「黄砂第1波が来る!!」
全国放送でも、地元ローカルテレビ局でも、さかんに警告していました。
昨日、朝起きて愛車を確認。ボンネットです。
「ん?? たいしたことないなぁ」
屋根の上です。
「こっちも。たいしたことはない」
でも汚れが気になったので、このあと水できれいに流し落としました。その後ふいたら、白い布が一面、土色に汚れました。
「えっ!! この汚れ、3月に何回もあったよ! もっとひどいのが」
3月にご近所で、花粉で車の汚れがひどいと聞いていたのは、実は黄砂だったんですね。そういえば、花粉はふき取ると少し緑っぽい黄色ですが、今回と同じ土色でした。
黄砂の発生地は中国内陸からモンゴルにかけてです。
中国では、古くから森林の伐採が進み、1949年時点では、森林が国土を覆う面積は10%以下にまで落ちました。木を伐採するだけで、植林をしてこなかったんですね。森林がなくなると、森林が砂嵐を防ぐ役割を果たせなくなるし、土地は荒れて砂漠化が進みます。
現在、中国国土の20%近くを森林が覆うまで回復していますが、ここ10年の黄砂はひどいですね。霞は春の風物詩でしたが、今日では中国からの黄砂に取って代わられました。
「ほんとに、無粋!!」