東京には国公立・そして私立、それぞれがビックリするくらい多くあり
受験校選びにはちょっと多すぎるくらいですね
学校の先生でさえ、東京の全高校を把握している訳ではありませんし
私も少し遠かったりすると知らない学校もあります
いざ、受験学年になってから「こんなに沢山あるんだ」と困惑するのは当然でしょう
お子さんの今の学力と照らし合わせ、どのレベルくらいまで狙えるか?
と考えて、絞っていくわけですが、
都立高校も、学校独自の教育方針を前面に打ち出していますし
チャレンジスクールなどの特色を持った学校
専修学校もありますし、総合なんていったい何をするのかしら?と思う名前もあります。
進学重点校・スーパーサイエンスなどの特色を持っている学校もあります
私立に関しては毎年入試の偏差値が大きく変わる学校もありますし
コースが変更されている場合もあります。
それらの情報は学校のホームページを見たり、学校や塾で聞いてみるのも良いと思いますが
一番はお子さんと一緒に見学に行かれる事が良いですよね。
まずは説明会に参加し、高校によっては
体験授業や部活体験もありますし、文化祭や体育祭に足を運ばれる事も
お子さん自信が現実的に受験を考える上でも良い刺激になります
都立上位校は人気が高く、第一志望にしているご家庭は毎年増えています
人気の集中する学校を志望校にされた場合、倍率との戦いになることから併願校選びにも
重点を置いてほしい所です。
志望校選びは、その学校の偏差値レベルだけに目が行きがちですが
お子さんに合っているか?
進学率はどうなっているか?
部活動は?
と考えて頂きたいのと、実際学校に行かれた時の印象を大切にして欲しいですね
先生方の対応は?
校内は綺麗にされているでしょうか?
おトイレは清潔ですか?
生徒さん達はイキイキしていますか?
お子さん達がまず気にするのは学校の規則です。
頭髪や制服に関して厳しい校則を設定している学校は昔より少なくなりましたね
携帯なんて私達の時代では存在すらしなかったので、それらの事も確認して下さい
災害時を想定して、ご自宅から遠すぎないか?学校の対応はどうなっているか?
等も、チェックポイントでしょう。
もう一つ、これは公立高校で聞く話ですが
「業務の多さに教師が生徒との交流をもてない」といった問題があります。
学校とは言っても一つの会社とあまり変わりはなく縦社会ですから
校長(社長)と教員(社員)の関係や教員同士(同僚)の関係が上手くいっている
学校もあれば、そうとは言い難い学校も勿論あります。
また、ベテラン教師が多いのはいいことですが、新人が全くいない学校は
新しい事に不慣れで保守的な部分もあるかと思います。
いずれにせよ、高校はその次への為のステップとしてご家庭の考えに
最適な選択をして頂きたいと思います。
今日は今年度最初の会場模試に向かう当教室の生徒さん達です
受験に向けた大きな一歩として、胸を張って、真摯な態度で受けてきてくれる事を願っています。
みんな、一緒に頑張りましょう!