東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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親に出来る事・親しか出来ない事

2014-02-05 11:06:55 | 学習全般
昨日の記事は100名を超える子育てに関心を持っておられる
皆さんに一読いただけました。ありがとうございます
最近は100名を超えてご覧いただけている事が増え、励みになっています(*^_^*)

昨日の記事の続き
具体的な例を上げながらお子さんとどう接していくかを考えたいと思います


皆さんは常にお子さんの豊かな将来を願っていらっしゃることでしょう

スポーツの道で、お子さんの才能を生かして、そして学力の道で・・・
学力以外の道を選んだ場合、本当にそれで生きて行かれるのか?という疑問が残ります
プロになったり、一流と他人様から言われるまでの長い道のりや
それが駄目になった時が想定される以上
学力が一番お子さんを守ってくる財産になると私は考えます

ではその学力はどの程度までを考えていらっしゃいますか?
多くの場合「具体的にはまだ考えていない」のではないでしょうか
この仕事に着いてからより多くの親御様の意見として伺ったのは
「将来困らない程度の学力」というご意見です

「具体的に考えていない」は学校名ではなくそのレベルも合わせて考えた事が無いとのお話しもありました
「将来困らない程度の学力」は高いレベルを希望しているがそれが、どの程度が我が子に届くのか?
といったことですね

ここでもう一つ
中学受験と高校受験では親御さんの信念と言うか熱意と言うか
受験にかける想いが違っています
中学受験ではほとんどの場合、お子さんに行かせたい学校ありき
なのに対して高校受験は本人の意思優先となる事が多いです
お子さんの年齢に応じた受験スタイルともいえますね

これから書く内容はあくまで上位を目指したいご家庭の場合ですから
普通で良いんです。という場合は読み飛ばしてください

勉強、学力は積み上げですから
例えば
「我が子は東大まで絶対に行かせよう!」
と親御さんが決心したとします
東大に行く為に何をすべきかと考えますよね、お子さんが幼稚園生なら?小学生なら?
今、何をすべきかが明確になってきませんか?つまり逆算して今すべきことが出てきます
その逆に
「行かれる上位校に行ってくれればいいわ」
と考えていたとしたら、それは既に後手をとっている状態となり
東大を目指すご家庭とはだいぶ違う生活スタイルになりますよね

当たり前の事ですが、この違いが実は一番大きいと思います
昨日の記事にも書いた通り
受験に必要な力は学力のみではないからです

東大を目指すには中学受験で最難関と言われる中学への入学が理想です
つまり、中学受験をまずは成功させ高いレベルを維持し更に向上を目指す訳です
最難関を突破する為にはどの程度の学習が必要かと言えば
知識問題に関して塾は無くてはならない存在です
さらに、ご家庭ではブロック遊びから始まり、公共施設を利用し多角的に子どもの脳を刺激し
興味関心を持たせる必要があります

これは親にしか出来ない事です
普段の会話の中に、慣用句や四字熟語を使い、時間をかけてお子さんの話を聞いてあげ
自分の気持ちを論理的に考えさせる必要があります

「楽しい」という一言にも「なぜ楽しいのか」という理由を言わせる、考えさせる
田舎にいらっしゃるお爺さん達に手紙を書く習慣をつけるなど
子どもが楽しみながら習得出来る学習に目を向けて工夫される事が
親に出来る事、親にしか出来ない事ではないでしょうか

ただ机に向かわせていれば学力が付くと言うものではないと強く思います
自転車に乗っている時、車に乗っている時「今時速何キロだとおもう?」「この早さで走ったら1時間後はどこに着く?」
そんな会話が大切ですよね
お買い物をしていても「こっちとこっちではどっちがお得かな?」「3割引きっていくらになる?」
など、生活の中で実体験として問題をリアル化させる事で理解度は全く異なってきます

3月15日の講演会では更に詳しいお話しをさせていただきたいと思います
ホームページも合わせてご覧ください

来週は私立高校入試が始まりますね、みんな風邪に気をつけて過ごしましょう!!