りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

頭の良い子

2017年05月31日 | 日記

昨夜は中学二年の男子に英語を指導した。

はじめてついた生徒だった。

すぐにこの子は大変に利発な子であることが

わかった。集中力もあり性格も素直だ。

教えたことはすぐに理解し、それを次の問題の

回答に応用してくる。単語を聞いてもほぼ正確に

言い当ててくる。これはできる生徒だ。二、三年に

一人、二人いるかかどうか。

だが頭の良い子には一つだけ注意しなければならない

ことがある。それは利発な子はえてして「努力」をしない

ということ。頭が良いから努力しなくてもできる。

だがこれは誤解だ。頭が良いだけで通用するのは

ほんのいっときだけのこと。上に進むにつれて頭の良さ

だけでは通用しなくなるときがくる。

コツコツと努力して上がってくる子に抜かれる時が必ず

くる。

そこを理解して努力を惜しまずに頑張ればこの天才児にも

きっと将来の成長を約束できるものと信じる。

 

 

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一試合に満塁HRが二本とは

2017年05月27日 | 日記

土曜日の今日。六大学野球の試合が

珍しく民放で中継放送された。

慶應義塾大学対早稲田大学の第一戦である。

慶応大学には優勝がかかっている。

野球のだいご味はなんといってもホームランである。

なかでも満塁ホームランは最高だ。

きょうの試合でその最高ともいえるグランド・スラムが

慶大側に二本も飛び出た。打ったのは清水と柳町である。

なかでも柳町が放った満塁打は逆転されたあとでの

再逆転となる価値ある一発だった。

長い間見てきた伝統の一戦だがこれほどエキサイテングな

試合を見たのは初めてのことである。

野球のだいご味を堪能した試合だった。

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春に逝く人

2017年05月23日 | 日記

遅かった北国にもようやく春がきた。

桜はすでに散ってしまったが梅はまだ

姿をとどめている。芝桜やチューリップなど

一斉に咲きそろい、どこの家の庭先も華やかである。

ここ、北の都・札幌である。

だが、美しい花が咲くのも待たずに

血を分けたきょうだいが旅立っていった。

最後に握りしめた手。握り返してこないのが悲しい。

冷たい手だった。

       合掌

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つばめ飛び交う

2017年05月15日 | 日記

読書で疲れた目を休めるため窓から外の景色を

眺めていた。

どんよりと曇っている灰色の空を背景に数羽の鳥が飛び交って

いるのが小さく見える。

飛び方がするどい。つばめだ。

カラスやとんびなど、普通の鳥は一定方向に向かって

飛ぶが、つばめの飛び方は違う。急に向きを変える。

つばめ返しというやつだ。

そうやって飛びながら空中で昆虫などを捕食しているのだ。

散歩をしているとき水をはった田んぼの水面すれすれに飛んで

いるのを見ることもある。

つばめはどうしてあんなに早く飛翔することができるのだろうか。

季節は確実に初夏に向かっている。

 

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連休あけの仕事

2017年05月12日 | 日記

GWの長い連休も終わり、職場である塾へ出勤した。

教室へ入ると生徒の姿は見えずにシーンと静まり返っている。

教室長に聞くと中三生が修学旅行に行っているからとのことである。

この塾は個別指導といって一人の講師が三人の生徒を担当する

システムである。今日は修学旅行と関係のない高校生一人を受け持つ

ことになった。

いつもは英語の授業なのだが、学校の課題の小論文をやってもいいですか

と聞かれたので、いいよ、数学と物理以外ならなんでもOKさ、と答える。

生徒ひとりだけなのでこちらもヒマだから許可することにしたのである。

課題だというプリントを見ると加藤周一の評論が抜粋されていて

問題が二問ある。一問目はこの文を要約せよというものであるが既に書き

終えているようだった。二問目は文中の下線を引いた箇所についてあなたなら

どう思うかという問題である。

半分まで書いたところで読ませてもらう。基本ができていない。原稿用紙の

書き方である。さらには「です」「ます」調と「である」「~だ」調がごちゃまぜに

なっている。などなどを注意すると仕方なさそうに消して訂正し始めた。

さらに半分進んだところで読ませてもう。

文中に「すごいです」とか「超いい」などの話言葉が頻繁に使用されている。

いまどき中学生でもこんな文章は書かないぞ、と言って注意する。

文章、特に論文などを書く場合は話言葉と書き言葉はしっかり区別して

書かなければならないのである。

この生徒は来年の大学受験を目指している。

これで大丈夫なのだろうか。今から心配である。

 

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