今年も、ブログBの日常主宰のかりびーさんのご厚意で、クルンスィ銀行のカレンダーで月の初めをお知らせしています。
10月のタイ王国には、3日間の祝日があります。
まず、13日(日)(と14日(月))は、วันคล้ายวันสวรรคตพระบาทสมเด็จพระปรมินทรมหาภูมิพลอดุลยเดช(わん くらい わん さわんこっ ぷらばーっ そむでっ ぷら ぱらみん まはー ぷーみぽんあどぅんやでーっ)。前国王ラーマⅨ世の記念日です。2016年のこの日、70年を超えて、国民の父と慕われた国王、ラーマⅨ世 プミポン・アドゥンヤデート国王陛下が亡くなりました。翌日からは、それまではカラフルだった街から色という色が消えました。高速道路脇にあった派手な広告看板が消えました。店頭から黒いシャツが消え、色物のTシャツを黒染めする業者が現れました。企業のウェブサイトやLINEがモノクロ画面になりました……。
そして、本年のこの日は日曜日ですので、翌14日がวันหยุดชดเชย(わんゆっ ちょっちゅーい=振替休日)となります。
もう一日は、23日(水)のวันปิยมหาราช(わん ぴぃや まはらーっ=チュラーロンコーン大王(ラーマⅤ世)記念日)です。タイ王国近代化の父と言われるチュラーロンコーン大王は、1910(明治43)年のこの日、57歳で亡くなりました。
名古屋市のチュラーロンコーン大王所縁のお寺・覚王山日泰寺では、タイ王国駐日大使、領事による法要が営まれます。
さて、昨日、大江さんからコメントでお問い合わせをいただいています。
要旨は、数十年前、タイ人の友達から仏像を貰い、タイの仏壇を購入して安置。タイのカレンダーは日にちの下に1から14または15日周期でカウントされる数字があって、1の日、8の日、14、または15の日に仏陀のマークがあり、1の日と14または15の日には必ず食事をお供えするように教えられ実行してきた。タイの友人に聞くと、タイ人は月4回全ての日に食事をお供えするとのこと。ですが、これらにはどんな違いがあるのでしょうか? ということでした。
今月(10月)のカレンダーで見てみると、1~14(15)の数字というのは、
タイ文字部分を読解しようと辞書も引いてみたのですが、どうもしっくりする意味(用法)が分りません。しかし、分ることは数字は月齢と関係があるということです。タイ文字部分については、お詳しい方から教えがあるかもしれません(^^;
今月仏陀マークが付いている日は、それぞれ2日(月齢29.0、翌3日が新月)、10日(月齢7.3、翌11日が上弦)、17日(月齢14.3、満月)、25日(月齢22.3、去る24日が下弦)、31日(月齢28.3、翌11月1日が新月)と、こうなりました。ですから、数字は上弦の×日目、下弦の×日目という意味なのではないでしょうか。新月になる(なった)とき、満月になる(なった)とき、お供えをしてねと言うことなのではないでしょうか。
ウチの場合、ピカネートさま(ガネーシャ神)をはじめとするタイ王国の仏さま方には、毎朝ごはんを差し上げています。そして、先日のお月見のようなときには別にお供えをしています。仏陀マークの日に食事を備えろというのは、“お供え”をしなさいということだと思います。タイ王国でも、御先祖さまや家や通りの祠には毎朝“ごはん”をお供えしていますが、時にちょっと立派なお供えやうんと立派なお供えをしていることがあります。そういうコトかな? って思います。
大江さんも、ごはんは毎朝お供えするのが良いと思いますが、如何でしょうか。
せっかく、検索で見つけていただいた弊ブログ。今後ともどうぞお立ち寄りくださいなm(_ _)m
あぁあ、今年のカレンダーもあと3枚になってしまいました(^^; 今月もぶろぐ “あみん”をご贔屓にm(_ _)m
併せて、ご質問いただいたカレンダーの件、「それ、こういうコトだよ」ってご存じの方、是非ともご教示いただければ幸いですm(_ _)m
【ノート】
10月
神無月
Octber
เดือนตุลาคม(どぅあん とぅらーこむ)
Octber
เดือนตุลาคม(どぅあん とぅらーこむ)
いつもご来場くださり、ありがとうございますm(_ _)m