への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

春の予感 徳川園

2022年01月18日 | 

徳川園で、約70鉢、20品種の冬牡丹を鑑賞しました(2022/1/15)。

 

その後、大曽根口近くまで北上し、右側の日本庭園を時計回りに一周しました。

 

観仙楼から北に進むと、菖蒲田がありました。初夏には、2000株近い花菖蒲が咲き誇るそうです。でもこの日は雪が残り、寒々とした風景でした。

見えますか?右端の大木の根元から、ちょっと左横の黒い点。カラスです。こちらを見ていました。

 

西湖堤のある龍仙湖の右岸にやって来ました。

スイレンが植わり、アヤメの鉢が沈められています。

 

その近くで、カモが一つがい泳いでいました。ここで、あのカラスがひと鳴き。すると、

驚いたのか、メスがオスに近づきました。オスはメスをエスコートし、龍仙湖の真ん中に避難していきました。

 

大曽根口に近い木製灯籠のところに来ました。舟小屋に舟が収納されていました。

 

遊歩道を右に進むと、ミツマタの木がありました。

ツボミが大きく膨らんでいます。もうすぐ開花でしょうか。

 

これは、ウメの木。

ツボミがほんの少しだけ膨らんでいます。

 

ミツマタとウメの近くに、四睡庵(しすいあん)がありました。

 

上っていくと水琴窟がありました。地下には、常滑焼の瓶が埋められているそうです。

で、柄杓に水をくみ、水琴窟に水を落としてみました。

   への次郎 「聞こえた?

   奥さん  「聞こえない

何度も挑戦しましたが、不思議、無音??

 

さらに進むと、右に常緑の巨木が見えてきました。

 

巨木の足元には、滝が流れていました。巨木はスダジイ、滝は大曽根の瀧といいます。

 

滝の水が流れるこの流れ、虎の尾といいます。

 

流れに沿って下ってくると、上に橋(虎仙橋)が架かっていました。

橋(虎仙橋)の下を通ってくると、龍仙湖の南岸の観仙楼のところにやって来ました。

 

龍仙湖の南岸から、北岸の牡丹園の方向を見た光景です。

 

サザンカの花を見ながら、観仙楼の脇の石段を上っていくと、

 

先ほど見た虎仙橋がありました。これを渡らず、反対側に進むと黒門口に着きました。

 

黒門口を出たところにもありました、冬牡丹。

 

冬牡丹に見送られて外へ出ると、やっと黒門が見えてきました。

黒門は明治33年に完成。昭和20年の名古屋空襲でも焼失しなかったそうですよ。

 

黒門から外に出ると、向かいに黄色い小さな花が目に入りました。

近づくと、やはり、ロウバイ。もう咲いていました。

 

徳川園では、もう子福桜、ロウバイが小さな花を咲かせ、ミツマタやウメはツボミを膨らませていました。

名古屋の春は、近そうです。

                                             

 


冬牡丹を鑑賞しました 徳川園

2022年01月15日 | 

我が家に帰省していた子供たちが去って以降、寅さんのロケ地に行き、撮影場所を探していました。難儀の末、ロケ現場は見つかりましたが、なにせ撮影は50年前のこと。地元の人の話を聞く必要もあります。ところが新型コロナの感染が再び拡大してきて、それもできなくなりました。そこで気分転換、花見に出かけました(2022/1/15)。

 

やって来たのは、名古屋市東区にある徳川園。ここは尾張徳川家の邸宅のあったところで、現在は日本庭園として整備されています。この時期は、冬の風物詩である冬牡丹が咲いていますよ。

 

ここが北口、大曽根口です。ここから入りました。

 

中に入ると、島大臣という冬牡丹が出迎えてくれました。後で分かりました、これ、地植えじゃないんですよ。

 

   奥さん  「冬牡丹って、寒牡丹のことじゃない

   への次郎 「いや、別物みたいだよ

冬牡丹は、牡丹を温室などで温度調整して冬に咲かせた牡丹です。寒牡丹は、温度調整などしなくても自然に冬にも咲く牡丹のことです。

 

地図を見ると、牡丹園は左側のピンクに塗られたところ点在しています。

 

牡丹園に行くと、防寒のわら囲いを着せてもらった冬牡丹がずらり。

 

でも、ところどころ、花をつけていない牡丹も。春に咲かせる普通の牡丹のようです。

昨日降った雪が少し残っていました。わら囲いが活躍したようです。

 

冬牡丹の白川郷だ!

 

一つ一つ見ながら先に進みました。

黄冠

村松の雪

八千代椿

八千代椿

島津紅

 

牡丹園を過ぎると、奥に瑞龍亭という茶室がありました。

 

茶室から見た龍仙湖です。

 

瑞龍亭の入り口付近で、職人さんたちが何か作業をしていました。

見ていたら、展示していて花が傷んだ冬牡丹と、一輪車で運んできた冬牡丹を鉢ごと交換していました。冬牡丹は、地植えではありませんでした。こうやって、いつも状態のいい花を鑑賞できるようにしているんですね。

 

向こうに見える建物が観仙楼です。その手前に小さい牡丹園があるので行ってみました。

 

牡丹の上の小さな花。梅ではなく、子福桜(コブクザクラ)という桜でした。

この桜、珍しくて花一輪に二、三個のサクランボがなるそうです。

 

子福桜を見ながら一休みしていたら、ガイドさんが来ました。話を聞いたら、冬に牡丹をタイミングよく咲かせるのは、技術的に難しいそうです。だから冬牡丹は、ここで育てているのではなくて、日本一の牡丹の生産地・島根県の大根島から送ってもらっているそうです。

                                    つづく

                                        


七草粥を食べました

2022年01月08日 | 食卓

正月に来ていた子供や孫が去り、我が家に日常が戻ってきました。

冷蔵庫を開けたら、買いだめしていた食材はほぼ空に。で、今年初の買い出しです。

 

スーパーに行ったら、入口の目立つところにワゴンが。のぞき込んだら、七草粥の材料が入ったパックがありました。

   への次郎 「今日が七草粥か

   奥さん  「1月7日の朝に食べるもんだね

   への次郎 「えっ!?  しまった!

   奥さん  「今夜食べればいいじゃない

で、1パック買ってきて、7日の夜に食べることになりました。

 

家に帰って、ネット図鑑を見ながら、ざるの上に七草を並べてみました。

真ん中下から時計回りに、セリナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ

 

   への次郎 「ハコベラ、1種類だけが多いなぁ

   奥さん  「この時期、手に入りやすいのよハコベラが、きっと

今年も、根拠のないことを拝聴することになりそうです。

 

できあがりました。

お茶碗に一杯いただくと、お酒漬けだった胃袋がやさしく癒されたような感覚になりました。

日本人でよかった

 

2019年のアンケート調査では、この年の1月7日に七草がゆを食べた人は全体で28%、女性では34%、男性では22%でした。

への次郎、何とか22%の中に滑り込むことができました。

めでたし、めでたし

                                                                                                                                                          


初詣に行って来ました

2022年01月04日 | 雑記

年末から来ていた長男一家が帰って行きました。駅まで送って行った帰り道、近くの神社に寄りました。

寄ったのは、新羅(しんら)神社です。創建年代は不明ですが、かつてこのあたりに新羅系の人々が住んでおり、彼らの祖先神を祭ったのに始まるそうです。

この神社、正月三が日に2万人の人が参詣に訪れるそうですが、今日は少なく、駐車場にもすんなり入ることができました。

 

駐車場から鳥居の前にやって来ました。

初恵比寿の旗がたくさん立っている

この神社では、正月五日に初恵比寿祭りをやっています。その旗ですね。

 

参道を進むと、鳥居の先に拝殿が見えました。

 

参詣者は少なく、待つことなくお詣りできました。

 

拝殿の左奥を見ると、

左が恵比寿様で、右は大黒様だな

 

恵比寿様と大黒様にお詣りして出てくると、社務所がありました。

手前に縁起物が展示されていて、縁起物とおみくじ、絵馬は窓口で買うようです。

 

買ったおみくじは、社務所横にあるみくじ掛に結んでありました。

 

この日、神社では初恵比寿に向け、準備が進められていました。

ここの初恵比寿は正月五日というから、今夜零時には、たくさんの人がやって来るんでしょうね。

                                             


令和四年 元旦

2022年01月01日 | 雑記

令和四年になりました。

新年、明けましておめでとうございます

 

朝7時過ぎに、2階のベランダに出てきました。

うちで初日の出が見られるのは、7時15分頃だな

ベランダの気温、氷点下4度。東の空を見ると、

 

太陽の光が、真上に出ている

 

出てきそうだ

 

おっ! 日の出じゃないか !?

 

完全に出たな

あっという間の出来事でした。

いい年になってほしいなぁ

 

このあと、への次郎は、お雑煮とお酒をいただきました。

 

食べていたら、外でバイク音。

もう、年賀状がきたかな

出てみたら、やはり年賀状でした。

拝見。

みなさん、お元気そうだ。けっこう、けっこう

 

帰省しない次男から、お年玉も届きました。

開けたら、1万円!

こりゃ、正月からついてるぞ!

 

1年の良き幕開けでした。