カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 274

2017年10月10日 10時09分24秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


「THAADは単なる口実」 中国が韓国に報復する真の理由:朝鮮日報日本語版 2017/10/09 23:20  


中国が韓国を経済制裁しております。

この理由として

北朝鮮の暴走に備えての米製THAADミサイルの韓国内配備が、実は中国を狙っているから、絶対反対だ。

というのが、普通に言われる経済制裁でした。

これに対して上記引用では

中国経済が発展し、いままで韓国の部品をつくって韓国などへ輸出していたのを中止し、韓国をライバルとみなすようにまで成長したことが原因だとしています。

いわば韓国は、日本からパクリにパクって成長しましたが、そっくりそのまま中国にパクられてしまい、何も残らなくなったのでした。 

これに私は、付け加えるようにして

まず韓国では選挙があること(ただしソウル市長選挙でさえ1995年から)

これは中国共産党にとっては、危ないことですね。ほんの一握りの中国共産党による一党独裁ですから、「総選挙」なんてあり得ないので。

朴槿恵も選挙で選ばれた大統領であること。そしてその大統領を「合法的に」罷免したこと

これも中国共産党にとっては、崩壊の芽になりかねない危険な実例です。つまり現在の中華人民共和国の首脳を罷免させられては迷惑この上ないのですね。中国共産党が中華人民共和国を建国したのですから、中国の国民ではなく中国共産党の存続のほうが、より切実な問題。 

こういった時に、偶然にも北朝鮮の暴走があり、これに対応するため米製THAADミサイルが韓国に配備されたのでした。

中国は、製造元のアメリカを制裁できないものですから、もっけの幸いとばかり、配備を決定した韓国を経済制裁して、中国人観光客の韓国渡航を禁止したのです。これによって韓国の選挙や罷免の制度が「中国人にバレる心配がなくなった」のでした(笑)。

韓国の選挙制度を目の当たりにして「中国もそうあるべきだ」となるのが一番怖かった時に、都合よく韓国に配備してくれたTHAADミサイル。

まるで中国共産党にとって救世主のように、ありがたかったに違いありません(笑)。 


つまり次のような順序でしょうか。

  1. 言うことを聞かなくなった北朝鮮が、暴走してくれた。
  2. これに対抗しようとして韓国は、米製THAADミサイルの配備を決めた。表向きは「中国を狙っている」として反対した中国。
  3. ちょうど前大統領朴槿恵(パク・クネ)が中国に限りなく接近しており2015年には北京での軍事パレードにも参加しましたが、このTHAADミサイル配備を決めたのも朴槿恵。
  4. その後、韓国では朴槿恵が罷免され。その罷免も合憲だとみなされましたが、その光景を見せるわけにはいかない中国が、中国人観光客の韓国渡航を禁じた。
  5. そしてその制裁は今日現在(2017年10月)も続いている。

THAADミサイル関係で、中国が韓国へ経済制裁をしていますが、その要因として少なくとも3つあることになりますが、皆様はこれ以外を含めて、どれを選びますか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞273

2017年10月10日 05時17分16秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


韓国にとって運命の日(2017/10/10)←ちょっと大げさか?

北朝鮮関係では、72回目の朝鮮労働党創建記念日(1945年創立)に 

  1. ミサイル・ICBMの発射
  2. 核実験

     

韓国自身の問題では 

  1. 中国通貨スワップ満期日米に続き中も終了か〕もう誰も助けてくれない
  2. 日本WTO紛争結果韓国の輸入制限・ただし韓国は敗訴後に上訴予定〕 
特に「1.」の結果、韓国は3回目の通貨危機を迎えることになるかも知れません。過去2回の韓国通貨危機は次のようなものです。
    1. 1997年のIMFによる韓国救済
    2. 2008年のウォン安
10年周期のようですから、2017年の今もそうとう危ない。
このほかにも関連する「異様な動き」がありました。

  • 国連の北朝鮮制裁可決の頃、韓国が「北朝鮮へ人道支援」と発表
韓国が世界中から笑われました。
私は、「韓国の醜聞266 人道支援」にて、韓国が「人道支援」さえ取り引きの材料にしていると批判してきました。
もし本当に「人道支援」の意味が分っておれば誰が何を言おうとも、「人道支援」を強行していたでしょう。
残念ながら韓国が人道支援の時期は未定」としたことで、化けの皮が剥がれてしまったのでした。
また同じ日に合意したとされる「北朝鮮への圧力を強化する」ことに逆行しているようです。
そんなことに頓着しないからこそ韓国は信頼されないのですね。バランスを取ろうとするあまり「正反対の行動に走る」ことを信じて疑わないようで、何か根本的な勘違いをしているように見えてきます。
バランスをとるのではなく、矛盾を矛盾で凌ごうとしているのかも知れません。
  • 外国人投資家が韓国の国債・株式を売却する動き
これも気がかりです。アメリカが、韓国への渡航を禁止し、在韓米軍家族を引き上げる決断に至ると、相当危険な前触れです。
トランプは「嵐の前の静けさ」としているようですが、この人の発言はあてになりません。

さあどうなるか
  • バランサーに徹する韓国が、まさに瀬戸際に立っているのです。
  • 政治的にも周辺がすべて敵対国なのは中国と何ら変わりません。
  • 経済的にも中国の制裁があり韓国はうろたえ、財務的にも深刻な問題があるのでした。
  • こうした窮地に陥った折に、しばしば韓国が「反日」言動に走ることに注意しましょう。いつも「そんなことをしている時か」と思わせるので。
  • いつもいつも問題が朝鮮半島に起りますね。政治環境もそうとう大きいようですが、それ以前に韓族のよってきたる成り立ちに関して『韓国が自分自身をどう把握しているか』に問題がありそうに思うのです。こんなことをしていると、しばしば危機が訪れそうで、国としての体(たい)をなしていません。

体を成す(たいをなす):それらしい体裁になる。「会議の体を成していない」 【広辞苑第六版】

さてさて、皆様はどう思われますか。