りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

小さな喜び

2020年09月30日 | リタイア日記


利用している駐車場の一角、すみっこの方に小さな花壇が二つある。
これを管理している人はこの駐車場の持ち主のおばちゃんである。
或る日、車を駐車して出ていこうとすると、花壇の方から「〇〇さぁん~」
と私の名前を呼ぶ声がした。
例のおばちゃんが帽子をかぶり、マスクをし、長靴をはいた姿、
言い換えると完全装備の姿で花壇の手入れをしていたのである。
蚊を避けるためなのか、それとも日焼け予防のためなのか、出て
いるのは目だけだった。
私は「誰かと思った」と言って近づく。
花壇の持ち主以外の他人がそこにいるわけはないのだから、
誰だかわからないはずはないのだがそこは社交じれいである。
するとおばちゃんは「かすみ草を持っていきますか?」と言いながら
挟みで刈り取りさらに「これだけだとさみしいから赤いものも入れて
おきますね」と言って百日草を混ぜてくれた。
私は「いつもありがとうございます。きれいです。家内が喜びます」
と、目だけしか見えない宇宙人のようなかっこうをしたおばちゃんに
礼を言って花をいただいて帰ってきたのである。
妻に見せると案の定、わあきれい、と言って受け取っていた。
平凡な日常生活のなかにちいさな喜びはある。
ちいさな、ちいさな幸せがここに。
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台風一過

2020年09月25日 | リタイア日記


台風12号が信じられないくらい静かにおとなしく遠ざかっていった。

  外れても うれしい暴風 予報あり

国道沿いの緑地帯にコスモスが咲いているのが目に留まった。
   
  野分去り 無事を喜ぶ 秋桜かな

  
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さぼーるというヘンなやつ

2020年09月20日 | リタイア日記

          夾竹桃の花  

ブログの投稿をしばらく休んでいました。
前回やったのが九月六日だから二週間は経つ。
言い訳ではないが(言い訳などする必要がないが)
実はさぼーるといういやな奴に取りつかれたのである。
さぼーる、って何?
辞書によるとそれはサタンから遣わされた、いはば
悪魔の一種であるらしい。
神の世界では敵対するサタンというワルモノがいるのである。
それの手下というか使者にさぼーるというのがいる。
これにとりつかれると何もする気がおきない無気力状態に
陥るらしい。
冗談はさておき
この二週間というものPCを開くことはあまりなかったが
そうも言ってられないのでときどき、さぼーるに内緒で
開いてはいた。(笑)
或る日おばさんがやってきて名前と住所を確認したうえで
国勢調査と書かれた封筒を渡していった。
回収に来た時またそのおばさんに会いたくなかったので
ネットで回答することにした。
操作が面倒かなと思っていたがログインIDとアクセスキー
を入力すればあとは画面の指示に従ってやればよいので
思ったより簡単に済んだ。
妻のぶんも二人いっぺんにできたのでこれは便利かもしれない。
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オバマ元大統領からのメッセージ

2020年09月06日 | リタイア日記


Obama: Wear mask (マスクをつけ)
    practice social distancing (ソーシアル・デイスタンスを実行し)
    and follow the experts. (そして専門家の言うことに従おう)
    It'll save lives. (そうすれば命は救われます)

                         Twitter より
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古楽の楽しみ

2020年09月04日 | リタイア日記

  テレマン:室内楽名曲集

  バッハ:音楽の捧げもの

FMラジオで古楽の楽しみという番組がある。
目覚まし時計代わりに聴いているうちに、それまであまり親しめなかった古楽、主に
バロック音楽が好きになった。
特にプレゼンターの鈴木優人がいい。明快な語り口で分かりやすく解説してくれる。
鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者でもある。
現代ではバッハは音楽の父ともいわれ人気度は抜群である。
同時代の音楽家でテレマンという人がいる。
テレマンより現在ではバッハの方が人気があるが、当時は違った。
テレマンの方が圧倒的に支持され評価も高かった。
バッハは作曲家というよりオルガン奏者としての評価が高かった。
今、我が家にあるCDで二人の音楽を聴きくらべてみると、まさに
当時の(バロック時代の)人々が認めていた通りだという気がする。
一言でいうと、バッハは難解である。それに対してテレマンの音楽
の方が親しみやすくわかりやすい。
と、感じるのは私だけだろうか。
コメント (2)
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