カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

分離独立と武力併合

2017年10月02日 11時39分17秒 | 生き方

カタルーニャ州は勝利宣言 840人超ケガ:2017/10/2 7:25配信 日テレNEWS24


州首相「独立宣言辞さず」「賛成票90%」 負傷者800人超:産経新聞 2017.10.2 09:48更新 


カタルーニャ独立派が勝利宣言 政府、対話の余地は残す:朝日新聞2017年10月2日10時29分  


スペインでは不穏な情勢になっているようです。

分離独立の住民投票の投票所閉鎖などの中央政府の妨害もありましたが、多くの場所で開票が進んでいるようです。

  • スペイン政府は、憲法違反として投票そのものを認めておらず、警官を動員しているため、衝突が起っています。
  • カタルーニャ州政府は、2017/10/01の投票と今日の開票途中結果から、州政府首相は「カタルーニャの市民は独立国家となる権利を獲得した」としています。 

このほかの運動ですが・・・・・・

分離独立

  • スコットランドのイギリスからの分離独立のための住民投票をもう一度するかどうか
  • 香港も中国に返還されたものの、中国が約束を守るはずもなく、香港の民主化運動、もしくは独立運動が激しくなるかもしれません。

統合運動

  • 朝鮮半島の統一ですが、どうやら「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。(日本国憲法前文)」を逆手に取るような国があるようで、「日本の近辺にはどこにも信頼出来る国がない」ことに気づいてしまうのでした。

併合運動

  • 2014年03月には、ロシアがウクライナ領クリミア半島を武力侵略
  • 虎視眈々と狙っているのは、中国による「台湾武力併合」「尖閣諸島武力編入」。何をし始めるか分らない傍若無人の中国共産党ですね。考えたら、台湾問題・香港問題・ウイグル問題・チベット問題・朝鮮半島問題・インド問題・尖閣問題、このほか国内の暴動が年間10万件に達するとされていますので、四面楚歌どころか八面楚歌で、いよいよ来年2018年がソ連同様「69年目」の崩壊の年になりそうな気がします。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


藤原定家の「赤気(せっき):オーロラ」

2017年10月02日 10時09分20秒 | 科学(気象)

 


赤気(せっき):赤色の雲気。彗星・超新星・オーロラのことともいう。

広辞苑第六版 


藤原定家(1162-1241)の日記「明月記」(1180-1235)には

退屈な日常の出来事がつづられているようですが、時には貴重な記録もみられるとのことです。このような「発見」は、専門家にしかできないことなんでしょう。


広く言っての社会的不満もまたますます昂じて来るのである。夜天には奇怪なる「赤気(これは斉藤国治氏の研究「明月記中の天文記事」によるとオーロラであったらしい)」(正月十九日)があらわれ・・・・:P.208-210 堀田善衛「定家明月記私抄」ちくま学芸文庫 筑摩書房 


<藤原定家>日記の「赤気」はオーロラ 極地研などが解析

 平安・鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162~1241年)が日記「明月記」に書き残した「赤気(せっき)」という現象は、太陽の異常な活発化によって京都の夜空に連続して現れたオーロラだった可能性が高いと、国立極地研究所や国文学研究資料館などのチームが米地球物理学連合の学術誌に発表した。連続したオーロラの観測記録としては国内最古という。

 明月記には、1204年2~3月にかけて、京都の北から北東の夜空に赤気が連続して現れ、定家は「山の向こうに起きた火事のようで、重ね重ね恐ろしい」と書き残している。

 オーロラは太陽から噴き出した高エネルギー粒子が、地球の大気を光らせる現象。北極や南極などで観測され、京都で連続して発生することは考えにくい。赤気の現象が何を指しているかは長年の謎で、彗星(すいせい)説もあった。

 片岡龍峰(りゅうほう)・極地研准教授らのチームが過去2000年の地磁気の軸の傾きを計算した結果、北米大陸方向に傾いている現在の軸が1200年ごろには日本列島側へ傾きオーロラが出現しやすい時期だったことが分かった。また、中国の歴史書「宋史」の同2月の記録に「太陽の中に黒点があり、ナツメのように大きい」と書かれているのに着目。太陽活動が活発化していた可能性が高いと分析した。

 太陽の活動が活発化するとオーロラが発生しやすくなるといい、宋史にも900~1200年代に赤いオーロラの観測例が十数件記述されているという。屋久杉などの年輪に残る太陽活動の痕跡と照合した結果、オーロラが観測された年と太陽活動が活発だった年がほぼ一致したという。【阿部周一】:毎日新聞 2017/3/22(水) 13:40配信


藤原定家(1162-1241)

1204年に「赤気オーロラ)」を日記(明月記)に記録しましたが、この時代に「不気味・不穏」を感じていたのかも知れません。

というのは

初代将軍源頼朝の死因でさえ諸説ありはっきりしないまま、その息子の2代将軍源頼家を支持していた比企能員(ひきよしかず)一族が、やがて3代将軍になる源実朝を支持する北条一族によって滅亡させられ、源頼家は将軍職を解かれ、翌年1204年に暗殺されています。

そして若くして3代将軍になった源実朝も、源頼家の息子で源実朝の猶子になっていた公暁(くぎょう・こうきょう)によって暗殺されてしまいました。このとき公暁は「親のかたき」と叫んでいたらしいのですが、若さゆえそれが北条の企みであったかも知れないなどという思考には至りませんでした。

こうして鎌倉将軍三代将軍のすべてが、暗殺などの怪しい死に方をしています。源氏が平氏を追撃して全滅させた『たたり』だ、と思われていたのでしょうか。せっかく成立したはずの鎌倉将軍の「源氏」は3代で終わってしまったのですね。

鎌倉の地から遠い京都にいた藤原定家ですが、源頼家が伊豆へ幽閉されたことは知っていたはずで、1204年に赤気(オーロラ)をみたことで当時流行していた末法思想にも幾分か影響されて「不穏な政局」を感じていたのかも知れません。

そんなことを考えていると

北朝鮮の将軍もちょうど3代目金正恩であり、完全な隠ぺい工作があり実体は分かりませんが、2代ともはっきりしない最期を迎えているようで、3代目になってますます側近の暗殺処刑が多くなっているため、北朝鮮もまた鎌倉将軍のように3代目で終わってしまうのでしょうか。その場合、朝鮮戦争(1950-1953)の『たたり』なんでしょうか(笑)。

そう言えば、南にある韓国のほとんどの大統領が、不幸な最期を迎えている(死刑判決・自殺・逮捕などなど)ことは、世界中に知られていることで、韓族そのもの、あるいは韓族がこしらえる国家形態に、何らかの問題があるとしか言えません。

さてさて、皆様はどう思われますか。

 

 

 



連勝記録

2017年10月02日 06時49分21秒 | 生き方

すでに途切れてしまいましたが

将棋棋士:藤井聡太(15)・・・・・・デビュー後29連勝(30戦目で負け)

神谷のデビュー後ではない「28連勝」をも越えています。

相撲界でもみられます。

力士:炎鵬(えんほう)・・・・・・デビュー後21連勝(継続中)

炎鵬

  • 2017年5月場所「序ノ口で7戦全勝」
  • 2017年7月場所「序二段で7戦全勝」
  • 2017年9月場所「三段目で7戦全勝」

しかも3つの段階ですべて優勝しております。同率の人がいても優勝決定戦で勝ち抜いているのです。 

なおデビュー後の連勝記録は(前相撲を含めずに計算して)

26連勝・・・・・・板井(廃業)

27連勝・・・・・・常幸龍(1988- :北の海部屋→木瀬部屋)

らしいので、もしも次の2017年11月場所で炎鵬が「幕下」へ昇進して7番勝負で全部勝てば

28連勝・・・・・・炎鵬(未定)

となり新記録を達成する事になります。

炎鵬(えんほう:1994- )についての記述は以下でみられます。 

相撲DB 

3分で分る 

小兵だが強い  

三段目は炎鵬が優勝  

なお相撲の階級は次のようになっています。

序ノ口序二段三段目→幕下→十両→幕内(前頭・三役・横綱)

7番     7番     7番     7番   15番  15番

さてさて、皆様はどう思われますか。