おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「終末のフール」 伊坂幸太郎

2006年06月15日 16時06分53秒 | 読書

雨の日は、「早く帰ってね」と言われます。月給制だからお得です。

 

 

 小惑星が地球に衝突し、地球自体がなくなると発表があったのが8年前。それから、5年後の仙台の町を舞台にしてます。初めの5年間は、自暴自棄になった人たちが、殺人・略奪・暴行・脱出をしていたのですが、あと3年間を平穏に暮らそうとそれなりに落ち着いてきた状態の町です。いつものように、伊坂幸太郎の作品は、連作集になっていて、最後にはつながるのですが、このような絶望的な状況になっても、みんな、どう生きるべきか?よりよく生きよう、自分らしい生き方とは?と模索します。

 確実に終末が近づいてきているのですが、何か救いのようなものがあります。これは、伊坂幸太郎の他の小説にも感じたのですが、終末を感じながらも、いやそんなことはない。人間は、もっと何かを出来るはずみたいな作家の考えが少し、感じられるのです。ちょっぴり、涙も出ました。それにしても、最後の章では、変な宗教団体みたいなのも出てきて、終末には、怪しげな宗教は、つきものなのですね

 

 

ケロ子さんのブログで、紹介されてた「チョコレート効果+コラーゲン」です。結局、買ってしまいました。思ってたより、おいしかったです。

 

 

事務所で私用に支給されたキティちゃんのつっかけです。事務所は、普通のマンションなので、つっかけをはくのは、ピンポンが鳴ったときと、ベランダの掃除をするときくらいです。

いつの間にやら、事務所にキャラクターグッズが増え始めました。
あららー

コメント (18)
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