東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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定期考査一週間前の中学生

2014-11-07 14:00:00 | 教室便り

近隣中学では定期考査が1週間前となりました

中学生さん達がいつもより熱心に自習に来ています

 

1年生は前半で定期考査を経験し、少し中学生の自覚を持ち学習に励んでくれるようになりました

計画表を持って来て「こんなにやる事があるんだよ~」と見せてくれる生徒さん

お友達と待ち合わせをしてきても、しっかり3時間ほどお互い黙々と自習をしています

2年後が楽しみですね

スポーツが得意な生徒さんは成績も安定してよく出来ています

1学期の成績は4と5が並び、自信を持って学習に励んでいます

スポーツの強い高校への進学は成績の良い生徒さんがやはり有利!

このペースを維持していきたい所です

 

明日はプレテストを実施し、その後定期考査に向けて学習をしますがほとんど自習スタイルです

自分で考えた自習がどのように進んでいるかを見せてもらい、改善点などのアドバイスもしていきます

この時期は塾の授業はちょっとお休みで、学校教材を使って学習しましょう

中学生は理科・社会もしっかり学習しておくと高校受験で有利ですから、定期考査に向けては

この2教科も時間をかけて学習する事がポイントです

自校作成校を狙う生徒さんは特にじっくり学習する事をお勧めします

定期考査対策は外部の教材ではなく、学校で使っている教科書とワーク・プリントを徹底的に

見直す事です

塾で先の単元をやっているからと油断してはいけません

謙虚な学習姿勢が定期考査での結果を左右します

目標を設定して学習する事も大切です

何の教科で何点を取り、全体で何点を目指すのかを前回の結果から考えておきましょうね

ノートを使った学習の仕方も自分なりに工夫をしていく必要があります

受験期になってから意識するのでは遅いですからね

明確な目標を立て、自習の質を上げていくチャンスです

こうして自習をする習慣がついてきたら、その習慣を維持しましょう

テストのある・なしに関わらず、自習をしておく事が受験期に大きな差になって出てきます

人がやっていない時にやる事が勝利への路!!

後悔先に立たずですね、今日も頑張りましょう~! 

 

 


模試の結果を意識し過ぎない事

2014-11-07 06:49:50 | 高校生さん

中学生と違い、高校生は模試を1年生から頻繁に受けます

都立高校より、私立高校の方が外部模試を積極的に受けるように促しています

「1年生だから・・・」とか「まだ学習が進んでいないから・・」

なんて言わず、外部模試を積極的に受けて試験や模試に慣れておく事は高校生には必要です

私たちも、この模試の結果を見て学習計画を何度も練り直します

しかし、1回の模試をどれほど意識するのが良いのかというのは学年により異なってきます

受験学年では80%くらい重要と考えるのに対し

2年生では50%、1年生なら40%程度ではないかと私は思います

それよりも大切な事はその結果を

”どう受け止めて学習計画を練り直し、どう挑んでいくかの方がよほど重要”です

一喜一憂するのではなく、結果から見える反省点を探しより良い結果を出す努力を怠らない事の方が

よほど大切です

当教室の東大講師は

「計画を練り直すのが一番楽しい時間だった。おそらく100回は練り直したよ、結果を出せる計画を

自分で考える事こそが成長。良い計画通りに進める事が良い結果を作るんだ。」

と生徒さん達に話しています

 

なんだか、今日は力が入っているな・・・と感じる方もいらっしゃると思います

最近、こんな事がありました

大手進学塾の模試を受けて来た生徒さんが、結果についてそちらの講師から話をされたそうです

その結果自信をなくし、志望校を変更しようか・・と悩むとともに

勉強自体、もう無駄かもしれない、と落ち込んでしまいました

こんなにも落ち込むの?っとビックリしました!

実際あまり良い結果は出せませんでした

ただ、他の模試では伸びていますから、私たちは「成長の段階」として見ています

他の模試で、得意教科は校内ベスト5に入るのも珍しくなく、平均的に伸びています

確かにこれから改善していかなくてはならない弱点も多くありますし

強化していく必要のある教科も当然あります

 

模試の種類は大きく分けて考える事ができます

難易度の高い問題を解く力をみる模試

スピードと正確性を見る模試

基礎学力の定着を見る模試

と言った具合です

1年生から多種の模試を受ける意味はこういう所にもあります

これら全ての模試でどのような結果を出しているか

生徒さん達の得意・不得意も見えてきます

そして、そのデーターの蓄積から志望校や挑戦校などが見えてきますし

志望校によっての学習計画もたてられます

これが私の模試に対する考え方です

東大・東工大の講師陣もこの考え方に賛同していますから

的外れな考え方だとは思っていません

 

先ほどの生徒さんは「学習する意欲」すら失いかけてしまいました

たった1回の模試の結果で!頑張っている生徒をここまで折るなんて

ある意味大手は凄いですね!

模試は入試ではなく、反省材料としてあるものですから今回その生徒さんには

その事をよくよく伝えて、東大講師が計画を一緒に練り直してくれた事で

なんとか気持ちを切り替え学習して、今日も違う模試を受けてきます

 

実際、高校生だけでなく当教室には様々な進学塾で「学習意欲」を削がれた生徒さんが

複数名いらっしゃいます

テストや模試に対する「恐怖心」すら感じているのではないかと思う生徒さんもいます

一度そうなってしまったら、心を立ち直らせるにはそれなりの時間がかかってしまいますから

私もそうした生徒さんには慎重に対応しています

でも、そんな生徒さんほど真面目で頑張り屋さんばかりです

なので時間が経つにつれしっかり結果を出せるようになっていますし、もともと持っていた

学習意欲も向上しています

 

模試の結果を意識し過ぎるがゆえに、学習意欲まで削ぎ、可能性まで奪ってしまうなんて

そんなナンセンスな事をしないであげて欲しい!

本当に強くそう感じた出来事です

 

お子さんが学習を意欲的にこなせない場合は、こうした背景もあるかもしれません

ご家庭では

模試の結果を見て、まず叱るのはやめて、次に繋がるアドバイスをしてあげて欲しいですね

 

明日は数学特訓講座第2回です

「整数」を4時間かけて基礎から発展まで解いてみましょう!

外部の皆さんもぜひ参加してくださいね!

あさっては河合模試があります

しっかり学習して挑みましょう!!