東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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受験と子育て~そのⅡ~

2013-09-12 10:34:23 | 学習全般

前の記事の続きです

 

次はお子さんの反抗の原因!?について考えて行きます

勉強だけでなく、何に対しても「度が過ぎる」のは良くありません。

 

優しすぎても、甘やかし過ぎても・・また厳しすぎてもいけないんですね

科学や技術の発達に伴い、心の成長や変化も研究が進み

昔は王道だった方法も今では邪道となってきています。

 

ちょっとビックリしたのは「子供を叱った事がない、怒鳴った事もない」というご家庭がある事です。

最近の子育ては叱る事をまるで悪のように扱っている感じがしますが

私は叱る事は悪い事ではないと思っています。悪い事をした時、自分が間違っていた時

叱ってくれる人が居る事がどれだけありがたい事か・・・・

「叱られる内が華」という言葉にある通り、見込みのない人にエネルギーを注いだりしないものです。

 

ただ、この「叱る」にも色々ありますよね。

感情のままに暴言を吐くのと、冷静に諭していくのとでは叱られている方の飲み込み方は全く異なります

こと勉強に関しては、お子さんにしてみれば悪い事をしている意識は無いのではないでしょうか?

悪い事をしていないのに叱られる・・・

それでは誰だって嫌になりますよね

私は勉強に関して叱る必要は無いと考えています。

いえいえ、よく教室で怒ってますよね?(と言われそうですね・・)

はい、怒っています

ただ、勉強に関して怒っているのではないんです。

その姿勢・取り組み方・心構えに対して不誠実な時に怒っているんです

なので生徒さん達は私に怒られた事を納得しているので反抗しません


悪い事をしている意識もないのに叱られていれば反抗もします

これがお子さんと受験を巡ってのトラブルになる原因になっている事は多いです

叱られること自体納得できないではないでしょうか?

 

では、どうすれば叱らずに受験を乗り越えられるのか?

 

前の記事に書きました心構えに通じますが

出来ない事を責めるのではなく、出来た事を褒めて行く事ではないでしょうか?

子供は本来、純粋で素直です。

親から褒められたいと常に思っているものです。

今までも書いてきましたが、テストの結果が悪く出てしまった時

一番落ち込んでいるのは本人ですからそこに追い打ちをかけるというのはいかがなものかと思いませんか?

落ち込んでいる時に励ましてくれて支えてくれる人がいれば

「もっと頑張ろう」と思うのが子供ではないでしょうか?

 

動揺する自分の気持ちは押さえて、お子さんのテストに目を通し

「前回出来なかった所が出来ていたね」

「ここが出来たんだから、きっとここも出来るようになるね」

「頑張っているから次は大丈夫、応援しているよ」

とエールを送ってあげる事がトラブルを起こさずにお子さんを伸ばす秘訣だと思います。

 

そうは言っても現実問題受験生にはもう時間が無くなってきています!

塾内受験生のご家庭にはお知らせしてありますが

私は今後出される結果に対してかなりシビアにお子さんを追い込んでいきます

親御さんには申し訳ありませんが、塾で私にかなり責められている事を念頭に置いていただいて

ご家庭ではフォローしてあげて頂きたいと思います。

 

っと・・・

勝手な事ばかり書いて今回2部に渡った「受験生と子育て」を終了します

最後までお読みくださりありがとうございます<(_ _)>

 

さぁ!受験生!!覚悟してくださいね!!


受験と子育て~そのⅠ~

2013-09-12 08:34:26 | 受験生さんへ

おはようございます

少しずつ朝の気温から秋を感じられるこの頃ですね

生徒さん達は夏の暑さから解放されると同時に夏の疲れが出てきているようです。

いつもは眠くならない時間に眠くなったり、なんだがだるい・・といった事があります。

 

今日は受験生さんとその親御さんとの間で起きるトラブルにどう対処していく事ができるか考えてみましょう

 

お子さんが誕生された時、感動や喜びに沸いたと同時に育児の不安や悩みもありましたよね

お子さんとの生活では育児書などを読んだり、同じ月例のお子さんを持つ親御さんと

いわゆるママ友になって相談し合ってきたのではないかと思います。

母子手帳にはお子さんの発達を記録するページがありますね

首の座りはいつ頃だったか、歩いたのはいつだったか・・・・

そしてその頃の心の発達は多くの本にも書かれていて、わからないなりにも“手引書”がある事で

安心したり、そのせいで「うちの子は発達が遅れているのか?」と不安になったりもしますよね

 

しかし、お子さんが成長するにつれそうした手引書はなくなっていきます

心は成長とともに形や色を変えて、まさに千差万別となっていくので個々に「事例」となっていくわけです

そんな中でなかなか他人には相談しにくい分野に「受験」があります

なので受験に対しては他と違い家庭の中だけで悩みが膨らむ傾向にあると言えますよね

塾はそうした悩みに真剣に相談に乗り、お子さんのより良い受験に向けてのアドバイサーで

あるべきだと私は思いますが、そうした塾はなかなか少ないようですね

私自身、子育ての中で塾に親身に相談に乗ってもらったという記憶は無いです

 

さて前置きが随分長くなってしまいました

本題に入ります

受験を巡っての親子間のトラブルは正直書ききれないほど沢山ありますので

直接的な学習について書こうと思います。というのは先日ある記事を読んで頷きました。

 

「この子は勉強が出来ないから勉強しなくては」という発想がトラブルの原因となる事です

少し変だと思いませんか?

勉強が出来ないから勉強するのは当然の事です。

しかし、その記事には

「この子は勉強が出来るから勉強するのだ」という発想のもとに学習させてあげる事

と書かれていました。

正直、私は生徒さん達を見ていて皆良くできていると思います。

その「良く出来ている」のラインは様々で親御さんから見たら「まだまだ」なのですよね

ただ、「出来ないから教えないと出来るようにならない」なのか「出来る子だから教えればもっと出来るようになる」

という観点から指導するのか・・・その違いでお子さんの勉強に対する意欲は大きく違ってきます

親御さんが宿題を手伝ったり、勉強を指導しようとすると

ほとんどのお子さんが反抗しますが、これは「出来ないから教えなくては出来るようにならない」という

前提があり、敏感なお子さんはそれを感じ取っているからだと論じてありました。

これは親御さんだけでなく、多くの教育者がもう一度認識すべき心構えだと思いませんか?

お子さんとの学習に関してのトラブルを解消する為に最も有効な

考え方だと思います。

「出来ないから」ではなく、「出来るから」教えるのだ・・・と指導する側が意識を革命させる必要があるんですね。

 

もう少し書きたいので次のページに続けますね・・・・