明日、Cwave(ネットテレビ)のゲストは、東進ハイスクール、地理講師の山岡信幸先生です。 東進ハイスクールきっての実力派、林修先生レベルの売れっ子講師。 左に偏っているところが難点ですが、本家本元地理学者としての学術トークは、国内最高レベルです。 お酒もはいることですし、先生とケンカしないよう今から自重しております。
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昨日の投稿に関連して、「歯科基礎医学会」の抄録に興味を引く抄録がありましたので、コピペ、しました。 この研究を広げてゆくと、味覚障害、糖尿病と味覚障害、悩み事や発熱時など何を食べても美味しく感じない(昨日の抄録にも絡みますが、自律神経も関与)、状態の解明の一助になるかもしれません。 ちなみに、味覚障害と味音痴は全く別でして、味音痴の方は(僕も含めて)、身銭を切って美味しいものを食べましょう。
以下~~ 九州大学【 インスリンシグナルは味細胞の分化・増殖に関与する 】 本研究では,全身のエネルギー代謝に重要 な役割を担うホルモンであるインスリンに着目し,その末梢味覚器における働きを探索した.ま ず,RT-PCR と免疫組織化学的解析の結果,インスリンレセプター(IR)はマウス味蕾において甘 味感受性味細胞(Tas1 R3 陽性細胞)や酸味感受性味細胞(GAD1 陽性細胞)を含む味蕾全体に広く 発現していることわかった.さらに,新たに開発された 3 次元幹細胞組織培養系である味蕾オル ガノイドを用い,インスリンシグナルの味細胞の分化/増殖過程に対する影響を検討した.その 結果,培地中に添加したインスリン濃度依存的にオルガノイドコロニーに含まれる味細胞の数, 各種味細胞マーカー mRNA(nucleoside triphosphate diphosphohydrolase-2,Tas1 R3,gustducin, carbonic anhydrase 4)の発現量が有意に減少することが明らかとなった.また,インスリンによっ て活性化され,細胞分裂や生存などの調節に関わる mammaliantarget of rapamycin(mTOR)経路を 薬理学的に阻害するとこの減少効果は抑制され,コロニー中に含まれる味細胞数の有意な増加が 認められた.以上の結果から,インスリンは末梢の味細胞に発現する IR を介して直接作用し,下 流の mTOR 経路を活性化させることで味細胞の分化/増殖を調節している可能性が示唆された.
数年前、東北大学歯学部で(所属、講座は調べておりません)、高齢者における味覚の検査を行ったところ、甘み、塩味、酸味、苦味の 4味については正常でありながら、うま味に関しては異常を示す例がかなりあったと報告されております。 このことは、特に高齢者が、うま味がわからないことで、食欲不振につながり、健康面に支障をきたす原因の一要因として考えられます。 偶然、本日開催の「歯科基礎医学会」の抄録を見ましたら、東北大学歯学部(先述の内容と、今回の演者先生との関係は不明)で、同様の研究報告がありましたので、コピペ、しました。 「歯科基礎医学会」がネット公開しており、著作等に関しての記載はありません。 以下~~~ 【うま味によるヒト小唾液腺における味覚―唾液反射について】 今回は,大唾液腺で知られている「うま味」刺激による味覚―唾液反射が,小唾液腺にも存在 するか否かについて分泌機序を含めて検討した.その結果,「うま味」刺激は,甘味・塩味・苦味 刺激よりも統計学的に有意に多い,酸味刺激と同等の小唾液腺唾液の増加効果を示した.その効 果は,酸味刺激よりも長く持続した.また,小唾液腺における反射性唾液分泌には「うま味」の 相乗効果がみられた.さらに,小唾液腺における反射性唾液分泌において副交感神経による調節 機構の関与が認められた.「うま味」は,味覚―唾液反射を介して口腔ならびに全身健康の維持に 強く関わっている. ~~~ 今後の、展開が期待されますね。
歴史好き歯医者のひとり言~ おととい、BS – 朝日で、映画「男と女」の誕生秘話を放映しておりました。 フランシス・レイのテーマ音楽が有名ですね。 フランシス・レイ。 失礼ですが、人生に残された時間よりも過去の記憶が重くなってきた人たちの琴線に触れる作曲家です。 彼の代表曲の一つに、「白い恋人たち」があります。 映画「白い恋人たち」のテーマ曲です。 1968年、フランス・グルノーブルで開催された冬季オリンピックを、聖火リレーから競技までナレーションなしで、延々と追い続けた記録映画でして、市川崑監督の東京オリンピック」という記録映画をお手本にしています。 オリンピック記録映画の先駆けは、1936年、夏季ベルリンオリンピックでヒットラーがつくらせた「美の祭典」です。 ナチスドイツの政治的安定と、ドイツの経済復興を国際社会に誇示することを狙っておりました。 目的の如何は別として、ギリシャからの聖火ランナー、ラジオ、テレビによる実況中継を初めて取り入れたのが、このベルリンオリンピックです。 映画「男と女」から話が明後日の方向にいきましたが、フランシス・レイ、と聞いて、鼻歌を歌える方は、それなりのご年齢ですね。
歴史好き歯医者のひとり言~ ヨーロッパの公園には、中心部にレストランがあります。 手探りで欧米文化を取り入れていた明治時代、日比谷公園の中に瀟洒な洋風レストランが誕生しました。 『 松本楼 』です。 現在、中国から国家主席、それに準ずるクラスの人物が来日する際、しばしば非公式の夕食会が、この松本楼で催されます。 何故、松本楼なのでしょう? 近代中国設立の父、孫文。 多額の資金援助により、彼の革命の後ろ盾となった人物が、このレストランに深く関わった方のようです。 中国では、「水を飲む人は、井戸を掘った人の恩を忘れない」 という諺があります。 田中角栄元首相同様、松本楼は中国にとって、偉大なる恩人なのです。 ちなみに『 松本楼 』で有名なのが、年1度の「10円カレー、チャリティー」。1971年、過激派の放火により、松本楼は炎上してしまいました。しかし、全国からの厚い支援のもと、チャリティーで再びオープンすることができます。この恩返しとして、「10円カレー」を催しているのです。 銀座界隈に出向いた際は、日比谷公園に立ち寄り、松本楼のカレーに舌鼓しながら、歴史を堪能するのも逸楽でしょう。 孫文と時を同じくして、革命運動に散った女性に、秋謹(しゅうきん)がいます。大地主の家に生まれ何ひとつ不自由なく暮らしていましたが、それを捨てて、単身、日本に留学し、その後半生を革命運動にささげます。 逮捕、処刑に臨み、「秋風秋雨、人を愁殺す」の一句を残しました。 時に、30歳余だったといいます。 初秋の候、窓を開けるとひんやりした外気に肌が包まれました。