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なぜ、サラダ油が体に悪いのか

2016-07-16 14:29:27 | 自分でできる健康維持
なぜサラダ油が体に悪いのか?


半世紀もの長い間、日本の国民は動物性の脂を取りすぎると、心疾患など様々な病気や、肥満の原因になるとして

「植物性の油であるサラダ油(リノール酸)の摂取を増やして、

動物性脂肪を減らすのが健康に良い」

という栄養指導を徹底的に受けてきました。

そして私たちは動物性の脂肪を食べないようにして、

積極的に植物性の油(サラダ油など)を摂取するようにしてきたのです。


しかし、このサラダ油のリノール酸に関しては、

あまり気持ちの良くないデータが2つあります。

それは、西欧諸国において戦後、リノール酸の消費の増加に比例してキレやすい若者が増え、

殺人や不慮死が増えているという事実です。

最近、日本でもその種の事件が多くなっています。

もう一つが、日本では本土に比べて揚げ物や炒め物を食べる頻度が高い沖縄県の場合です。

1970年に沖縄が本土に復帰するまで沖縄の人はラード(豚油)を愛用していました。

しかし、復帰後、本土の影響受けた若者を中心にサラダ油(リノール酸)の摂取量が急激に増えました。

その結果、長寿日本一だった沖縄の死亡率は少しずつ上昇し、ことに男性の死亡率が上昇してきました。

すなわち、40歳未満の若い層では不慮死が増え、50歳〜60歳の壮年層ではがんや心臓病が増加しています。

ちなみに、沖縄県の平成24年度の平均寿命を見ると、女性は87.02歳で全国3位となり、

長期間占めてきたトップの座を長野県に譲ってしまいました。

一方、昭和60年まで全国第一であった男性の寿命は急降下し、79.03歳で全国30位となってしまいました。

これは、沖縄の男性が女性に比べて泡盛という度の強いアルコールを飲むのも1つの原因でしょうが、

ラードからサラダ油の食生活の変化も無視できない原因の1つです。

「サラダ油はアレルギーやがんを増やす」

と言われてもう10年以上になります。

その最大の理由は、成分としてリノール酸が多いからです。

🍀豆知識🍀ーーーーーーーーー

ホイップクリームやコーヒーフレッシュは乳製品ではなく、ミルク風味に加工したサラダ油です。

本当の魅力は悪くなるので冷蔵庫にしまいますが、

これらの加工乳は何日もテーブルの上に置いてあります。

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リノール酸が健康に良くない理由として、従来の2つの理由が挙げられていました。

まず、リノール酸は体内で代謝される、炎症起こす物質
(プロスタグランジンやロイコトルエンなど)
を生産すると指摘されています。

弊社とは、やけどをしたときに皮膚が腫れる、

風邪をひいたときに扁桃腺や喉が腫れるなど、あの腫れをもたらすものです。

つまり、リノール酸系の多価不飽和脂肪酸は、どうしても炎症起こしやすくします。

主な炎症は乾燥肌、かゆみ、乾癬、アトピー性皮膚炎、花粉症、炎症性腸疾患、肝炎、気管支炎、がんなどです。

血管に炎症が起きれば血管も硬くなり、動脈硬化を起こしやすく、

さらに赤血球や血小板などの血液細胞が固まると
血がドロドロになるので血管の目詰まり(血栓)を起こして、

その結果、血流が悪くなるために血流障害による病気が起こりやすくなります。

炎症物質であるプロスタグランジンやロイコトリエンの急増により、

体内での炎症も多くなり、アレルギー、アトピーのみならず、がんも起こり起こすことになります。

さらに血流障害による性疾患や認知症、脳梗塞など脳の病気にもなりやすい体質となるのです。


外食産業が日本に上陸し、インスタントラーメンやカップめん、スナック菓子などの

サラダ油で加工した食品が爆発的に流行し始めたのは、

東京オリンピックや大阪万博が開催された40年くらい前からです。

この40年の間に、健康に障害を与えると問題になっていた自動車や工場の排気ガスに関しては

排ガス規制が進み、河川の汚染は少なくなり、大気も飲み水もきれいになりました。

しかし、がんやアレルギー、一向に減らず、「認知症」や「こころの病気」も増える一方です。

サラダ油は健康によくない、もう一つの理由として「トランス脂肪酸」の問題があります。

🍀豆知識🍀ーーーーーーーーーー

サラダ油を水素添加して、トランス化(trans-変える・移すの意味)し、半固形や固形化(擬似脂肪化)したものを「トランス脂肪酸」と呼んでいます。

牛や羊などの反芻する草食動物の胃の中でもトランス脂肪酸が作られるため、

牛肉や羊肉、牛乳や乳製品などにも微量のトランス脂肪酸が含まれています。

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トランス脂肪酸に関して、健康障害を起こすと発表されてから、アメリカやカナダは非常に神経質です。

両国では2006年にトランス脂肪酸の表示が義務化され、

バターやマーガリン、食用油にはトランス脂肪酸の含有率の表示が必ずあります。

それは、トランス脂肪酸が

「悪玉コレステロール値を上げて、心疾患を増やす」

とされているからです。

トランス脂肪酸は人の体にはありませんが、

牛や羊の肉や、ミルク、バター、チーズなどの動物性脂肪にはトランス脂肪酸が含まれています。

牛や羊のミルクやバター、チーズに含まれているトランス脂肪酸が体によくないという話はあまり聞きません。

これは多分、量的な問題で、ミルクやバター、チーズに含まれているトランス脂肪酸は少ないからでしょう。

しかし、植物用原料とするマーガリンやショートニング、マヨネーズの場合は、トランス脂肪酸の含有率が一挙に高くなります。

バターやチーズはどうしても高価なので、消費者には値段の安いマーガリンが好まれます。

市販のクッキーやビスケットも成分表を見ると、

大部分のものはマーガリンやショートニングが使われています。

マーガリンの原料となるサラダ油は融点が低く液状です。

したがって、バターのように固形化するために化学処理をし、

水素添加してバターもどきを作っているのです。

したがって、家庭の台所で積極的にサラダ油を使っていなくとも、

外食産業の揚げ物や炒め物、ケーキ、クッキー、サンドイッチなどを食べていると、自然にサラダ油の摂取量が増えてくるのです。

豆知識ーーーーーーーーーーーー

トランス脂肪酸の多いショートニングオイルは、サラダ油から作られています。

shortenには「短くする」「削る」「もろくする」「舌触りを良くする」などの意味があります。

ショートニングは、フライヤ菓子などのサクサクした感覚を出すのに使われています。

外食産業の歯ざわりの良いフライなどの揚げ物は注意が必要です。

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もし、外食するなら

ファーストフード店を避け、

サラダ油を使ってあげた惣菜、天ぷら、フライ、串カツ、コロッケ等は口にしないことです。

安全なのは、

寿司屋、おでん屋、焼き肉屋、鍋物や、ステーキハウス、それに上質のオリーブオイルを使っているイタリアン・フレンチレストランなどです。

天ぷらや揚げ物食べなければ、蕎麦屋、うどん屋も安全です。


ただ、個人レベルで生活を一変させるには相当の覚悟と行動力が必要です。

外食産業や加工食品で、リノール酸の含有率が高いサラダ油や不飽和脂肪酸の含有率が圧倒的に多いパーム油の使用を法律で規制すると、

多くの病気は急減して5年以内には国内の総医療費は低下してくるでしょう。

サラダ油やパーム油はそれほど国民の健康に悪影響を与えているのです。


ここ10年間でニューヨークの平均寿命は飛躍的に伸び、
全米のトップに踊り出ました。

わずか10年の間に男性の平均寿命は13歳も、女性のそれは8歳も伸びました。

短期間での伸び率としては前例のないものです。

平均寿命はこれほど伸びるということは、関連疾患も激減していることを意味しています。

その最大の理由は

メタボ対策として、マーガリンやマヨネーズに多く含まれているトランス脂肪酸を厳しく規制したことです。

食用油は健康にこれほど深い関わりがあるということを

私たちは、もっと、もっと、真剣に受け止め、考えていく必要があるのではないでしょうか。


豆知識ーーーーーーーーーーーー

人体の全ての細胞の膜は脂質でできています。

トランス脂肪酸が膜に入ると、細胞本来の活動が円滑にできなくなります。

脳に障害を起こしたり、心臓病になりやすくしたり、糖尿病の重大要素になるとして、

アメリカでは2008年に、すべての加工食品にトランス脂肪酸の使用を禁止しています。

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以上


(「そのサラダ油が脳と体を壊してる」山嶋哲盛さんより)