前の記事の続きです
次はお子さんの反抗の原因!?について考えて行きます
勉強だけでなく、何に対しても「度が過ぎる」のは良くありません。
優しすぎても、甘やかし過ぎても・・また厳しすぎてもいけないんですね
科学や技術の発達に伴い、心の成長や変化も研究が進み
昔は王道だった方法も今では邪道となってきています。
ちょっとビックリしたのは「子供を叱った事がない、怒鳴った事もない」というご家庭がある事です。
最近の子育ては叱る事をまるで悪のように扱っている感じがしますが
私は叱る事は悪い事ではないと思っています。悪い事をした時、自分が間違っていた時
叱ってくれる人が居る事がどれだけありがたい事か・・・・
「叱られる内が華」という言葉にある通り、見込みのない人にエネルギーを注いだりしないものです。
ただ、この「叱る」にも色々ありますよね。
感情のままに暴言を吐くのと、冷静に諭していくのとでは叱られている方の飲み込み方は全く異なります
こと勉強に関しては、お子さんにしてみれば悪い事をしている意識は無いのではないでしょうか?
悪い事をしていないのに叱られる・・・
それでは誰だって嫌になりますよね
私は勉強に関して叱る必要は無いと考えています。
いえいえ、よく教室で怒ってますよね?(と言われそうですね・・)
はい、怒っています
ただ、勉強に関して怒っているのではないんです。
その姿勢・取り組み方・心構えに対して不誠実な時に怒っているんです
なので生徒さん達は私に怒られた事を納得しているので反抗しません
悪い事をしている意識もないのに叱られていれば反抗もします
これがお子さんと受験を巡ってのトラブルになる原因になっている事は多いです
叱られること自体納得できないではないでしょうか?
では、どうすれば叱らずに受験を乗り越えられるのか?
前の記事に書きました心構えに通じますが
出来ない事を責めるのではなく、出来た事を褒めて行く事ではないでしょうか?
子供は本来、純粋で素直です。
親から褒められたいと常に思っているものです。
今までも書いてきましたが、テストの結果が悪く出てしまった時
一番落ち込んでいるのは本人ですからそこに追い打ちをかけるというのはいかがなものかと思いませんか?
落ち込んでいる時に励ましてくれて支えてくれる人がいれば
「もっと頑張ろう」と思うのが子供ではないでしょうか?
動揺する自分の気持ちは押さえて、お子さんのテストに目を通し
「前回出来なかった所が出来ていたね」
「ここが出来たんだから、きっとここも出来るようになるね」
「頑張っているから次は大丈夫、応援しているよ」
とエールを送ってあげる事がトラブルを起こさずにお子さんを伸ばす秘訣だと思います。
そうは言っても現実問題受験生にはもう時間が無くなってきています!
塾内受験生のご家庭にはお知らせしてありますが
私は今後出される結果に対してかなりシビアにお子さんを追い込んでいきます
親御さんには申し訳ありませんが、塾で私にかなり責められている事を念頭に置いていただいて
ご家庭ではフォローしてあげて頂きたいと思います。
っと・・・
勝手な事ばかり書いて今回2部に渡った「受験生と子育て」を終了します
最後までお読みくださりありがとうございます<(_ _)>
さぁ!受験生!!覚悟してくださいね!!