東日本大震災から11年。
いまだにその日のままとなっている学校や、どなたかのお宅を見ると、本当に時が止まってしまったかのように思える。
でも、少しずつ朽ちていたり、埃がたまっていたり、冷蔵庫が開けっ放しなのは動物が食べ物を求めて荒らしたり、中には空き巣が入った痕跡があるなど、やはりそこで何かがあったということがわかる。
前を向くって、どれだけ難しいことか。
普通に生きていて、ある日いきなり普通が壊され、もう同じようには戻れない。
地球って、人が住む環境をくれるけど、地球って、怖いのかも。
毎年、震災について新しく知ることがある。
出来事だったり、どなたかの体験だったり、こんなにたくさんのやるせないエピソードがあることに飲まれそうになる苦しさを感じる。
直接被災したわけでない私でさえそうなのだ。
一日も早く元気に、とか、元通りの生活を、とか、ふさわしい言葉なのか飲み込んでしまう。
知ることや忘れないこと、これくらいしか出来ないのだが、やはりこの先もずっとずーっと永遠に忘れないで過ごしたい。
そして、この日に生まれた赤ちゃんたちも多く居るのではないかと思う。
お誕生日がこの日という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
心から、おめでとうございます!
何事も背負わず、貴方様らしいステキな人生を送ってほしい。
全く何の関係もないただのオバチャンなんだけど、普通にお祝いを申し上げます。
普通に。
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