前年度の当教室の高校受験生さん達
数名が得意だった理科・社会ですが、今年は社会はまだしも理科が得意な生徒さんがいません
それは当教室に限った事ではなさそうです
(私が思う「得意」とは、学校のテストでも、会場テストでも、どのテストでも
一定以上の点数をとれて初めて得意と言えると思っています)
新課程により大きく変わった理科という教科
お子さんは理科をどう考え勉強しているでしょうか・・
新課程により、現在の高校2年生から大学受験が変わるということですから
これから高校受験を控えていらっしゃるご家庭にとっては他人事ではないでしょう
中学の理科では難しい数学を使った計算はありませんが
高校に入ってからの理科は数学の理解も必要です
物理・化学・生物学などに分かれますが、基礎知識となる中学理科が不得意では
高校に入学してから待っているものは??
そして大学受験に待っているものは??
いままで以上に理科は大切だと思いませんか?
最初に書きましたように理科が得意な生徒さんが今年減ったように思うのは
旧課程から新課程への移行が上手くいっていないという話を聞きます
私が感じているのは、理科のボリュームUPは中学授業の時間数では足らないのではないか
と言う事です。
私の一意見だけでなく、多くの諸先生方がこうした意見をおもちである事を考えると
お子さんが理科を今得意教科に出来ていないとしてもそれほど不思議ではないでしょう
しかし、入試には容赦なく問題は出てきます
つまり、こうした諸事情を念頭に置いて学習する必要があるという事ですよね
そして英語です
英語は言葉ですから、文法はもちろんの事
英語で書かれた文章をいかに理解し、背景や心情を読み取り
設問に正しく解答できるかという問題が並んで来ます
上位校であれば長文読解となりますから、スピードとリズムをつけて
理解しながら読める事も条件となりますよね
日本語でもそれは同じ事、さらにそれらの文章を基にして自分の考えを
日本語で、英語で書けるようになる必要があるでしょう
記述式での解答を求められるという事がわかっているのですから
それらを念頭に置いた学習を進めるべきでしょうね
今年、注目している教科は理科と英語です。
これは私の考えですが・・・
もちろん、他教科も高い理解が必要でしょう
いずれにせよ、夏を有意義に過ごすために
そうした背景を考えて計画を立てる事は無駄にはなりませんよね。