ひなマム一家の珍道中・ブログ版

息子・陽は高校生になりました。これまでのお弁当やざっくりな料理、家族でのお出かけの記録。ニャンコもたまに登場するよ。

一瞬が旬

2010年09月30日 23時57分24秒 | ひなマム一家
こんな時間だしそれなりに疲れてるのに何だか眠れず、独り言を残してみることにしました。。。

今、陽とあることを頑張っています。
私にしても初めての試みで自分に経験のないことを、陽と今取り組んでいます。

疲れた陽が寝ると、その寝顔を見ながら私は最近よく考えることがあります。

陽は男の子、今みたいに寝る前の儀式で「ママ大好き~ ブチュ」なんてやって抱き着いてくるのなんかもうほんのあと少ししかないのかもしれない。

小学校に入り、その先また進学し、彼の世界はどんどん拡がっていくのでしょう。
今だけなんだなぁきっと…こんな甘ったれで素直に大好きなんて言ってくれるのって。
そう考えると、とても寂しくは感じますが『今この一瞬一瞬が旬』なんだな~と思えます。
陽が甘えてひっついてくるのを受け止め、私も素直に愛情表現をするのがまだ今はやりやすい時期。
旬なのです。

これから渡っていかなければならない世の中で、今なんかじゃ想像つかないくらいの困難や挫折、そして愛情や幸せを沢山感じる豊かな人間に育ってほしい。
親も紆余曲折しながらも必死で陽の人生が豊かなものになるよう育てていかなきゃいけない。
当たり前のことなんだけど、最近特に感じます。

陽よ…父も母も草葉の陰から見守ってるぞ…ってだけには実際いかないけど、陽があることに必死になってる姿を見ると、親もいつものチャランポランな具合でいてはいけないことくらいはわかります。

名前に込めた思いのように育てていけるよう、それが叶えられていけるよう、親も向かい合って頑張っていかなきゃとつくづく思うこの頃。


…って独り言をつぶやいてみました。

ただならぬ1泊ホームステイ

2010年09月05日 00時26分35秒 | 
陽の幼稚園のお友達とママにプーケットのお土産を渡しにお宅へちょこっと寄るつもりが・・・結局、陽の1泊ホームステイになりました。

陽は普段自分一人でお買い物なんか行かない、というか危なっかしくてひなマムが行かせられない。。。
でも昨日はお友達と二人でおつかいに行ったり、すぐ近くの公園で遊んだり、しまいには「泊まりたい!」と言い出して、初めてお友達の家に『一人でお泊り』をさせていただきました。
幼稚園のサマーキャンプ以外で一人でどこかにお泊りなんて初めての陽。
「本気?? っていうか、夜中に帰りたいなんてワガママ言わない??」
と、かなり怪しみましたが。。。
結果、夜中に情けなく「ママぁ~!!」と電話がかかってくることもなくお泊りしてきました。

・・・信じられない。相当みくびってた。
夜中に1度泣いて起きたらしいですが、どうせママは来てはくれないと悟っていたのか、トイレを済ませてまたパタッと眠ったようで。

親子共々仲良くお付き合いさせていただいているお友達&ママ。
陽にとって初めての体験が沢山あったみたいで、きっとすっごく新鮮だったんだろうな。
たまらなく楽しいホームステイ、素敵な体験をさせてくれたお友達に感謝です。


でも、『ただの楽しい初お泊り』ではなかった。


最近ずーっと考えていたこと。
来年から小学校、本当に自分で学校まで行けるの??
道を歩く時は何に気をつけなきゃいけない??
おつかい一人で行ける??
困った時はどうしたらいいかわかる??
・・・色んな心配が尽きないのですが、もしかしたらそれは私自身への心配なのかもしれません。
私がちゃんと陽に示して教えてきたという自信が持ててないこと、それを実行して反省してみた経験が親子共ないこと、だから実績ゼロで「ほんとにできんの?」と疑わし~と思ってしまうこと。
自分の育児のスタイルの範囲で見えてなかったこと、お友達親子と時間を過ごして何だか実はすごい大事なんじゃない?ということに気付かされた気がしました。

自分が幼稚園の頃、近所のお友達と子供だけで遊ぶのは当たり前。
子供だけで駄菓子屋に行くことも、ご近所に回覧板を回しに行くことも、徒歩30分かけて小学校に通うことも、普通でした。
だけど今の私には陽に「やってみたら??」とか「お願いしていい??」と機会を作る勇気も言葉もありませんでした。
実家とここは治安も違うし、自分の幼少期と今との治安も違う。
そういう思いは今も変わりません。
でも来年からは小学校に通学です。
私が今本当に教えなければいけないことは、実践して反省してまた実践して実績を残して信用して信用されていく関係を陽ともっと築いていかなければならない、そしてその時期はもうとっくに到来していると察しました。
小学校について色々悩んでいましたが、とにかく1番早急に準備しなきゃいけないことが何だか見えてきました。

私が陽に「ほんとにできんの~!?」と疑いを持ってしまうのは、きっと私が私自身のやってきた育児に何だか自信が持てないで、実績も積んでこなかった・その機会から逃げてきたからなんだろうな。


しばらく前になりますが、陽と昼寝をしていた時、先に目覚めてしまった陽は私がまだ爆睡してる間に、徒歩5分ほどの近くのスーパーに一人で行ってどうしても欲しかったらしいおもちゃ付きのお菓子を一つ買いに行ってきたことがありました。
見たこともないおもちゃで遊んでいるのに気付いて陽に聞いたところ、「一人で買いに行った。」と言われ・・・ひなマムは血相変えて怒りました。
「何で一人で行ったの!? 危ないんだから今後絶対こんなことしちゃダメ!!
正直、その時は怒り心頭でした。

以前から欲しくて目をつけていたのでしょう、陽はそのおもちゃ付きのお菓子が294円だったこと、100円玉3枚持っていけば買えるということを知っていたみたいで、自分で貯めたお財布の中から300円を持って買いに行ったようでした。

今、思います。
何であの時ただただあんなに怒ってしまったんだろう。
しかも理由は「車道だし事故に遭ったら怖いし、知らない人に連れて行かれたら大変。危ないからダメ」と言うだけ言ってとにかく怒り、『禁止』をしなきゃ!と思った。
陽は「絶対ママに怒られる」ということは知っていたはず、それでも買いに行った。
どうしても欲しくて、一人で。
その頃、「テレビで見た口裂け女が怖い。。。」とやたらと言っていた陽に、ひなマムは「口裂け女に会っちゃうよりもママの方が恐ろしいかもよ、そしたらアンタ毎日恐ろしいじゃん。だから口裂け女なんて大丈夫大丈夫。」
と、本気で口裂け女にビビッていたから冗談交じりに払拭したつもりでいたけど、陽にとっては多分どっちもどっちだったかも。。。
それでも一人で買いに行ったってことは、多分彼の中では相当なアクションだったんだろう。

だけどただ禁止をしてもそれこそダメだなぁ。。。
もう小学生になるんだもんなぁ。。。


いやー、書いてて正直お恥ずかしい。
でも、書き残すことによってせっかく気付いたことを忘れないようにしたい。
結構重大なことに気付いたんじゃない!?と思ったってこと、残さなきゃ。
そう思いながら書いてます。

お友達親子を見ていて、陽がいない一晩考えて、何だかわかった気がしました。

さて、こう思ったことをどう活かしていこうか。。。
結局、暗中模索はまだまだまーーーだ続きそうだけど。

自分は18歳で親元を離れて好き勝手やってきて、今に至ります。
父は私が東京の学校を受験することを最後まで「いいよ。」と許してはくれませんでした。
私の在学していた高校からは受験例もなかったことから、「どうせ受かりゃしない」と父に言われ大喧嘩をしました。
それでも母を何とか説得し、自分でサクサク準備を進め、推薦入試を受け、早期に上京決定。
受かった後も父と1ヶ月間口をきかなかったことを今でもよく覚えています。
母も応援してくれたけど、ハラハラしていたことでしょう。

色々考えると、自分もそれなりにとんでもないことをしてきたなと思います。
その頃はわからなかった親の葛藤。
内容や時期こそ違うけれど、私も少なからず今感じています。

そんなこんなを珍しくずーっと考えた日。


・・・ということで、1泊ホームステイは、ただのホームステイではありませんでした。
『ただならぬホームステイ』になったのでした。

将来の夢

2010年09月02日 12時59分56秒 | 
今日は幼稚園で8月生まれの子のお誕生日会でした。
陽の幼稚園は8月いっぱい夏休みなので、毎年9月頭にお誕生日会をして下さいます。
保護者もそれを見に行き、お誕生日会の後は園長先生のお茶会に親子で招かれます。

恒例なのですが、「大きくなったら何になりたい?」という園長先生の質問に、陽は「世界中の人と話せる通訳になりたいです!」と答えていました。
去年ともおととしともまた違う夢になったようです。

旅行に行ってても、「ねぇ、あの子にこんにちはって言うのって何て言えばいいの? 何語で話せばいいの?」と時々聞いてきた陽。
旅行直後のせいもあってか、今度は言葉に興味が出てきたみたいです。

昨日陽に「明日通訳になりたいって言う。」って聞かされていたひなマム、
「ふーん、通訳かぁ。。。でもね、語学を習得するのは並大抵じゃあないよ。
語学以外に、その国のことや人を知ろうという姿勢も大事だよ。
大変だよきっと。何事も極めるのってすごく努力が要るよ。」と話しました。

陽が何になりたいのか、今後も変わるでしょう。
そして大きくなって何の仕事をするか見当もつきません。
でも、何をやるにも人の波に呑まれながらそこからまた這い上がりと、今では到底予測もつかないような困難がやってくる時は必ずあるはず。
時にはヘタレてしまうこともあるかもしれない、でもそういう自分のことも見つめてみて、ちゃんと自分を知り、また再起する力を養っていってほしい。
その力を養うのもすごく大変なことです。

さて、来年は何になりたいって言い出すのかしら。。。
興味があることが色々なのはいいことです。
いっぱい迷え迷え。