言い訳をならべる朝より麦畑 あきオジ

憧れる国が見えぬ枯れ木立 あきオジ

山茶花の残酷色が雪におち あきオジ

ぼちぼちと句にする冬は雨長し あきオジ

発酵を始める落葉は暖かい あきオジ

どうでもいいことなのでしょうが続ければ発酵し
新しい何かが生まれる。

俳句ってそんなものなのかもしれません。
文芸作品などと考えるからつまらなくなってしまう。

そんな気がします。

はじめたら終りにつながる年になり あきオジ

親切をうける背中に雪がふる あきオジ

老人のこだわりは複雑になってきますね。
単純明快がいい。