自分自身を支配する力より大きな支配力も小さな支配力も持ち得ない。:P.46「ダビンチの手記(上)」岩波文庫
ここでダビンチは
人は「他人を支配しよう」とするけれども、それは「自分自身を支配する力の範囲内でしかない」と言っているように思います。
- 「人を支配しようとすると突然トラブルを起こす」ものです。
なぜ世の中でトラブルが起きるかは難しい問題ですが、「人を支配しようとした」からだと言えませんか。自分の思い通りになると勘違いすると、トラブルが起きるのかも知れません。ただし「相手が自分の思い通りになると勘違いしている」という理由でトラブルが起ることも多いですね。特に近年の北朝鮮の暴走をみていると、なおさらそういったことを考えてしまいます。
長い時間をかけて解決すべき問題なんでしょうが、自分を制御できる範囲でしか、他人を支配できない、ことにご注目ください。
- 起こしたトラブルを、別の人へ不満としてぶつけます。
- 聞かざるを得なくなった人たちには、災難ですね。ただしいつか別の日に、こちらの不満を聞いてもらえるかも知れないので、元気よく相づちをうちます。
しかしこういったトラブルを起こした人が、自分自身を反省することはまったくありません。すべて相手に責任があるので、何も反省することがないのです。
こういう時に、引用したダビンチの言葉が有益でしょうか。
自分自身を制御する力のレベルに問題があるため、他人をも制御できず、トラブルを起こしたのでしょう。
その不満を誰かに訴え、都合のいいことだけしか語らないので全体像が見えない「被害者」はただうなずくしかなく、これまた不満だらけでした(笑)。
この言葉を贈呈するのにもっともふさわしい地域は
威張り散らし「うぬぼれ」「けんか」に明け暮れている朝鮮半島でしょう。
わっかるかな、この意味が!
自らをふり返る習慣がない朝鮮半島の人たちは
まずは、自らの姿を鏡に映して見る必要がありそうです。
ただし「自分をふり返る習慣がない人に、鏡で自分を映せ」と言っても意味がないのでしょうか。
「いかに相手を見下し、自分を格上にするか」が人生であり、これより大切なものは存在しない、という人生観からは、何も生まれないでしょう。
自国が、ばらばら・最悪の政治・経済環境であるのをそのままに、「反日こそ生き甲斐だ」といそしむ人たちの姿をみていると、視野狭窄症(しやきょうさくしょう)だろうとは思いながらも、そんな気がするのでした。
軍事政権から民政化したのが金泳三のころだとすると
金泳三の大統領在任が「1993-1998」なので、まだ文民化して20年そこそこの韓国が、まともな民主国家であるはずがありません。
一色になるのを好むのは、社会的な要請でしょうし、異論を排除しようとするのは軍事政権の影響とみたほうがいいでしょう。
さらに韓国は今、ご存じのように中国の言いなりになっていて、ヘビににらまれたカエルのようです、
よって日本としては、最低限の付き合いに徹するべきで、相手をまともな民主国家だと思わないことですね(笑)。
その証拠に、歴代の韓国大統領のなかで、在任中あるいは退職後に
- 暗殺
- 死刑
- 自殺
- 弾劾
- 逮捕(家族側近の逮捕も含む)
を免れた人がどれだけいるでしょうか。
法の未整備としか言えず、もちろん改善の兆候が見られませんので、永遠にこれが続きそうです。
「北朝鮮の政治体制に賛同」韓国で政党解散命令
韓国の憲法裁判所は12月19日、所属議員が内乱煽動罪などで有罪判決を受けた統合進歩党に解散命令を下した。:2014年12月19日 The Huffington Post
3年ほど前の記事ですが
結党3年の統合進歩党が解散命令を受けたようです。
「所属議員が内乱煽動罪で有罪判決を受けた時点で解党すべきだった」という日本の常識は、韓国では通用しません。
韓国にかつて存在した統合進歩党は極左政党とされましたが
従北勢力だと思わせたことが失敗だったという見方をする人もいるようで、今の左翼政権の場合、解散命令にまで至ったかどうか分りません。
それほど韓国の司法は、行政に左右されており、純粋に法律論で判断するべきだという日本の常識は、ここでも通用しません。
というのは、その後、今の左翼政権になってから文大統領があまりにも親北路線を歩み続けており、場合によっては朝鮮半島を不法に占拠している北朝鮮を擁護し、韓国憲法に抵触しそうな発言をしているからです。
そして残念なことに、それらの韓国大統領の試みは、北朝鮮によってことごとく拒否されており、もう文在寅(ムン・ジェイン)としてはアメリカのいうなりになるしかない状況です。
中国の言いなりで、かつ、アメリカの言いなり、とはどういうことでしょう。
そう、今まで通りの板挟みに北朝鮮が加わり、3方ふさがりとなり、唯一日本を見下すことでしか韓国の矜恃(きょうじ)が得られないのです。したがって日本との関係でさえ最悪の状況ですから、もう文字通り、ぎりぎりの瀬戸際外交なのでした。
文大統領 対北石油禁輸で協力要請=プーチン氏は否定的:2017/9/6 聯合ニュース
北朝鮮に無視された文在寅(ムン・ジェイン)は
必死でロシアに北朝鮮制裁に協力するよう依頼しますが、ロシアにも断わられたのが9月6日の段階です。この5日あとになって、国連安保理で、9回目の北制裁案が全会一致で可決され、さらにアメリカ独自の制裁案さえ示されました。
(社説余滴)北朝鮮化する日本?
軍事独裁政権の重い縛りを解き、韓国の民衆が自由を勝ち取って今年で30年になる。
そんな節目の年に、「絶対権力」と言われる現職大統領を革命的に、しかも非暴力で引きずり下ろしたわけだから、韓国の帯びた熱は簡単には下がらない。
ソウルであった30周年記念の国際会議をのぞくと、人々の陶酔感を肌で感じた…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。:朝日新聞 2017年8月11日
以下が有料会員限定記事なので
私は読めないと思っていると、次のような記事がありました。私に代って読んでくれたようで、実にありがたい(笑)。
「日本の北朝鮮化?」憂う朝日新聞
- 朝日新聞、「北朝鮮化する日本?」というタイトルのコラム掲載。
- 日本通の韓国重鎮が日本は「官僚が安倍首相を絶賛している」として北朝鮮のようだと述べたという。
- 理解し難いが、本記事の立脚地点がそもそも日本側に無い、と考えれば説明がつく。
日本は北朝鮮のようになってきた。なぜなら日本人が安倍晋三首相をほめるからだ――
こんな論評は悪い冗談なのか。北朝鮮のプロパガンダなのか。あるいは常軌を逸した人の独自の「考察」なのか。
:2017/8/12(土) 19:00配信 Japan In-depth
もし「安倍首相を誉めると日本が北朝鮮化した」のが事実だとすると
朝日新聞は、多様性のない北朝鮮と多様性のある日本を、まったく区別できていないようで、情けないことですね。もうあきれて言葉がでないというほどです。
さらに韓国が前大統領朴槿恵(パク・クネ)を罷免したように日本でも安倍首相を罷免すべきだという韓国人の説を引用し、まるで「安倍に反対すべきだ」とそそのかしているように見えます。
また「何でも反対の韓国と同じように何でも反対の日本になってきた日本が韓国化した」というらしい。
つまり日本が、「北朝鮮化」し「韓国化」したという朝日新聞の記事でした。
これまたあいた口が開いたまま・・・・・・。本気なんでしょうか、いつものフェイク・ニュースなんでしょうか。
つまり中国共産党べったら漬けの朝日新聞としては
- いうことを聞かなくなってきた北朝鮮(ロシアとの取り合い)
- 懲らしめる必要がある韓国(不可解な経済制裁が続きます)
という状況から、安心して「日本が、北朝鮮化した・韓国化した」と言えるのでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。