中学受験には学校での成績はほぼ関係ありませんが、高校受験では無関係ではありません。
その比率は下がってきてはいるものの、良いに越したことはないですよね。
受験に向けての学習内容と定期テストで高得点をとる為の学習は同じではありません
その為、中学3年生はそのどちらもとる為にハードな学習量が必要なのですが
部活動や委員会活動などもあり、さらに体力が高校生並みにある訳ではない。
集中力や学習方法も出来あがっていませんから
受験には不利と言えます。お子さんが運動系のクラブや吹奏楽部なら
それだけでも、部活動に比重を置いていない生徒さんたちから比べたら不利になります
学年に数名、文武両道で活躍しているお子さんもいらっしゃいますが
そうした生徒さんたちは低学年の頃から
「学習習慣がある」
「勉強のコツを掴んでいる」
または「中学受験をして小学校の基礎が定着している」など
そこまでに取り組んできた何かがあるものです。
頭の回転の速さだけで努力なしに上位になる生徒さんはまず稀です
受験学年になり、いよいよ勉強と対峙する気持ちが湧いていた生徒さんにとって
ここからが上り坂!
やればやるほど大混乱に陥ることもあるかもしれません。そんな時、挫折しそうになります。
大混乱になる理由として、「単元」の問題があります。
授業では「単元」ごとに学習していきますが、テストではその単元だけが出てくるわけではありません
特に、3年生になると1,2年生で習った事は使えるという認識の上で新単元が混ざっています
これが大混乱を誘発!
英語、数学はまさにそれでしょうね
しかし、混乱しようと挫折しようと、前に進まなくてはなりません
その時、立ち直りが早い生徒さんの方が有利となります
はたから見たら、さほど落ち込まない生徒さん、呑気でマイペースで・・大丈夫?
なんて思ってしまうくらいの性格(^_^;)
そうでない生徒さんの場合は、挫折しそうになったら学習量を大幅に増やす必要があると思っています
子供の発想は実に豊かで
「次のテストは本気でやってみる。本気でやってどれくらいとれるのか見てみたい」
といった生徒さんもいれば
「次のテストは勉強しないでやってみる。勉強しないでどれくらいとれるのか見てみたい」
なんて言う生徒さんもいます。
勉強しないのは困りますが、双方「自分の実力」を知りたい。
と言っているんです。
受験に向かうに当たり、自分の実力を知ることでこれから先
どんな所で挫折する可能性があるか?
どの程度挫折しそうか?
を推測する事ができ、計画も立てやすくなりますね。
挫折しそうになった時、マイナスに考えるのではなく
これからの計画がより的確に立てられるようになった!とプラスにしましょう!!
お子さんはそうは思えないかもしれませんが、サポートする側は
それくらいの気持ちで応援してあげなくては家族で落ち込んで
良い流れが造れなくなります。
受験とは「挫折との戦い」
乗り越えて、強くなっていく道の一つですね。密着でサポートさせていただいています。一緒に乗り越えましょう!!