岐阜県御嵩(みたけ)町にやって来ました。
東海環状道の可児御嵩インターから車で10分程度のところに、みたけの森があります。ここでは四季折々の花が見られますが、この時期はササユリが咲いています。
ササユリは本州中部以西に分布する、日本固有のユリ。山地の草原や明るい森林で育つそうですが、最近は少なくなってきているそうです。
みたけの森の進入路を入って行くと、アジサイの花が迎えてくれました。
アジサイの後ろを右折して駐車場に車を止めたあと、写真左側の坂道をのぼって森の奥に入って行きました。すると、山の斜面の上の方に、点々とササユリが見えてきました。
「遠いから、よく見えないなぁ」
坂道の右下に、アジサイが咲いているところがありました。下りてみると湿地があって、そこにハナショウブでしょうか、咲いていました。
坂道にもどって先に進むと、坂が急になってきました。坂をのぼり切ってみると、右側に池。さらに進むと、
道の近くにササユリが、ぽつん、ぽつんと咲いていました。
「うすピンクの花もあれば、白もある」
池に沿って先に進むとやがて、日の当たる少し谷になったようなところにやって来ました。見ると、谷の斜面に無数のササユリ!
「香りがする!」
池に沿ってさらに奥に進むと、メタセコイアの林にやって来ました。ここにも群生地があって。見ると、1株に3つの花を発見!まるで、うちの近くにある防災無線の拡声器のようでした。
池の一番奥まったところまでやって来ました。ここにも群生していました。
「少しうつむき加減に咲いて、清楚で上品です」