杞憂という言葉があります。あれこれと無駄な心配をすること、
と辞書にはあります。
片目が赤くなって驚いたのは一週間ほど前のこと。
少しずつですが、赤い部分が減ってきて今では
八割かた白目に復活しています。やれ、やれ、です。
こんなことで驚いて、ほかに心配することはないのか?
と叱られそうですが。(親が生きていればの話です)(笑)
杞憂という言葉があります。あれこれと無駄な心配をすること、
と辞書にはあります。
片目が赤くなって驚いたのは一週間ほど前のこと。
少しずつですが、赤い部分が減ってきて今では
八割かた白目に復活しています。やれ、やれ、です。
こんなことで驚いて、ほかに心配することはないのか?
と叱られそうですが。(親が生きていればの話です)(笑)
突然のことですが。朝、起床して鏡を見ると左の目が赤くなっていてびっくり。
正確には眼球の白い部分が充血したように赤くなっている。
症状は特に何もないです。かゆいとか痛いとか、まったく感じない。
目ヤニが出ているわけでもないです。
前日までの事を思い出しても、特別なことは何もしていないし思い当たる
ふしがまったく無いので原因がわかりません。
あえて言えば、前日に小旅行をしたことでしょうか。朝早く出かけ、帰宅は
夜の十二時くらいになりました。その疲れが出たとしか思えません。
人前に出るときは眼帯をつける必要があるかもしれません。
ノーベル賞作家カズオ・イシグロの『日の名残り』という本を読みました。
主人公のステイーブンスは由緒ある大貴族の屋敷で働く執事です。
彼は主人から長期休暇をもらい名車フオードに乗ってイギリスの田舎
を旅して周る。その旅行中にさまざまな過去の思い出を思い浮かべ
ながら語ってゆくというお話です。
読み始めたばかりの頃、私は英国の田園地帯を彼とともに旅することが
できそうだと考えていました。しかしすぐにそれは違うと思い始めました。
何故か。
これは作者が本当に旅したのではない、ガイドブック等を参考にした想像
の産物だろうということです。旅行回想記ではないのだからそれでいい。
作者が言いたかったことは物語の終わり近くになって読み取ることができ
ます。ステイーブンスは桟橋で夕日を眺めながら老人の男と交わす会話
です。老人が言う。「あんたの態度は間違っとるよ。昔ほど仕事がうまく
できない?みんな同じさ。後ろばかり振り向いちゃいかんのだ。後ろばかり
振り向いているから気が滅入るんだ。。人生楽しまなくちゃ。夕方が一日
で一番いい時間なんだ。足を伸ばしてのんびりするのさ」
この部分。読みながら自分に言い聞かせていました。同じ心境です。