決死の覚悟で「京の夏の旅 京都 通常非公開の名建築と夏の庭探訪」に申し込んだ私達。
コース検索/選択 | 京都定期観光バス (kyototeikikanko.gr.jp)
私は、前々から「祇園閣」に行ってみたかった。そして、智積院の堂本印象の襖絵も見たい。もちろん「六盛」の手をけ弁当も。←40年以上前に食べたのが最後・・・
当日は、安定のJR遅延。早めに出て乗り場で友達を待つ。係員に聞くと「これだけ暑いとそんなにお客さん多くないんですよ。当日でも全然OK。比叡山や川床料理や保津川下りは、混むけど」とのこと。確かに~その日の参加者は11人だった!
バスも空いてるし(1名でも催行可)良かったよ。
まずは、御室の仁和寺へ。黒書院御殿やお庭を拝観。
2023年に藤井八冠が竜王戦を。
仁和寺は、宇多天皇が建立。どうやら猫がお好きだったようで。猫関連のお守りやおみくじ多し。
御朱印帳3冊目。私が死んだら、お棺の中に入れてもらう。
季節限定の切り絵も。下の方に小さい猫ちゃんがいるでしょう。
もっとすごい御朱印もあるのだけど、それは本堂の方まで行かないといけなくて、暑さで無理~
お昼は、六盛の手をけ弁当。40年以上ぶりに食べる。やっぱりおいしい。小さいものがたくさん入ってるのがいいね。麩饅頭も入ってます。ご飯は、山椒と鱧の炊き込み。おいしかった~ここは、カフェタイムは、スフレがあるのよね。食べたかった~
食後は、祇園閣へ。元財閥大倉喜八郎の別荘だったところ。祇園祭の山鉾を模している。
↑入口
内部の左右の壁画が素晴らしい。一番上に上がって京都市内や遠く大阪まで見渡せる。3階まで上がったってことだけど、実際は5階の高さ。そして階段がとても急で怖かった。ここでこけては、大変と手すりを握りしめる。
長年見たい見たいと思っていたので大満足。
この祇園閣へは、知恩院の前にバスが止まって円山公園を抜けて行くんだけど、いもぼうが。海老芋と棒鱈のたいたんで有名なお店。ここは、60年前に祖母たちに連れられて来たことが。思わず「いもぼう!」と声を張り上げる。有名で高いお料理だけど、子供には全然あかんかった。「食べるもんない」とふてくされて、お芋をつつきまわしていたような。
長楽館前も通る。ここもカフェやってるし、いつかは行かねば。しかし暑い~倒れそう~
次は智積院へ。
お庭を眺めるところは涼しいけど、暑い。でも、堂本印象の襖絵を拝見できて、良かったわ~通常非公開エリア。それが、描かれたのが昭和33年1958年。私と同い年。ああ~もう~
昔、堂本印象美術館へこの友達と行ったのも40年以上前。
私達の思い出は、全て40~60年前か・・・
京都のお寺や神社は結構行ってる。智積院では、長谷川等伯の襖絵の宝物館もあるんだけど、等伯は東京国立やその他の展覧会でよく見ているのでパス。
智積院会館のロビーで休憩。抹茶アイス。
とにかくあまりの暑さに皆さん、時間より早め早めに集合するので「巻いた感」いっぱい。帰りの京都駅到着も予定より30分早かった~
京都駅。
帰りは安定の「進々堂」でパンを買う。そして伊勢丹で靴を買ってしまったよ。
ヨシノヤの靴が、セールで半額。又、10年は履くだろう。当日履いてた、かねまつの靴が12年前に買ったもので、それと交代。
ピアノブラックの夏用のパンプス。側面がメッシュ~私は夏場でもサンダルがダメなんで。と言うのは、こけた時に怪我するから・・・一回、爪が大変なことになってしまって。それからは、先や側面がないのは、買わない。
今回は、令和の米騒動から思い切って行ったんだけど。年いってお寺やお城巡りはきついと思う。エレベーターがあるところならいいけど、階段、それも急な階段だとね。参加者で、かなりご高齢の方は、降りる時両手をしっかり手すりに持ってはったもん。
これが最後のチャンスやったんかも。
暑い夏の一日、しんどかったけど何事もなくて良かったよ。仁和寺や智積院のあたりは、あまり観光客も来ないのか空いていた。竜安寺の前も通ったけど、ここへ行ったのは50年前かな?
全ての思い出が古すぎて~それにも驚愕。
帰って洗濯物取り込んで、お風呂に入って↑のパックで消炎。
でも、本当、行けるうちに行かないと行けなくなるんやわ。
行って良かった~六盛、良かった~スフレ食べたーい。