私は,現在,非常に肩身の狭い一派に属しています。それは,タイトルからもお分かりになると思いますが(笑)。日本でも,この7月1日からタバコが値上げされ,「俺たち,余計に税金払ってるのに……」という声も聞こえてきています。
思えば,タイは基本は結構ルーズなくせに,ある一面結構厳しい面を持つように思います。その一つが“タバコ”。自分は,タイ国際航空の国内線では喫煙席を知りません。初めて国内線に乗ったとき,ライターを用意して禁煙サインが消えるのを待っていたいたのですが,禁煙サインが消えないまま目的地に着いてしまいました(^ ^;
ちなみに,昔のTGの国際線では,禁煙席で予約して,ベルトが外れたら喫煙席へ移動して吸い,禁煙席へ戻る……というとんでもない乗客でした(^ ^;。
現在では,テレビCMの禁止,販売店での見える所にタバコを置くことの禁止,密閉された空間・公共の場での喫煙禁止……と,さまざまな締め付けもあったりします。
最近話題になっているのは,パッケージへの表示でしょうね。警告文とともに,衝撃的な写真が印刷されるようになったとのこと。しかし,生憎というか,幸いというか,自分は日本から出るときに「免税枠」の1カートンを入手すれば,基本的に帰ってくるまで間に合うことが多いので,販売規制に対してはあまり実感がありませんでした。
ところが,先日たまたま出先で持ち合わせを切らしてしまいました。近くのセブンに入りますが,なにせ現物が目の前にはないので,注文のしようがありません。間違っても,テルンテープなんて重くて吸えませんし……(あと,なんでしたっけ,フォントックとかもあるんでしたっけ?)。
仕方なく,店員さんに「一番軽いタバコ頂戴」って頼みました。そしたら出てきたのが,このポールモールでした。でも,パッケージ見たときにはギョッとしました。「これかぁ……」ってなもんです。
でも,すきっ歯は,タバコとは関係あるのかなぁ……。それにしても,汚い絵だ……。(半分は,それが狙いなんですぜ,ダンナ……)
それにしても,あのセブンの店員さんは,日頃,タール 2mgを愛用している私にとって,それほど違和感のない選択をしてくれました。
【写真:タイ版ポールモールのパッケージ】