ふと、思う。
難しい言葉で語ることができればいいのだけれど
生憎、僕はそんなにたくさんの言葉を持ち合わせていないのです。
ほら、財布の中身と同じで、言葉の意味も軽すぎて、発する先から消えていく。
残らない言葉と残らない俺。
「きみと生きたい」大江千里
きみと生きたい
そう、そんなふうに、君は感じてくれているのかなぁ…なーんてことを、ふと、思う。
きみと生きたい
そう、そんなふうに感じているから、空を見上げちゃうのかな、なーんてことを、ふと、思う。
残らない言葉と残らない思い。
残らない俺と確かな君。


