東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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鍵は小学生学習!!

2013-09-04 12:46:14 | 学習全般

8月終わりに高校受験生さん達は会場模試を受験しましたが

昨日はその結果が戻ってきました!

 

少し前に記事にも書きましたが、この夏の取り組みの結果として如実に現れていました。

全員の生徒さんが偏差値を上げ、内複数名が納得のいくラインまで上げる事が出来ました!!

偏差値60をこの時点でクリアできていればまだまだ上を目指せますよ!

これからもしっかり取り組んでいきましょうね。

 

これだけ勉強漬になっていると、だんだん自分の得意、不得意教科が見えてくるものです。

しかし、どのお子さんも苦手となるのがやはり「国語」!

文章読解力から韻文・文法・漢字・古典と学ぶ分野が広いです。

小学生のころから中学2年、いえ3年のはじめくらいまで、自分が国語で得点できない

なんて思いもしなかった生徒さんは意外と多いです。

 

国文法という学習内容は学校の授業で十分な時間を確保できていないと思います。

なのでご家庭で時間をとり、自習すべき学習の一つですが

なかなかそこに目が行かないようです。

接続詞・指示後・主語・述語がわかっているだけでも驚くほど結果に差が出ます。

 

当教室では小学低学年からお預かりしていますが

「こそあどことば」からはじまり「指示語」「主語・述語」等は実は小学2年生から

学習しています。

また質問された内容に沿って正しく答えると言う部分も2年生から習慣付けしていますから

生徒さん達は

「なぜですか?・・・だから」と考え「から。で答える」

と、自然と考えて答えられるようになっていきます。

記述問題で多いのは、質問の内容をわざわざ回答欄に始めに書いてしまう事。

Q「~~~~はなぜですか?」

A「~~~~はなぜかというと・・・・・・」

というように・・・・

 

これを受験期になってからご指導するには、本来の学習にプラスして考えなくてはなりませんよね

すると、膨大な量の学習量となりますし、お子さんへの負担もどんどんと大きくなる訳です。

 

受験時期に突入してから詰め込んでも上手くいかせる為には

お子さんの体力の問題も出来てきますし、集中力や忍耐力の問題も出てきます。

 

文章読解の苦手なお子さんは殆どの場合、すらすらと文字が読めませんし

語彙力が弱いです。

知らない言葉を羅列されると一気に何を読んでいるのかわからなくなりますし

句読点のないところで切ってみたり、つっかえながら読んでいるので、意味を理解するのではなく

読み切る事を目標にしてしまっています。

そのまま中学生になり、古典が出てきて更に混乱し

また英語も文章読解力が必要となるのでどちらも成績が上がらず・・・

というシナリオが出来あがっていきます。

 

中学受験をしないからと、勉強を疎かに小学生時代を過ごす事は本当にもったいないです

「小学校をもっとちゃんとやっておけば良かった」なんていうセリフを最近は受験生からも

聞いています。

 

小学生をお持ちのご家庭の皆様、受験期にお子さんが追い込まれない程度の学力を

小学生のうちにつけておいてあげる事は親として賢明だと思いませんか?