カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

米大統領の本選挙で

2016年06月14日 14時13分21秒 | 海外

米大統領選挙を2016年11月に控えていますが、まだ5ヶ月もあります。どうもわかりにくいアメリカの大統領選挙制度で、もっとわかりやすくする必要があります。

  • 民主党はヒラリー・クリントン
  • 共和党はドナルド・トランプ
に絞られていますね。しかし予備選挙は2大政党で争われてきましたが、本選挙では他の候補者も出てきて、選挙人候補の取り合いになると思われます。
民主党と共和党で
  • 支持率に大きな差がある場合は別として、今回のように両者が共に深刻な問題をかかえている場合、接戦が予想され、下図の如く「第三者」への投票が増えるならば、選挙前の予想に反して、逆転する可能性があります。
  • それでなくても選挙前の支持率調査には疑問がありますから、やってみないとわからないのかも知れません。

上記の絵では略しましたが、問題なのは

たとえ接戦になったとしても、第3位の勢力が、すべて支持率第1位から票を奪うとは言えず、第2からも票を奪い取るので、それほど簡単ではありません。

さらに言えば、自動的に選挙登録される日本と違って、自分で選挙登録をしなければならないアメリカでは、ギリギリになって選挙登録をする人もいるでしょうから、事前の支持率とは異なった本番選挙結果になる可能性があります。

それにしても

  • 本選挙まで、まだまだ日があるだけに、いつもの醜いキャンペーン合戦が繰り広げられ、いやなもんですね。
  • そして、これまた不思議なことですが、「汚くののしり合っていた同士が突然握手できる」のも、これまたアメリカらしいところです。

アメリカの選挙制度の問題点について興味がある方は、次をご参照ください。