数日前に小寒を迎えたばかりである。
小寒は別名、寒の入りとも呼ばれているくらいで
寒さはひとしおのこの頃である。
北国や裏日本からは大雪の便りもちらほら聞こえてくる。
一方、太平洋に面した当地は晴天が続き、日中はぽかぽか
陽気である。
そのせいか、菜の花畑が早くも満開となっている。
菜の花で埋め尽くされた広い畑にはどこまで行っても
黄色・きいろ・キイロが広がっているのである。
菜の花の 黄(き)のひろがるに まかせけり 久保田万太郎
そうかと思えば散歩の折、雪国などでよく目にする
猫柳が咲いているのにもお目にかかった。
色は冬空を思わせるような灰色である。
どこまでも地味である。(菜の花にくらべてだが)
花はふっくらとした柔らかいビロードのよう。
昔の人はそれを猫のしっぽに見立てて猫柳と名付けたらしい。
猫柳 高嶺は雪を 新たにす 山口誓子
房総は、早くも春の便りですねぇ。
菜の花と猫柳。
こちらも歩いていると、畑の一角に
菜の花が咲いてるのを見かけます、が
本の少し。淋しいです。早く咲きすぎ
じゃない?なんて声をかけたくなります。
(笑)猫柳は可愛いですね。冬を思わせる
灰色。ふっくらとビロードのよう…
詩人でいらっしゃいますね。素敵です。
猫柳、しばらく見てないです。
見つけたいなぁ。
コメントありがとうございます。
菜の花も猫柳もどちらも季語は春ですね。
たしかに、ちょっと早く咲きすぎの感あり。
そのぶん咲いている期間は長いですが。
おほめいただいてありがとうございます。
葉月さんのように俳句がうまくできないので
言葉で苦労したり、有名人の句を借りてきたり
しているだけです。
猫柳は子供の頃はよく見ましたがこの頃は
あまり見かけないですね。
見つけた時はうれしいです。