徳川園で、約70鉢、20品種の冬牡丹を鑑賞しました(2022/1/15)。
その後、大曽根口近くまで北上し、右側の日本庭園を時計回りに一周しました。
観仙楼から北に進むと、菖蒲田がありました。初夏には、2000株近い花菖蒲が咲き誇るそうです。でもこの日は雪が残り、寒々とした風景でした。
見えますか?右端の大木の根元から、ちょっと左横の黒い点。カラスです。こちらを見ていました。
西湖堤のある龍仙湖の右岸にやって来ました。
スイレンが植わり、アヤメの鉢が沈められています。
その近くで、カモが一つがい泳いでいました。ここで、あのカラスがひと鳴き。すると、
驚いたのか、メスがオスに近づきました。オスはメスをエスコートし、龍仙湖の真ん中に避難していきました。
大曽根口に近い木製灯籠のところに来ました。舟小屋に舟が収納されていました。
遊歩道を右に進むと、ミツマタの木がありました。
ツボミが大きく膨らんでいます。もうすぐ開花でしょうか。
これは、ウメの木。
ツボミがほんの少しだけ膨らんでいます。
ミツマタとウメの近くに、四睡庵(しすいあん)がありました。
上っていくと水琴窟がありました。地下には、常滑焼の瓶が埋められているそうです。
で、柄杓に水をくみ、水琴窟に水を落としてみました。
への次郎 「聞こえた?」
奥さん 「聞こえない」
何度も挑戦しましたが、不思議、無音??
さらに進むと、右に常緑の巨木が見えてきました。
巨木の足元には、滝が流れていました。巨木はスダジイ、滝は大曽根の瀧といいます。
滝の水が流れるこの流れ、虎の尾といいます。
流れに沿って下ってくると、上に橋(虎仙橋)が架かっていました。
橋(虎仙橋)の下を通ってくると、龍仙湖の南岸の観仙楼のところにやって来ました。
龍仙湖の南岸から、北岸の牡丹園の方向を見た光景です。
サザンカの花を見ながら、観仙楼の脇の石段を上っていくと、
先ほど見た虎仙橋がありました。これを渡らず、反対側に進むと黒門口に着きました。
黒門口を出たところにもありました、冬牡丹。
冬牡丹に見送られて外へ出ると、やっと黒門が見えてきました。
黒門は明治33年に完成。昭和20年の名古屋空襲でも焼失しなかったそうですよ。
黒門から外に出ると、向かいに黄色い小さな花が目に入りました。
近づくと、やはり、ロウバイ。もう咲いていました。
徳川園では、もう子福桜、ロウバイが小さな花を咲かせ、ミツマタやウメはツボミを膨らませていました。
名古屋の春は、近そうです。