。これは中国が各国で「行動の自由」を根拠として中国が「スパイ」活動を繰り返していることの、裏返しでした。 自国では禁止することを他国で自由におこなう、そういうめちゃくちゃな国が、中国でした。あわれなものですね。
キャセイ(Cathay)の語源
古い英語では、
- ラテン語系で秦(シン)に由来するChina
- ゲルマン語系でキャセイ(Cathay)
今よく知られているのは、香港を拠点とするキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)ですね。
今回は、香港を中心に集めてみました。
今週に予定されているイギリスの国民投票(EU離脱の可否)、今年末に予定されているアメリカの大統領選挙、などによって大きく影響される香港です。
ぜひとも関心をもって見守りたいものです。
さてさて、皆様はどう思われましたか。