あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

ドイツ大使館員と知り合いになる

2014-10-26 13:33:49 | 日記
久々の好天、好転ともいうべきか、空気も澄んで晴れのさわやかな
朝を迎えた。

それなのに少し残念、一日早く好転してくれていたら、という思いが沸き
起こる。昨日、スモッグの中を押して、万里の長城に行ったからである。

スモッグで写真には遠景の長城が映らないという有様で、少しがっかりし
ていただけに、今朝は別の意味でがっかりなのである。

さておき、昨日、こちらで2回目のドイツ語会話の機会をえた。
日本人駐在員向けのバスツアーで長城に行ったのだが、事前に旅行社から
送られてきた座席表で隣が外国人とは知っており、英語圏ではなさそうな名
前に東欧の方で奥さんが日本人なんだろうなぁ、くらいの想像をしていた。
ところが、なんとこれが、ご主人がドイツ大使館員で奥様が日本人というご
夫婦だった。

ドイツ語は、30年ほど前に勉強した言葉だが、若い時に必死にやった(や
らされた)だけに結構、記憶に残っているのである。
同級の学部生180人中、30人近くが語学、とりわけドイツ語で留年、
教養課程から専門課程へ進級できないという、まったく馬鹿げた伝統を守っ
ていた母校で、なんとかこれを潜り抜けるために、かなり必死で勉強したの
は事実である。

出不精のご主人を誘ってくれと奥様に頼まれ、メールアドレスを交換したの
で、いよいよ棚で眠っていたドイツ語辞書の出番到来である。
ポケットに入るサイズはいいのだが、いかんせん老眼によって、小さな文字
が今となっては恨めしい。
ドイツ旅行のために四半世紀ほど前に買った辞書を使うのは、これで2回目
となる。