お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

今どきの親子

2005年07月27日 | 茶話(さわ)

親という字は、木の上に立って見る

 私の店に、中学時代から遊びに来ている子供たちがいます。当時、普通の子、落ちこぼれ、周りから睨まれている少し理解に苦しむ子。
 その中で特に女の子に、幼児期に着せ替え人形のような可愛がられ方をした子が数人いました。中学生になって、反抗期が始まると、まったく親の言うことを聞かなくなってしまっている?その親たちに共通することは、“この子供たちは親から見離されているのか”と思えたことです。(実際は解りませんが?)

 また、中学校の教師の対応にも疑問点がありました。サラリーマン教師なのか、部外者とのもめ事を嫌うのか、問題児(学校が考える)を隠そうとするのか、きわめて内向きな対応しかできないと感じました。その為、問題解決を難しくしている。

 また、男の子に共通することは、母親の愛情が強すぎるのではないか、そのために自由な発想と、行動が制限されて、思考が内向きになっているのではないかと思える点が気になります。
 今、この子供たちは社会人になっています。本人が気付いている子もいますが、気付いていない子も多い、特に周りから“良い子”といわれる子供が気になります。

このことを、お世話になっている人に話しましたら、
親という字を書いてみなさい」「木の上に立って見ると書くでしょう」だそうです。

甘やかされて育った子に、年老いた親の面倒を見る能力があるとは思えないのですが?