食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

システィーナ礼拝堂

2010-09-06 05:37:17 | 日記
 以前、教育テレビの日曜美術館で、ミケランジェロ特集を放映したが、、、、、


 最近面白いことを知った。


 ミケランジェロの代表作に、バチカン宮殿・システィーナ礼拝堂の「 天地創造 」という天井画があるが、これは、旧約聖書の中から有名な幾つかの場面を表現したものである。


 その中の一つに、神が右手の人さし指を差し出して生命を吹き込む 「 アダムの創造 」という場面がある。


 映画 E・T の中で、宇宙人と少年が指を付け合せる有名なシーンは、これをモデルにしたそうである。


 内容はずれるが、、、、、


 伴奏なしで歌うことを、アカペラ、とよんでいる。


 これは、システィーナ礼拝堂内で行われていた、ア・カペラという無演奏の合唱が起源になっているようだ。


 「 本当はアカペラではなく、ア・カペラというんだよ 」と、飲み会の席か何かの機会にウンチクされることを勧める。。。。。


 周知の事柄も、少し立ち入って調べてみると、面白い発見に出くわすことがある。

超高齢社会

2010-09-03 06:07:18 | 日記
 ある程度極端な考えを示すことにより、物事が膨らみを帯び、打開策の閃光が見える場合があるので、あえて提示してみる。


 超高齢社会が急速に進んでいく我が国。


 誤解を招く表現ではあるが、老人は生産をしない。


 これを支えていく我々現役労働者の租税、社会保障料の負担も増加し、当然ながら可処分所得が抑えられてしまう。


 そして、消費が抑えられ、景気は低迷する。


 この、構造的な超低経済成長期を早急に乗り切っていく方法が一つある。


 お元気な老人( 実際8割の老人は健康そのもの )が、年金を受給せずに生産を続けることである。


 若年労働者と高齢労働者のワークシェアリングを社会的に確立し、定年制自体を廃止するほどの思い切った改革を行うのである。


 一生働き続ける、といった悲劇の対価を払っていただければ、経済は成長する。


 ご老人達に、頑張っていただいてる間、早急に出生率を高め、現実に労働し、税金を負担する人口を増やすのだ。


 介護に関しても、同様のことが言える、、、、、


 介護を若い世代だけに任せるのではなく、元気な高齢者もその一端を担う制度を確立すべきと感じる。


 つまり、、、、、


 今日の繁栄を築いてくださったご老人には、誠に忍びないが、棺桶に入る前にもうひとはだぬいで、日本の為に働いていただきたい。


 


 


 

65年前

2010-09-02 06:17:13 | 日記
 65年前の今日、1945年9月2日。


 東京湾に停泊する戦艦ミズーリ号において、大日本帝国の降伏文章調印式が行われた。


 つまり、正式に第二次世界大戦が終了した日である。


 五千数百万人( ほとんどがヨーロッパ )の死者を出した、人類史上最悪な戦争が終結した日である。


 僕の記憶に誤りがなければ、ミズーリ号の艦上に掲げられていた星条旗は、ペリーが日本を開国させた際、黒船に掲げていたものと同じ星条旗だったと思う。


 「 飼い犬にかまれたよ 」 とでも表現したかったのだろうか、、、、、


 これより、1951年のサンフランシスコ講和会議まで、アメリカ軍の占領下におかれるのであるが、、、、、


 これは単なる軍事占領ではない。


 実質的な日本の属国化ともいえる、憲法の制定などの法例の公布などの政策が、占領軍の指示の下に行われたからである。


 独立回復後も、これらを撤回しなかったために、、、、、


 アメリカの属州、という屈辱的な称号を引きずりながら、今日に及んでいるのである。


 そして、、、、、


 戦争の勝者に蹂躙された急ごしらえの憲法を破棄し、2500年の歴史と伝統と文化を有する独立国家にふさわしい憲法を、自らの手で築造しなければならないと思う。