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各種経営管理手法を身に付けよう

2017-09-03 17:29:19 | 経営コンサルタント

今回のテーマ:

・各種手法を体得する 「環境コンサルタントのつぶやき」No7



●体得した手法が多ければ自信がでてきますNo7(福井 著)

我々環境経営士とか経営士にとっての手法とは何でしょうか?私は「課題に対しての取り組み方、定石」という理解をしています。

下記の手法は一つの例です。これは一つの基本例でこれをきちっとやれば課題が解決するなどと思わないでください。

ただ知っておいていただきたいものをものを並べました。

手法を身に付けるには、自分で課題を作り実際にやってみることだとおもいます。

ただ知識のみではもったいない。体得すれば応用できます。

下記の詳細はネットで調べるか、書店などで買い求めて下さい。


〇SWO分析:戦略を立てる時によく使われるれます。新商品開発とか販路開拓に使われるの。

マーケテング手法には

〇4P分析:Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)の4つを指す。
 この4つのPを組み合わせながら、企業に最適なマーケティング手法。

〇3C分析:顧客分析(Customer)、競合分析(Competitor)、自社分析Company)のこと。

〇ポジショニングマップ:競合と比較した時の自社製品の差別化ポイント、あるいは訴求ポイントを明確化すること。
 一般には縦軸に価格、横軸に当該製品の一般的特徴をプロットする。

これらを応用した事例を地元の商工会のセミナーで先日聴いてきましたので、次回でも載せます。


生産・工場サイドでは

〇4M:工場を見る場合は、「Man(作業者)」「Machine(機械設備)」「Material(材料)」「Method (作業方法)」に的を絞ってみよう。
 作業者は無駄なく作業をしているか。

 設備は古くてもメーンテナンス、清掃されているか、外部から調達する物の保管、在庫状況、その企業でしかもっていない特殊技術はあるか等この4Mで自分なりに企業を評価し取引すべく企業か、一つの参考としてみます。

 最終的に当該社長とか工場長等責任者と話し性格を見抜き付き合う企業か否かを診る。

〇5S:これは有名ですから説明の要はないですよね。私は5Sは奥が深いと感じた事があります。
 経営士で5Sを浸透させて儲かる企業にした人を知っていますが。

〇コスト分析とかVE(バリュウエンジニアリング):あるものをコストダウンするためにその者を機能表現をして代替案を出してコストを下げる方法、この方法は単なるコストダウンのみでなく論理的に考える手法でも使われています。

〇品質管理、QC7つ道具等7つ道具(層別、パレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、
管理図)の中でも、重点項目を見つけ出すパレート図は是非使ってください。

〇ブレーンストーミング:皆様でも経験された方が多いと思いますが、アイディアを出す場合出されたアイデアに対してそんなの昔やったがダメだったなど言わない。

いわれた人は2度と発言しないし、そのアイディアにヒントを得てすばらしいアイディアが出ることもあります。

〇5W1H:報告書を書く場合は5W1Hで確認しよう。

〇財務分析手法:コンサルタントにとって最も基本的な手法です。バランスシートと損益計算書、損益分岐点分析は身に付けて下さい。経理畑でない人はとっつきにくいでしょうが、中小企業基盤整備機構は「会計セミナー」をやっていたり、商工会なども開催する場合もあります。是非受講して下さい。
 まだまだあると思いますが、一つでも多くの手法を身に付ければ企業の経営課題を解決するのに役立つと思います。

 

 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
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