東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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勉強が嫌いな理由は?~その2~

2011-12-07 01:25:49 | 学習全般
昨日は勉強が嫌いな理由の記憶力について書きました。

今日は集中力について書いてみたいと思います(私個人の自論ですので、違う意見の方も勿論いらっしゃいます)

「うちの子は集中力が無くて、机に向かっても全く勉強になっていない」

そんなお話を耳にする事があります。

しかし、本当にそうでしょうか?

他の事(特に好きな事、得意な事)には集中できていますよね?

ゲーム・漫画・友達とのメールやおしゃべり・・・・

つまり集中力はあるのです。それを勉強に向けていないだけで・・



ではどうすれば勉強に向けてくれるのでしょうか?

これは性格と考えるのではなく、病気に例えると分かりやすいですよ

元気で活発なお子さんが外で遊ばない、食事を摂らないなど何か

普段と違っているとお母さんは心配して病院へ連れて行きますよね?

その「原因」を探って、お薬を頂いたり、食事を改善したりして病気の元を「排除」します。



これを勉強に置き換えてみると・・・・

遊ぶ時には集中できるのに勉強では集中できない原因があるということになります

では

原因は何でしょう?共通するのは・・

記憶力と同じでそもそも「楽しくない」からです。

なぜ楽しくないのでしょう?

その理由は一人一人違うものですよね

叱られるから

わからないから

出来ないから

じっとしていないといけないから・・・いろいろです

しかし、その色々な「理由を排除」していけば楽しくなるのです!

ではどう排除しますか?

「楽しくない」理由を探るより

楽しいと感じている理由を探る方が見つけやすいですし、後々良い結果になると思います



今皆さんのお子さんが熱中している遊びは何でしょう?

実はそれがヒントになると思っています!

お子さんになぜその遊びが楽しいのかを聞いてみてください、

「きっと楽しいから」とか「好きだから」と答えますよね

もっと掘り下げて、何が楽しいのか?なぜ好きなのか?をよくよく聞いてみましょう。



例えばサッカーが好きなお子さん達に「なぜ?」と聞いていくと、答えはバラバラです。

「ボールを思った所に蹴るのが楽しい」「パスを繋ぐのが楽しい」「相手をかわして行くのが楽しい」

こんな感じです。

私は心理学者ではありませんから、専門的な事は言えませんが

思った所に蹴る・・・思い通りになる・・・・・簡単な問題から始めましょう
パスを繋ぐ・・・・・コミュニケーション・・・乗りの良い講師と授業しましょう
かわしていく・・・・問題を突破する・・・・・クイズのような問題から始めましょう

と連想していくとお子さんが楽しいと感じられるポイントから学習出来ると思いませんか?



もしゲームが好きなら、どんなタイプのゲームでその中の何が楽しいのか?
など、細かく聞いていくと分かってきますよ。

どんな本が好きなのかとか、いろいろありますね。

お子さんが集中するポイントが掴めれば勉強にその集中力が向くように
あの手、この手で「処方」していきます。

それが私の教室、私の考え方です。

休憩時間になると私の周りに子供たちは集まってきます。男の子も女の子も小学生も中学生もです。
みんなニコニコしながら集まり楽しいおしゃべりタイムです。
お子さんたちが私の所に集まるのは理由があります。きっと本人たちは気付いていないでしょうね(^◇^)
(それについてはいつかまた)

長くなりましたがもう一つ

お子さんによって集中力の継続時間は違います。しかしこれは訓練によって伸ばしていくことが出来ます。

また、集中力には強さがあると思います。

今持っている集中力の何パーセントをどこで使うか、これも訓練です。

そうした積み重ねで、じわじわと集中力が付き、少しづつ勉強に向いていきます

勉強が嫌いになる理由の2つめは本人の集中力が勉強に向かえない状態にいる事、原因を排除していない事だと思います。
理解していただきたいのは、これはある日突然改善される力ではありません。