西新井の住宅地で頂く本物の担々麺
足立区でまた1軒、担々麺の名店を見つけた。西新井の環七北側にあるギャラクシティから栗原立体交差方面へ向かう道に、2016年5月にオープンした「琉帆(ルパン)」だ。ご主人は、かつて赤坂ツインタワーにあった中華料理店「狗不理」で修業。その味を踏襲した酸味ある担々麺が人気なのだ。
メニューは鶏ガラスープに自家製の芝麻醤をあわせた「担々麺」をベースに、生姜を際立たせた「香辣担々麺」、花椒を加えたカラシビの「麻辣担々麺」の3種が軸。このほか、自家製甜麺醤で味付けした肉味噌を混ぜ合わせて食べる汁無しの「炸醤麺」や、幅広麺を使った「びゃんびゃん麺」などを用意している。
今回は「麻辣担々麺」を辛さ「強」オーダー。丁寧な接客が光るご主人は、辛さの調節も相談に乗ってくれるので、カラシビ中毒者は尋ねると良いだろう。胡麻ペーストの効いたスープだが、甘ったるさやクドさはなく、酸味も程よくあってスッキリした飲み口。辛さ「強」は、さすがに辛さも痺れもかなりのもの。汗が止まらない。
麺は三河屋製麺の平打ち気味の中太麺。スープとの相性もよい。さて、半分くらい食べ進めたところで、ラードでネギを揚げた「ネギ油」を。スープにコクが加わり、表情がガラっと変わるので是非お試しを。ちなみに6と8が付く日は「ルパンの日」でトッピングのサービス券がもらえる。次回はパクチーをプラスしてみようか。
<店舗データ>
【店名】 担々麺 琉帆 -RuPan-
【住所】 東京都足立区栗原1-18-8
【最寄】 東武スカイツリー線「西新井駅」徒歩5分