雨が降っている。
「人生はひどいか、悲惨であるか、その
二つのうちのどちらかだ」と定義する人
がいる。
ウデイー・アレンさんという人が人生を
そう定義していると春樹さんがエッセー
のなかで述べていた。
だからもしあなたが何かひどい目にあった
としたらむしろホットしなくちゃいけないんだ。
というのである。
と、ここまで読んだところで、さて、自分は
これまでどんなひどい事、悲惨な事に出会った
のだろうかと考えてみた。
だがすぐには浮かんでこない。
逆に自分がしてきた事でひどい事や悲惨な事
の方がすぐに思い出せる。
というより、ふとしたときに、それは頭に
浮かんでくるのである。
それと共にあんなひどい事をしなければよかった
のにという後悔も伴って。
これ以上具体的な事柄はここでは述べることが
できない。
誰にも話せない、話したくない事の一つや二つ
どんな人にでもあることと思うけれど。
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