台風の影響もあり、梅雨らしいお天気が続いていますね
教室では明日で塾内公立中学生の皆さんの中間テストが終わりますが
高校生と私立中学生の期末テストが始まります
小学6年生、中学3年生にとってはあと220日程度が受験勉強との戦いです
長いようで短いですね
学ぶ事はまだまだ沢山あります。特に高校受験生にとっては
新単元がまだ多くありますから復習と新単元学習とで毎日はあっという間に過ぎて行くのが普通でしょう
受験の山となる夏は学習に追われ精神的にストレスはあるものの
これから来る今年の冬よりはまだ気持ちは前向きですし緊張もそこまでではありません。
それぞれの志望校が望む生徒像をしっかり把握しましょう
中学受験においては学校で通常学習しない傾向の問題形式が出題される事が知られています
なぜ、学校の学習だけでは対応できない内容なのか?
私も真意はわかりませんが、それだけ真摯に勤勉で努力を継続し、体力と強い精神力を持つ
生徒を育てたいという理念があるからなのではないか・・と思っています。
高校受験も都立受験は内申が加味される事や推薦では内申が有利に働く事を考えると
都立高校では、学力と並行して真面目、かつ協調性があり、明朗で活発な生徒
それがベースとしてあるのではないでしょうか?
公立高校も私立同様、各学校の個性やカラーを前面に押し出し、求める生徒像を明確にしていますので
志望校も昔に比べるとより自分に合った学校選びが出来るようになったと思います。
受験で鍛えるのは学力ですが、その学力を養うには様々な道徳観念を見直さなくてはいけません
受験は自立への第一歩です。それは中学受験でも同じ事。
真摯な態度で学習に励むには、協力してくれている親御さんや教師、そして友達や周囲の人にも感謝し
素直な気持ちで挑む事です。素直な気持ちになれないまま学習を進めても豊かな知識は身に付きません。
甘えを捨てる事の訓練もこの時期に身につける必要があるでしょう。
誰かがやってくれる。誰かが助けてくれる。・・といつまでも他人に頼っていては自習学習は出来ません。
自分が今何をすべきか?自分に必要なものは何か?
それを自分で探せるようになるのも、受験で鍛えられるべきです。
ここで成長できなければ、指示待ちの大人に向かっていってしまいますからね。
よきライバルがいて、よき指導者がいて、そして前向きな自分がいる事が
良い受験に繋がると思います。
よきライバルとは目に見える友達の事だけではありません。
首都圏模試やVもぎなど、数字として見えてくる自分の順位の上にいる生徒さん達が
個々に頑張っている事をお子さんにしっかり伝えましょう。
この時期はお子さんの道徳、心の成長も成績に繋がってくる事も
親御さんがご理解していただければより良い成果を期待できますね。