寅さんのロケ地を探しに、岐阜県瑞浪(みずなみ)市にやって来ました。
瑞浪に来たら、一度は行かないといけないお店があります。それが加登屋(かどや)食堂。昨年暮れに「秘密のケンミンSHOW極」で取り上げられていた、あんかけかつ丼のお店です。
「あんかけスパは知ってるけど、カツ丼にあんかけとはなぁ」
行ってみると、お店は、JR瑞浪駅の前の商店街の角にありました。
店先に目立つ「カツ丼」の旗。暖簾にも「かつ丼」。
「カツ、かつ。間違いない!ここだ」
店に入ると、昼前だというのにもう、三分の一の席は埋まっていました。
席に着くと、メニューを見ることなく注文。
「あんかけかつ丼 2つ」
店内を見ると、いたるところに色紙や写真が貼ってありました。
「なになに、ウドちゃんに、渡辺直美に、ぐっさんに…」
たくさんの色紙を丁寧に読んでいたら、出てきました。
への次郎 「おっ! テレビで観たとおりの姿だなぁ」
奥さん 「卵入りのとろり餡がかかっている」
への次郎 「分厚いカツだ」
奥さん 「ころもで厚みを出している訳じゃないね」
まず、カツをひと切れとって食べてみると、「サクサクッ」。
揚げたてでした。
つぎに餡のかかったご飯をいただくと、「はふはふっ」。
うどん屋のカツ丼とも、ソースカツ丼とも違い、優しい飽きのこない味でした。
「リピーターが多いはずだな、このお味」
瑞浪はこの日寒い日で、最高気温6度。
ほっこりとあたたまった体で、このあとロケ現場に向かいました。