NHKの「ラジオ深夜便の集い」が身延町であったので参加した。
仕事仲間のMさんも一緒に参加した。
Mさんは身延方面の地理が詳しいとのことだったので、道案内をお願いした。
会場の身延町文化会館はずいぶん立派な施設だった。
参加者は高齢者が多く、見たところ私たちは一番若いグループのようだった。
第1部は江宮隆之氏の「白磁の人」の講演会
江宮さんは想像していたよりずっと若かかった。
昨年が浅川巧の生誕100年没後60年の節目の年だったので昨年は話題になることが多く、映画も作られた。
それぞれの国に固有の文化があって、尊重すべきとの認識は今でこそ当たり前だが、100年前の時代にそれを実践した点で立派な人だ。
ただ、浅川巧が立派であることは確かだが、一方で、それを認め、受け入れた当時の朝鮮の人々も立派だったとの発言があった。
なるほどと納得した。
第2部はアンカーとの交流会。
須磨佳津江さんと伊藤健三さん。
二人が身延町内の散策の様子や印象を語り合い、その後質疑応答が行われた。
二人の語り、声のトーン、描写力さすがだった。
第2部終了後に行われたミーティングでは、NHK甲府や番組に関する意見や要望を聞く会が行われた。
質問や意見を即座に判断して的確に答える様子はさすがNHKと感心した。