僕の家には、お父さん颱風とお母さん颱風とぼくと妹颱風がいます。
家には、猫と犬がいます。
玄関に置いてある水槽では、金魚を飼っていてんですが
いつのまにやら、猫に食べられてしまったようで
今は、アメリカザリガニだけが蠢いています。
もしかしたら、金魚、ザリガニに食われてしまったのかもしれません。
もしかしたら、カラスに殺られてしまったのかもしれません。
金魚 中島みゆき
いまさら、颱風14号が、ご来日。
先ほど、某所から、「まもなく、颱風一家」とメールを戴きました。
拝読して思ったことは、「そうか。「一家」か。なるほどな。」ってことです。
まさか、本当に間違えてる人がいるなんて。
お父さん颱風のひと息で、家は倒れ
お母さん颱風のひと息で、車は遥か彼方まで飛んでいきます。
ぼくと言えば、せいぜい、植木鉢を倒せる程度の風しか吹かすことができません。
でもいつのまにやら、
颱風は北上するごとに勢いを弱め、いつしか温帯低気圧に。
気がつくと、お父さん颱風も、お母さん颱風も、いなくなってしまっていたのでした。
金魚
金魚
いつのまにやら猫の爪に引っ掻き出され、土にまみれて息絶えて。。。
颱風の雨では金魚は息ができなかったようです。
颱風の雨ではどこにも泳いで行けなかったようです。
…御伽噺みたいな、童話みたいな、作り話、おひとつ、夜伽話にいかがでしょうか。ｗ
