先月、銀行のキャッシュカードを無くし、4日後に無事取り戻した
わけだが、これがまた例によってドタバタの連続であった。
まずは金曜の午前、その日の昼食、夕食(会食)と週末に必要なお金を
下ろそうと、あるホテル・ロビーに設置されたATMへ。
いろいろと考え事をしながら操作していると、うっかりカードを取り忘
れてしまった。
実は日本のようにカードが返却されての取り忘れとは違い、返却ボタンに
タッチしなかったので、機械の中でロックされてしまったのである。
少し説明すると、取引や照会の終了後に初期画面に戻るのか、カードを引
き出すのかなどをタッチしないといけないのだが、お金だけ受け取って立ち
去ってしまったのである。
拙者得意の後の祭りである。
さてどうなったのか、まぁ帰ってきたわけだけど・・・・。
まずはATMが設置されているホテルに相談。
翌日土曜にならないと行員は来ないので、明日にカードの有無を連絡すると
のこと。
ATM内にあればいいが、万が一落としたとなると、再発行には2週間かかり、
その間、現金は引き落とせず、デビットカードもない状態で生活資金がショート
してしまう。
ATMしか思い当たる節はないのだが、不安な面持ちで土曜を迎えた。
土曜朝、コーヒーを飲みながら文庫本を読んでいるところに電話がかかってきた。
ATMにあったそうで、銀行に行けばもらえるとのこと。
たどたどしい日本語で説明してくれたが、「ホテルのそばのマクドナルドの横の
支店」としきりに言うので、「○○支店だろ、わかってる」と言ってから礼を述べ
た。
土曜午後、用事も済んだので銀行に赴く。
平日と異なり人もまばらな行内では、すぐに順番が回ってきた。
用向きを伝えると、保管庫らしき鍵付きのキャビネットを開けて、小さな箱の
中にある100枚以上のカードを調べてくれた。
その中にはないそうで、土曜朝の発見ならまだ届いていない可能性が高いので、
週明けに来るように言われて、ひとまず安心して、銀行を後にした。
土曜夕方、行きつけのバーでビールを飲みながら文庫本を読んでいると、また
電話がかかってきた。
月曜にホテルに届くので、火曜の朝なら確実に渡せるとのこと。流ちょうな日本
語で説明してくれた。承知して火曜に受け取りにいくことにする。
火曜朝、ホテルに出向く。
「カードの取り扱いが変わり、ホテルが預かることはあり得ない。」と意外な返事。
着信履歴を見せ、土曜の顛末と今ここにいることの説明をする。込み入ったので、
中国語ではなく英語に切り替わる。
再度確認後担当者から電話を入れるとのこと。中国語はできるかと問われたので、
「我希望(I hope so)」と答えて後にする。
火曜午後、担当者から電話がかかってきた。
マクドナルドの横の支店に届いているとのこと。
「○○支店だろ、わかってる。」と言ってから礼を述べた。
早速、マクドナルドの横の支店に出向く。
順番を待つと、土曜に対応してくれた若い、見るからにエリート銀行員といった
男性が対応してくれた。覚えてくれていたので、話が早い。
キャビネットを開けると、箱ではなく封筒を持って席に戻ってきた。
懐かしいカードちゃんがその中から姿を現した。
パスポート確認、受領サインの後、無事に手元に戻った次第。
封筒は新規に届いた紛失物と思われる。
つまりは土曜に見た箱の中の100枚ほどは受け取られないまま銀行が保管してい
るものだと推測する。
ちなみに書類とハンコで引き出せる日本と異なり、カードと暗証しか引き出しの手段
はないこの国で、失くした銀行カードを取り戻しに来ないって、いったいどんなお金持
ちなんだろう???
わけだが、これがまた例によってドタバタの連続であった。
まずは金曜の午前、その日の昼食、夕食(会食)と週末に必要なお金を
下ろそうと、あるホテル・ロビーに設置されたATMへ。
いろいろと考え事をしながら操作していると、うっかりカードを取り忘
れてしまった。
実は日本のようにカードが返却されての取り忘れとは違い、返却ボタンに
タッチしなかったので、機械の中でロックされてしまったのである。
少し説明すると、取引や照会の終了後に初期画面に戻るのか、カードを引
き出すのかなどをタッチしないといけないのだが、お金だけ受け取って立ち
去ってしまったのである。
拙者得意の後の祭りである。
さてどうなったのか、まぁ帰ってきたわけだけど・・・・。
まずはATMが設置されているホテルに相談。
翌日土曜にならないと行員は来ないので、明日にカードの有無を連絡すると
のこと。
ATM内にあればいいが、万が一落としたとなると、再発行には2週間かかり、
その間、現金は引き落とせず、デビットカードもない状態で生活資金がショート
してしまう。
ATMしか思い当たる節はないのだが、不安な面持ちで土曜を迎えた。
土曜朝、コーヒーを飲みながら文庫本を読んでいるところに電話がかかってきた。
ATMにあったそうで、銀行に行けばもらえるとのこと。
たどたどしい日本語で説明してくれたが、「ホテルのそばのマクドナルドの横の
支店」としきりに言うので、「○○支店だろ、わかってる」と言ってから礼を述べ
た。
土曜午後、用事も済んだので銀行に赴く。
平日と異なり人もまばらな行内では、すぐに順番が回ってきた。
用向きを伝えると、保管庫らしき鍵付きのキャビネットを開けて、小さな箱の
中にある100枚以上のカードを調べてくれた。
その中にはないそうで、土曜朝の発見ならまだ届いていない可能性が高いので、
週明けに来るように言われて、ひとまず安心して、銀行を後にした。
土曜夕方、行きつけのバーでビールを飲みながら文庫本を読んでいると、また
電話がかかってきた。
月曜にホテルに届くので、火曜の朝なら確実に渡せるとのこと。流ちょうな日本
語で説明してくれた。承知して火曜に受け取りにいくことにする。
火曜朝、ホテルに出向く。
「カードの取り扱いが変わり、ホテルが預かることはあり得ない。」と意外な返事。
着信履歴を見せ、土曜の顛末と今ここにいることの説明をする。込み入ったので、
中国語ではなく英語に切り替わる。
再度確認後担当者から電話を入れるとのこと。中国語はできるかと問われたので、
「我希望(I hope so)」と答えて後にする。
火曜午後、担当者から電話がかかってきた。
マクドナルドの横の支店に届いているとのこと。
「○○支店だろ、わかってる。」と言ってから礼を述べた。
早速、マクドナルドの横の支店に出向く。
順番を待つと、土曜に対応してくれた若い、見るからにエリート銀行員といった
男性が対応してくれた。覚えてくれていたので、話が早い。
キャビネットを開けると、箱ではなく封筒を持って席に戻ってきた。
懐かしいカードちゃんがその中から姿を現した。
パスポート確認、受領サインの後、無事に手元に戻った次第。
封筒は新規に届いた紛失物と思われる。
つまりは土曜に見た箱の中の100枚ほどは受け取られないまま銀行が保管してい
るものだと推測する。
ちなみに書類とハンコで引き出せる日本と異なり、カードと暗証しか引き出しの手段
はないこの国で、失くした銀行カードを取り戻しに来ないって、いったいどんなお金持
ちなんだろう???